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北國新聞

2012年11月25日(日)

金沢のホテルのドアに「北國新聞」がかかっていた。
始発のサンダーバードの車内は、1時間たっても私一人しかいない。貸し切り状態。
悠々と「北國新聞」を読んでいたら、なんと自分が載っていた。
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朝、金沢のホテルの窓から海が見えた。
金沢は尼崎と同じ、46万人都市。

加賀温泉、粟原温泉、福井とのどかな田園風景が続く。

サンダーバードで「北國新聞」を読んでいると、豊かな気分になる。
そこには、悠々とした人間の姿がある。
いいな!と思った記事を拾ってみる。

曽野綾子さんの連載がある。
「表現力のない政治家を持つ不幸」
はもったいなくくらい的を得た評論。

クリントイーストウッドの
「引退は考えていない」という記事もいい。
82歳で次の作品に挑むと書いてある。

前作「グラントリノ」が最終作かと思っていたが、まだ頑張るという。
「歳をとることは楽しいこと。野菜と魚を沢山食べている。」とも。
日本版の日野原先生かと思った。

尾道の片山先生(東京医大の先輩)も登場している。
「豊かな死は家族に絆を与える」
いい文章だ。

ここまで読んで、ギョっとした。
なんと自分が出ている。
昨夜の講演が、ちゃんと記事になっている。

普段なら見落とすような小さな記事だが、確かに載っている。
その他、朝から、性に関する記事が載っているのも地方紙のおおらかさ。
新聞は地方紙で機能していること、地域の時代であることを、あたらめて実感する。

そこに、看取りの連絡が入る。
御家族は落ち着いておられる。
講演が終わってからでいい、と言われる。

まぶしい朝日と、霜をかぶった田園風景に囲まれ
至福の時間を過ごしている。
17年間主治医として診させて旅立たれた患者さんを想いながら。

これもそれも、私を招聘して頂いた石川県医師会様のお陰である。

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この記事へのコメント

昨日はありがとうございました。在宅医療をするものにとって、ずいぶん勇気がわいてくるような内容でした。またこちらへもぜひ講演にいらっしゃってください。お忙しい先生の健康が一番心配です。ご自愛ください。

Posted by 松沼恭一 at 2012年11月25日 05:04 | 返信

初めまして。
71歳の老人です。
「『平穏死』10の条件」を拝読中、21ページから始まる餅を喉に詰まらせた100歳の時田さんの記事でハタと立ち止まり、御質問します。

この記事で先生は、家族が救急車を呼んだら必然的に≪蘇生措置→延命治療→中止したら犯罪≫という流れになり、平穏死は望めないと述べておられますが、家族が救急車を呼ばないで餅を取り除く方法については具体的な説明がありません。

その辺のご説明を頂ければ有り難く存じます。

Posted by 斉藤真一 at 2012年11月26日 03:36 | 返信

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