連日、外来やメールでの、胃瘻関連の相談が舞い込む。
往診先では、深夜まで相談にのる。
さまざまな欲望とクレームが、通り過ぎて行く毎日。

同じような講演を続けるのも芸が無い。
しかしいくら講演しても何も変わらないのが現実。
講演というやり方では、限界があると最近感じる。

書籍でもダメ。
映像が一番。
しかしやはりどうしたら多くの人に伝わるかを考えると難しい。

それでも気を取り直して、本を書いている。
１０分で新聞記事を書き、１時間で雑誌記事を書く。
その間に本を書く。

今月末までになんとか２冊。

そんな孤独な作業に埋没している。
６月１３日からスイスの死の権利・国際連合に出席予定。
それまでにやり遂げる宿題が沢山ある。

今日はこれから、関学で医療制度、尊厳死の講演に。
その後、往診を挟んで雑誌の対談取材が待っている。
あっという間に時は流れて行く。

今月、５４歳になる。