鈴鹿といえば、小林可夢偉だ。
世界に誇る、日本のＦ１レーサーだ。
尼崎が誇る、モータースポーツ界の宝だ。

咋年、小林可夢偉のお父さんにお会いした時、
「長尾先生、可夢偉がお世話になりまして」と言われた。

ビックリして、カルテを探したら、
本当に、小林可夢偉という名前のカルテがあった！

彼が小学生のころ何度か会っているようだ。
もちろんすっかり忘れていた。

可夢偉選手の実家は、私のクリニックの並び。
徒歩、３０秒のところにお父さんのお店がある。

可夢偉は、プロスポーツの世界では、イチローより上位。
世界で一番有名な日本人である。
残念ながら、野田総理より、可夢偉のほうが全然有名。

今日、鈴鹿に来て、可夢偉を思いだした。
また長尾クリニックに、来て欲しい。
（まあ来ないだろうな）

今週は、亀田３兄弟といい、可夢偉といいスポーツネタで書いている。

平穏死だ、胃ろうだ、と言ってはいるが、
本当は、音楽とスポーツが大好きなオヤジ。


さて、鈴鹿市での講演はとってもとっても楽しかった。

医師会長以下、すばらしい医師、歯科医師、薬剤師、
ケアマネ、介護士など、１５０名の方に聞いて頂いた。

鈴鹿は在宅医療にとても熱心なところ。
医師会長が優しい笑顔で迎えて頂いた。
だから多職種が、自然に「まじくって」いた。

質問もレベルが高い。
やはり、トップが大切だと改めて思った。
すでに頑張って地域包括ケアをやっている。

三重は、お伊勢さんがあるので大好きな場所。
藤田保健衛生大学の東口先生に可愛がって頂いている。
今日も、素敵なひとたちに囲まれ、私はなんて幸せもんだろう。

平積みされた「平穏死・１０の条件」も
「胃ろうという選択、しない選択」も
両方、飛ぶように完売した。

最終電車に揺られながら、鈴鹿から尼崎に帰っている。

伊勢の神様、鈴鹿の在宅仲間に、感謝するのみである。