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厚労省の裏通路

2012年10月18日(木)

用事があって厚生労働省を訪ねた。
ふと上から眺めると、裏の通路はタバコを吸う職員で一杯だった。
たいへん失礼だが「ニコチン依存症患者の病棟」のように見えた。
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午前11時半だから、勤務時間内の光景である。
タバコを吸う時間も勤務時間内に含まれるのか。
厚労省がこんな状態だから、世間は推して知るべしなんだろう。

せめて敷地内禁煙にならないものか。
もし私が厚労省の産業医なら、真っ先に、禁煙治療から始める。
ニコチン依存症治療は、医療界、厚労省から始めるべきだろう。

「禁煙で人生を変えよう」(エピック)を世に出して
いろんな学校や企業を、敷地内禁煙を説いて回っているが、
禁煙行政の総本山がこんな調子では、力が抜けてくる。

せめて厚労省だけでも、敷地内禁煙にならないのか。
ある医学部は、全員禁煙にしたら、医師国家試験合格率が急上昇した。
都内の大学首脳部に敷地内禁煙をお願いしている身として、情けない。

まあ、総理がヘビースモカーという国だ。
そのせいもあってか永田町、霞が関は、喫煙には大変寛容なようだ。

その他、体操をしているひと、雑談に講じるひとなど、
上から眺めると、いろんなひとがいる。

まず、永田町、厚労省のかたの
ニコチン依存症を全員、治したい。
禁煙治療をしている街医者として強くそう思う。

それにしても、あの橋下徹氏なら、なんと言うのだろうか?





 

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この記事へのコメント

いやはや、驚きましたね。「驚き」の一語です。
近くの市役所でも、こんな風景が散見されますが、これほど酷いことはありません。これでは、禁煙が進まないのも道理です。
「週刊朝日」あたりで、掲載してもらってはどうでしょうか。以上

Posted by 小澤 和夫 at 2012年10月18日 08:42 | 返信

先生、壊れていませんか?
どこか他人の台所を覗いているようで、先生の心の中を反映するような過激な物を感じます。

心安らかに、しばらく世直しの視点を休めて大空と大海を望むような思いで休養して下さい。
先生の思いは届いているのですから。

Posted by 桜 at 2012年10月18日 09:13 | 返信

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