尊厳死の話を分かりやすく伝えることが自分の役割だと思う。
意外と難しいのだ。
しかし大切な仕事。

行政、議員、市民、ＮＰＯらが、まじくった会だった。
種を明かせば、「つどい場　さくらちゃん」主催の勉強会。

２次会では、福祉を勉強する学生と教える大学教員と飲んだ。
彼らは、難しい理論を持ち出すが、私には良くわからなかった。

福祉学科の学生や看護大学の学生に
最近、言いたいことがある。

理論ばかりで現場がおろそかになっていないか？

大学で理屈いじりばかりしていたら、４０歳を超えると
世間に出るのが怖くなる。

象牙の塔の中で、他人の理論の批判に終始する生活となる。
批判はすれど、誉めることはしない。

もっと書を捨てて、街へ出るべきではないのか！？
現場にこそ真実がある。

こんな陳腐な言葉を、福祉の学生、看護大学の学生に言いたい。

「福祉」のための「福祉学」、
「看護」のための「看護学」になっていないのか？
日々の自己反省から、すべてが始まる。