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有料老人ホームでの講演

2012年04月21日(土)

午後、大阪のある有料老人ホームで、「老い」について講演。
入居者さんの御家族さんには、熱心に聞いて頂いた。
今後、老人ホームを含む施設での看取りが、大きなテーマだ。
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施設での講演は、今は年初めて。
昨年の12月30日はグループホームで講演したが、
それからまもなく、1月1日に亡くなられた。

その前に講演していて本当に良かった!
その施設では、看取り第一号だった。
もし講演をしていなければ救急搬送だった!?

今日の施設では、昨年は看取りが1例だったそうだ。

photo36.JPG 考えてみらば老人ホームや特養は
看取りに最も近い場所だ。
ついの住処ならば、「間際の救急搬送」は避けて欲しい。
尊厳を大切に、楽しいで欲しい。

認知症の新薬、胃瘻などについて1時間話した。

5月の石飛先生とのダブル講演の
練習のような講演だった。

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この記事へのコメント

本日、ホームにて講演を聴かせて頂きました。 昨年9月より母が入居させて頂いています。

2005年に父が亡くなり、その1年ほど前から認知症の兆候があり、うつかもということで病院にかかり、
アリセプトと抑肝散を処方されていましたが、他にもコレステロール、血圧などたっぷり薬を飲んでいました。2年前に認知が進み、かかりつけの先生と相談し、全ての薬を中止しておりました。
でも体調は変わらず、母も私も薬を飲む、飲ませるというストレスからも開放されました。

昨年8月に急に母の意識レベルが下がり、同時期に末期がんの主人も肺炎にかかり入院し、私一人で介護
が出来なくなり、入居を決めた次第です。
母は今日の先生のお話のとおり、自然に枯れて行くのが理想だと思い、余計な投薬はひかえてもらっています。

主人は入院したその日に気管挿管を勧められましたが、苦しい上にまた痛い思いもし、話も出来ず、抜いた後もリハビリがあり、そのうちに命も尽きるのなら、今夜逝ったほうがしあわせなのかも・・・と子ども達とも話し合い、病院の先生には叱られましたがお断りしました。
その後2ヶ月で主人は亡くなりましたが、わずかですが好きなものも食べ、話もでき、生きているうちに言っておく事、聞いておく事ができたと思います。
容態急変のときは先生も私たち家族も延命はしないということで静かに見送れました。

母も主人も自分で死に方を決められない状況で、私が苦しい難しい判断を迫られる事になったわけなので、私は元気なうちに子どもたちへきちんと伝えておきたいと思います。

今日は先生のお話から改めて考えなければと思いました。 ありがとうございました。

Posted by 四谷 康子 at 2012年04月21日 09:58 | 返信

確かに、老人介護施設で最期を過ごすということは考えていませんでした。施設として対応出来るようにしておくことで、患者さん、家族、施設、病院の全てにメリットが出るのではないかと思います。
介護施設での啓蒙活動、頑張ってください。

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