「自分の人生にこんなことがあるとは
考えたことも無かった。でもがんと闘っていく」
というようなことを必ず言う。

マスコミは、それを美談として報道する。

しかし申し訳ないが、
当たり前のことが当たり前に起きただけなのだが。
タバコと酒が揃えば、食道がんと決まっているのだが。

分かって吸っているのならいいが、
がんになってから、慌てたり後悔したりする。
やはり、「騙されている」ことに気がつくひとが増えて欲しい。

拙書、「禁煙で人生を変えようー騙されている日本の喫煙者ー」
http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_athr_dp_sr_1?_encoding=UTF8&search-alias=books-jp&field-author=%E9%95%B7%E5%B0%BE%20%E5%92%8C%E5%AE%8F
を読みなおしてみた。

我ながらいい本だと思った。（恥）

毎日、タバコを吸いながら咳が止まらない患者さんが
１０人は来る。
なんとも虚しい。

医療者でもこれが分からない人が沢山いる。
ニコチンの呪いとしか言いようがない。
取りつかれた医者が、問題を複雑にしている。

ある医大では、喫煙者を入学させない。
すると国家試験の合格率が急上昇したとか。
それでいいのだ。

当たり前のことが当たり前でない日本。

本当に不思議な国。

タバコが容認されていて
受動喫煙も容認されている。

医師会は一体何を考えているのかな？

東京都医師会は、拙書をちゃんと紹介してくれた。

しかし兵庫県も尼崎市も無視。
まあ、それが医療界の常識なのか。

でも医者がやらなきゃ、誰がやる！