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慢性期医療の診療の質の評価

2012年04月21日(土)

朝から、慢性期医療展2012の「慢性期医療の診療の質」のシンポジウムの座長。
慢性期医療協会の病院が、診療の質を競う時代に変化しつつあるのが、現実だ。
一方、在宅医療の、情報公開、診療所の質の評価は、相当に立ち遅れている。
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3氏の講演を拝聴してからシンポジウムに入った。

・武藤正樹先生(国際医療福祉大学教授)
・飯田達能先生(永生病院院長)
・矢野諭先生(日慢協 診療の質委員会 委員長)

武藤先生は、P4Pを巡る話題について、
飯田先生は、永生病院でのクリニカルインヂケーター(CI)の取り組みについて、
矢野先生は、日慢協としてのCIへの取り組みについて講演された。

慢性期医療協会の療養病床は、昔の「いわゆる老人病医」ではない。
キュアもケアも大切にする病院群。
大変難しいテーマに挑んでいる。

一方、在宅医療界はどうだろうか?
まだ評価までいかない。
報告の段階がやっとこさ。

それも看取り数とか往診数とか大雑把な数字だけ。
患者さんの満足度に関する、外部評価の類はまだない。
非常に考えさされるシンポであった。

やるべき課題がまだまだある。

インテックス大阪には10万人の来場者と聞いた。
まさに、慢性期医療・介護の時代を肌で感じた。

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この記事へのコメント

私は都合で19日しか時間がなくて,行ってきましたが、正直言って出展者がだいぶ少なくなっているなと感じました。私の次男が身体障害者なので、母親の目線で見た来ました。自宅での入浴がいかに自分で出来るか?介護者の私が楽に出来るか?(私6月で64才)排泄の問題も(今は紙パンツ)以前つどい場さくらちゃんの講座で京都のむつき庵の理事長のお話を聞いていましたので、ヒントを何か獲る事が出来るか、課題(おおげさですね)をもっていたのですが、両方とも残念でした。雨がずっとしとしとですが降っていたので、疲れました。

Posted by 足立栄子 at 2012年04月22日 11:43 | 返信

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