インフルエンザが流行っているが、
今年は予防接種しても罹る人が多い。
タミフルが効かない人も多い。

明らかにインフルでも、簡易検査陰性の時に困る。
検査時期が早いのか？
偽陰性なのか？

タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタを行くかどうか？
迷った時には、麻黄湯か葛根湯の出番だ。
私自身、うつされたかな？と思ったら、葛根湯をなめる。


喉が詰まる「咽頭神経症」には、半夏厚朴湯。
イライラには、抑肝散、そして抑肝散加半夏陳皮へ。
不眠症には、加味帰脾湯。

全身倦怠感、衰弱には、補中益気湯、十全大補湯
フラッシュバック（ＰＴＳＤ）には、
桂枝加芍薬湯と四物湯・・・・・

被災地の状況を交えながらの講演だった。

ストレスと漢方。
とても相性がいい。

漢方は免疫療法。
漢方は統合医療。
漢方は総合診療。

漢方こそ、超高齢化社会の切り札であることを強調した。

今度、被災地をたずねる時は、漢方薬を運ぼう。