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高齢者版シェアハウス
2012年08月10日(金)
昨夜は、国際医療福祉大学の高橋紘士教授を囲む勉強会に参加した。
2050年の日本の医療・介護は、想像以上の状態になるようだ。
高齢者版シェアハウス、NPOによるインフォーマルサービス等に期待される。
どう考えても、地域包括ケア以外に
この荒波を乗り切れる方法は無いようだ。
高齢者版シェアハウス、できでは、若者とのルームシェアの時代が来るという。
東京都台東区の「ふるさとの会」を紹介された。
ここがひとつの成功モデルになるのだろ。
地域地域で模索するしかない。
以下は、単なる私のメモ。
みなさんとのデスカッションも含んでいる。
「大都市型高齢化時代における介護保険と地域包括ケア」
by 国際医療福祉大学 高橋紘士教授
これから人口減少社会に入る。
団塊の世代はまだいい。逃げ切れる。
その次の世代が死ぬころ、2050年には
ないないづくし、となる。
都市部以外の医療需要は激減する。
病院の世紀は終わる。
施設は2025年には要らなくなる。
2050年には高齢者単独世帯が増加。
高齢者のシェアハウスの時代が来る。
若い人とお年寄りを一緒に住ますのも一案。
独身寮の高齢者版では上手くいかない。
ターミナルケア難民が47万人という試算
=今のシステムではもたないという警告
地域包括ケアの新規定
・介護保険法第5条第3項
長期ケアへの視点の転換
=排除の時代→統合の時代
=収容ケア→地域包括ケア
=コミュニテイケアへの転換点
にさしかかっている。
自助、互助、共助、公助の連続性
自助=支援の前提
互助=インフォーマルな支援
共助=システム化された支援
公助=選別的支援
モチベーションの喚起が大切
単身低所得要介護高齢者への対策
地域居住支援法の構想
生活支援 孤立化防止
病院の保障人の問題
後見人は医療同意もできるか?
死後処理は後見人はできないのが現状
資産の行き場が無い
家庭裁判所が関わることが増えている。
これまでの福祉制度が想定していなかった
さまざまな不備が顕在化してくる。
NPO法人 ふるさとの会(東京都台東区)
=重層的な生活困難を抱えた単身困窮者
・高齢疾病障害者などの非稼働層
・若年困窮者(世帯)など稼働層
認知症になっても
がんになっても
障害があっても
家族や金がなくても
地域で孤立せず
最期まで暮らせるように
早く言えば、困窮者版の地域包括
社会保障給付費を地域内循環させるシステム作りを!
地域貢献型NPO
自助、互助の再活性化
福祉と経済社会
・
地域と経済社会
花見酒の経済
共同居住=共暮らし=老人ペンション
「こうなるとは思わなかった」という言葉がよく使われる
シミュレーションが大切
インフォーマルの重視
ラーニングプロセスの連鎖
いいNPO=教育機能もある
悪いNPO=抱え込み
良い貧困ビジネス
悪い貧困ビジネス
家族という阻害因子
家族がいるから家に帰れないが、独居には入り易い
西宮市のNPO法人「つどい場さくらちゃん」も
インフォーマルな社会資源の、さきがけになっている。
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