- << 認知症でもリビングウイルはある!?
- HOME
- 缶詰め >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
尊厳死法制化議連、第二回総会
2012年06月06日(水)
今年2回目の超党派からなる尊厳死法制化議連の総会が開催され出席した。
第2案の素案が示され、日本医師会と日本弁護士会が意見を述べ議員さんも意見交換。
この会議に出席するのはこれで6回目だろうが、少しずつ議論は進んでいるようだ。
第2案の素案が示され、日本医師会と日本弁護士会が意見を述べ議員さんも意見交換。
この会議に出席するのはこれで6回目だろうが、少しずつ議論は進んでいるようだ。
第2案は、延命処置の不開始のみの法案と中止のみの法案の2つが提示された。
日本医師会は、いくつかの問題点を指摘し、依然として慎重姿勢。
日本弁護士会は、患者の権利基本法が優先すっるとし、反対姿勢を明確にした。
この法律案は、リビングウイルを表明した人にだけ適応されるもの。
リビングウイル協会の会員12万人は、日本の人口の、0.01%。
その人にだけ適応される法律を作って何の意味があるとの指摘。
アメリカでは、41%の国民がLWを表明している。
世界では、20ケ国でLWが法制化されている。
世界的にみれば、日本は最後尾を行っている。
終末期のガイドラインがあるから法整備は必要ない、という意見も。
がイドラインは、誰も知らない。医師も国民も。
その結果が現状なのだ。
ガイドラインと法律は、補完関係にあるもの。
法律ができて初めて、ガイドラインが周知される。
平穏死の啓発がなされる。
在宅ではみな平穏死。
しかし病院ではそれが難しいのが現実。
そのためにもガイドラインの法律での担保が必要。
議連は牛歩の歩み。
世界一幸せな国だ。
しかしこのままではもたない。
私に言わせれば、社会保障・税一体改革は、
終末期議論と一体で考えるべきだ。
そのうちに国民も気がつくことだろう。
メデイア関係は30~40人程度、全員で100人位の会議。
次回は、障害者団体と日本尊厳死協会が意見陳述するそうだ。
7月3日の東京弁護士会主催のシンポはその前哨戦になるのだろう。
議連総会の詳細は、m3の橋本佳子さんの
記事をご参照ください。
http://www.m3.com/iryoIshin/article/153998/
日本医師会は、いくつかの問題点を指摘し、依然として慎重姿勢。
日本弁護士会は、患者の権利基本法が優先すっるとし、反対姿勢を明確にした。
この法律案は、リビングウイルを表明した人にだけ適応されるもの。
リビングウイル協会の会員12万人は、日本の人口の、0.01%。
その人にだけ適応される法律を作って何の意味があるとの指摘。
アメリカでは、41%の国民がLWを表明している。
世界では、20ケ国でLWが法制化されている。
世界的にみれば、日本は最後尾を行っている。
終末期のガイドラインがあるから法整備は必要ない、という意見も。
がイドラインは、誰も知らない。医師も国民も。
その結果が現状なのだ。
ガイドラインと法律は、補完関係にあるもの。
法律ができて初めて、ガイドラインが周知される。
平穏死の啓発がなされる。
在宅ではみな平穏死。
しかし病院ではそれが難しいのが現実。
そのためにもガイドラインの法律での担保が必要。
議連は牛歩の歩み。
世界一幸せな国だ。
しかしこのままではもたない。
私に言わせれば、社会保障・税一体改革は、
終末期議論と一体で考えるべきだ。
そのうちに国民も気がつくことだろう。
メデイア関係は30~40人程度、全員で100人位の会議。
次回は、障害者団体と日本尊厳死協会が意見陳述するそうだ。
7月3日の東京弁護士会主催のシンポはその前哨戦になるのだろう。
議連総会の詳細は、m3の橋本佳子さんの
記事をご参照ください。
http://www.m3.com/iryoIshin/article/153998/
- << 認知症でもリビングウイルはある!?
- HOME
- 缶詰め >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
私の叔父の未亡人は近所の弁護士御夫妻に仲良くして頂いてると申します。
その弁護士さんが相当のお歳で、足腰が弱くならたらしくて、サービスを利用しようと思われました。
ケアマネジャーが来て、「桜、猫、電車の言葉を覚えて下さい」と言うので、弁護士さんは、「ハイ」と答えました。それから、別の話題になって、数分したら、ケアマネジャーが「私は、さっき、なになにを覚えて下さるように言いましたか?」と聞くが、さっぱり覚えていなかった。すると、ケアマネジャーは「あ、認知症だ」と言ったそうです。
弁護士さんは「人権蹂躙だ!帰ってくれ!」とカンカンに怒りだしたそうです。
その話を聞いて、弁護士夫人も私の叔母も大笑いしたけど、「桜、猫、電車」或いは「梅、犬、自動車」を忘れると、「認知症にされる」と皆、脅えているそうです。
弁護士さんは、「介護保険」その物を、いかがわしいモノと思っていらっしゃるんじゃないでしょうか?
まあ、弁護士さんは皆、お金持ちだから、適当に、有料老人ホームに入られるのでしょうけどね。
Posted by 大谷佳子 at 2012年06月10日 01:35 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: