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患者・家族と医療をつなぐNPO
NPO法人「架け橋」 設立シンポジウム
2012年05月28日(月)
患者・家族と医療をつなぐNPO法人「架け橋」の設立シンポジウムに参加。
5歳の子供さんを医療ミスで失った豊田郁子さんが理事長を務められる。
医療事故調議論が停滞しているが、こうしたNPO活動に大いに期待する。
NPO「架け橋」設立シンポ
「医療事故は、それを起こしてしまった医療者にも深い傷を残します。
精神的に追い詰められてしまっている人も少なくありません。
もう誰も医療で傷ついて欲しくないという思いからNPOを立ち上げました」
と代表の豊田郁子さんがあいさつをされた。
慶應義塾大教授の浅野史郎さんが宮城県知事に就任したとたん、
県庁内の裏金づくりをオンブズマンに指摘され
「逃げたい・隠したい・誤魔化したい」と最初思い、「架け橋」と同じ
「逃げない・隠さない・誤魔化さない」という考え方に辿り着いた裏話、
そして、白血病患者としての体験・注文を話された。
シンポジウムでは、
鮎澤純子さん(九大・薬学)、
内野直樹さん(産科医)、
尾藤誠司さん(医師で「医師アタマ」著者)、
宮本哲也さん(厚労省医療安全推進室長)
立花栄之さん(医療事故遺族)が登壇。
豊田さんは、新葛飾病院の清水陽一先生のもとで
医療事故の相談活動をされてきたそうだ。
これまでも、相当な実績を残されている。
清水先生といえば「うそをつかない医療」で有名。
しかし御病気で他界された。
大学の先輩だが、面識が無く旅立たれたことが残念だ。
コムルの辻本好子さんの活動を思い出した。
医療裁判ではなく、当事者同士の努力で医事紛争を
解決するNPO団体を応援したい。

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