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お薬好きへの処方箋
2012年05月19日(土)
今夜は遅くまで医局会でお薬処方の議論をした。
強引なジェネリック誘導政策への疑問が噴出した。
お薬好きな患者さんにどう対応するかが今後重要。
7種類以上の投薬は、医師に280円のペナルテイがある。
しましお薬を減らそうとすると怒る患者さんが多い。
騒ぎが収まらないので7種類以上の投薬を余議なくされる。
一方、多剤投薬は薬局は喜ぶ。
1種類の投薬より3種類の投薬(服用方法3種類)だと収入が3倍になるという。
調剤の手間がかかるからだろう。
医者が喜べば患者が泣く。
患者が喜べば医者が泣く。
医者や患者が喜べば(1種類の投薬)、薬剤師は泣く。
薬剤師が喜べば、医者は泣き、患者は・・・?
なぜ医者ばかりが、ペナルテイを受けるのか。
医者が悪いとは限らない場合が多い。
そんなに多剤投薬を取り締まりたいなら他にいい方法がある。
そこで、累進課税のようなルールを考えてみた。
7種類以上の投薬なら、処方箋料や薬剤料は割り増しにしたらどうか。
あるいは、7種類以上は健康保険が効かないとか。
そうなると遠足のおやつと一緒で、一挙に6種類以下になったりして。
しかしそうなると製薬会社が泣く。
日本発の創薬がますますできにくくなる。
あと、一般名処方とジェネリック処方についてもややこしい。
人気の無いジェネリックを処方して「変更不可」に丸をすれば
事実上、特定の薬局しか利用できなくなる。
厚労省は、なぜこんな変な制度を取り締まらないのかな。
よくわからない。
私の主張は昔からひとつだけ。
ジェネリック局を作り、厳しく管理して
「安かろう良かろう」、のジェネリック薬にする。
その気になればできるのにやってくれない。
お薬好きな患者さんへの啓発を国家戦略として
考えるべきだ。
今のような医師をいじめるだけの方策はおかしいのでは。
連日の深夜の看取り。
寝る時間が無い。
こんな酷い状態で八尾に講演に行く。
大丈夫かいな。
いつもそう思うが、今までは大丈夫だった。
平穏死はライフワークなので、布教に行ってくる。
しましお薬を減らそうとすると怒る患者さんが多い。
騒ぎが収まらないので7種類以上の投薬を余議なくされる。
一方、多剤投薬は薬局は喜ぶ。
1種類の投薬より3種類の投薬(服用方法3種類)だと収入が3倍になるという。
調剤の手間がかかるからだろう。
医者が喜べば患者が泣く。
患者が喜べば医者が泣く。
医者や患者が喜べば(1種類の投薬)、薬剤師は泣く。
薬剤師が喜べば、医者は泣き、患者は・・・?
なぜ医者ばかりが、ペナルテイを受けるのか。
医者が悪いとは限らない場合が多い。
そんなに多剤投薬を取り締まりたいなら他にいい方法がある。
そこで、累進課税のようなルールを考えてみた。
7種類以上の投薬なら、処方箋料や薬剤料は割り増しにしたらどうか。
あるいは、7種類以上は健康保険が効かないとか。
そうなると遠足のおやつと一緒で、一挙に6種類以下になったりして。
しかしそうなると製薬会社が泣く。
日本発の創薬がますますできにくくなる。
あと、一般名処方とジェネリック処方についてもややこしい。
人気の無いジェネリックを処方して「変更不可」に丸をすれば
事実上、特定の薬局しか利用できなくなる。
厚労省は、なぜこんな変な制度を取り締まらないのかな。
よくわからない。
私の主張は昔からひとつだけ。
ジェネリック局を作り、厳しく管理して
「安かろう良かろう」、のジェネリック薬にする。
その気になればできるのにやってくれない。
お薬好きな患者さんへの啓発を国家戦略として
考えるべきだ。
今のような医師をいじめるだけの方策はおかしいのでは。
連日の深夜の看取り。
寝る時間が無い。
こんな酷い状態で八尾に講演に行く。
大丈夫かいな。
いつもそう思うが、今までは大丈夫だった。
平穏死はライフワークなので、布教に行ってくる。
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この記事へのコメント
看取りって、お医者さが、いつもいつも、何時間も居なきゃいけないのですか?
長尾先生みたいに、丁寧に診療をしていらっしゃるお医者さんだから、医療訴訟も無いのでしょうね。
でも、ケアマネジャーの研修会で、看取りのお話をして下さった、女性医師は癌なんかだったら、何時息を引き取るか、分からないので、ゴルフの幹事役だったので、仕方なくゴルフに行って、途中で、携帯に「亡くなりました」とTELが入って、ゴルフが終わってから、死亡診断書を書きに死んだ患者さんのお家に行ったと仰っていました。
私の母も、一応、お医者さんの携帯番号は教えて貰っているのですが、なるだけ、夜が明けてから、連絡したいとは思っているのですが、そうできるかどうか、分かりませんが、病院で死ぬよりよっぽどマシです。
患者さんと患者さんの家族の同意があれば、息を引き取ったその瞬間に、立ち会わなくても、良いのではないかと思いますが。
老人の介護保険の場合は特に。患者さんや、患者さんの家族に、意見を聞きたいです。
Posted by 大谷佳子 at 2012年05月19日 02:54 | 返信
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