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往きの医療、還りの医療
2012年08月12日(日)
以前、ある病院で「往きの医療、還りの医療」で話をしたことがある。
しかし講演後に「全く理解できない」と言われた。
高齢者医療は、ギアチェンジも、モードチェンジも当たり前だと思うのだが。
しかし講演後に「全く理解できない」と言われた。
高齢者医療は、ギアチェンジも、モードチェンジも当たり前だと思うのだが。
当たり前のことが当たり前でない病院医療。
中村仁一先生も言われていた。
生殖年齢までが往きの医療。
それを過ぎたら、還りの医療、と。
こんなことは当たり前。
これが分からないという病院のエラい先生の感性がよく分からない。
難しく言えば、CGA,
高齢者総合機能評価。
そういう尺度を用いないと、家族や病院医療者と
話が通じなくなってきた。
ある有名病院の婦長さんが胸を張った。
「うちの病院は、100歳を超えても普通に手術をします」
そりゃ、ケースバイケースだろう。
日野原先生のような例外もおられることだし。
100歳を超えても、治療や延命一本やりという病院は
正直、怖い。
いずれにせよ、
往きと還りは、しっかり区別したい。
中村仁一先生も言われていた。
生殖年齢までが往きの医療。
それを過ぎたら、還りの医療、と。
こんなことは当たり前。
これが分からないという病院のエラい先生の感性がよく分からない。
難しく言えば、CGA,
高齢者総合機能評価。
そういう尺度を用いないと、家族や病院医療者と
話が通じなくなってきた。
ある有名病院の婦長さんが胸を張った。
「うちの病院は、100歳を超えても普通に手術をします」
そりゃ、ケースバイケースだろう。
日野原先生のような例外もおられることだし。
100歳を超えても、治療や延命一本やりという病院は
正直、怖い。
いずれにせよ、
往きと還りは、しっかり区別したい。
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この記事へのコメント
冠省
【往きの医療 還りに医療】大賛成です。正に正論です!。
「平穏死」 10の条件の(読書会)と(語り合いの会)を開催企画します
私達高齢者の死生と死後に対する覚悟が欠落しております
長尾先生の今後益々のご活動と私達も上記の会を通じて活動して参ります
今後共にDR和に期待しております
再拝頓首
Posted by 木村慶次(キムラケイジ) at 2012年08月12日 06:26 | 返信
生殖年齢までが往きの医療(by Dr.中村)
閉経を考えると、女性は男性より往きの医療期は20年位短い? そんな…(涙)
長尾先生の想いとお志も良く分かりますが、先生が開業なさったのは
大病院ではご自分の望む医療が実現できなかったからではありませんか。
勤務医なら、「平穏死」について内心賛成されていても、病院の標準治療の
プロトコルに従わざるを得ない場合も沢山あるのでは?
時間をかけて、蒔かれた種はだんだん育っていくと思っています。
だから今のところは、木村さんが書いておられるように患者の覚悟を伝えることで
理解していただけるよう頑張るのが一番現実的なように思われます。
私も担当医から「手術は嫌という患者さんを、メスを持って追っかけるわけには
いかないからねぇ」と笑いながら言われたことがあります。
そのための「平穏死」の読書会と語り合いの会、素晴らしいですね!
是非わかちあいの様子を教えていただきたいです。
それに漢語で文の前後を飾るってかっこ良いですね。久しぶりに拝見しました。
女性の場合はどういう言葉になりますか(女性は漢語は使わない?)
Posted by 梨木 at 2012年08月13日 12:40 | 返信
言っちゃ悪いけど、中村仁一先生は74歳だから、還りのお身体ですよね。
中村仁一先生が、御自分の事を、そんな風に、仰るのですか?
誰だって、若い時もあれば、長生きすれば、年寄りなんじゃないのでしょか?
確かに、私は更年期で、コレステロール値が高いと言われて、スタチン系のリポダウンとかって飲まされてるし、加味逍遥散も飲まされてます。
男性の更年期は、何てお薬が良いのでしょうか?
長尾先生は直ぐ、プリプリ、怒るから、「肝鬱気滞」なんじゃないですか?これは抑肝散なんですか?
人間は、物質と精神で、動いているように思います。決して、精神主義でも無いし、唯物論でも無いと思います。
例えば「鬱病」も、少年期、青年期、壮年期、老年期で、その原因は違って来るのでしょうけど、何れも、精神と物質の両面から、治療するのじゃないかな。
良く知らないのに、エラそうに言って済みません。
生殖能力の面からだけ、人を診て仰っているので、悔し紛れに言っただけです。
Posted by 大谷佳子 at 2012年08月13日 05:51 | 返信
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