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一緒に闘いましょう

2013年01月23日(水)

今日は、komachiさんという方からとても嬉しい書き込みを頂いた。
この方の場合、どうも施設の看護師さんに問題があるようだ。
こんな大切な問題から逃げ回っている医療界や看護界は、どうかしている。
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市民や家族がここまで言っているのだ。
なのに、医学界や看護界は見て見ぬふりを決め込んでいる。
しかし、これは逃避ではなく、人権侵害という犯罪なのだ。

以下の文章をよく読んで頂きたい。
同じことが日本中で繰り返されている。
しかし医療界、看護界は、メッセージを発しない。

エライ先生は発していると言う。
しかし現場に届いていないのなら、発していないのと同じこと。
家族にこんな思いをさせている日本の医療って、一体、何なの???

同じ思いの市民、医療者へ。
日本尊厳死協会で一緒に闘いましょう。
幸福追求権という基本的人権を訴えていきましょう!

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83才の認知症の母を、2012年春に新設の特養に入れていただき喜んでおりました。しかし特養入所後半年後位の10月末に失神で救急搬送されて以後、嚥下能力が低下しました。特養の看護師さんから、さかんに入院するか経管栄養にするかと判断を迫られましたが、唯一健常な家族である私はどちらも拒否しました。すると今度は、特養の施設医から言われたから、と言って経鼻栄養を勧めてきました。胃瘻のように手術する必要はないし、一時的に鼻から栄養を入れて元気になれば、また口から食べれるようになるから、と言われましたが、私が「もしずっと口から食べれないままだとどうするのですか?」と聞くと回答をいただけませんでした。

私宅は、経管栄養もIVHもせずに自然の看取りを希望しており、そういった看取りをお願いできる施設であることを事前に確認して入所申し込みをしました。にもかかわらず、新設の特養なので職員間のコンセンサスができておらず、看護師さんは、食べれない母をこのままにしておくのは犯罪である、としか考えられないようでした。年配の看護師さんなので胃瘻に対する詳細情報も知らないようです。とにかく機械的に生きれるようにしておけば、自分達医療者側の責任は回避されると考えて働いている人です。

昨年10月末からの2ヶ月余り、母の経管栄養も入院も拒否する私は、看護師と施設医と施設長と理事長と、連日のように話し合いを続け神経をすり減らしました。正直、クタクタになりました。今ようやく施設側は、終末医療に対する私宅の方針を再確認し理解し了承したかのように見えています。
何よりも入所以前の申し込み段階から、ナチュラルな看取りを実行していただける施設であることが、施設入所に対する私宅の絶対条件でしたので、それは入所申込以前に何度も確認しました。理事長との話し合いでははその点、言葉を濁すようなこともなく明確にご回答いただき信用できると感じましたので、公的機関にクレーム申請することはなく、そのまま母を預かってもらっています。また介護師の方々はほんとうによくお世話してくださって、私は介護師の方々の良心を信頼できます。

しかし問題は看護師さんです。施設医と話している時は、強引に経管栄養にさせようとする意図は感じられないのですが、看護師さん連中は経管栄養こそ「正しい道」だと考えているようです。
今後、他にも様々な「肉体を存在させるために受けるべき医療処置」を提示され、それを拒否すると「医療ネグレクト」だの「殺人行為」だのといった批判や非難を受けるのだろうと予測しています。そういった批判や非難に対してどう対処すればよいのか、ずっと考えていてノイローゼになりそうです。医療者のやりたいようにやらせることが、家族にとっては一番楽なのですがそれは母の本意ではありません。母は元気な時から管に繋がれて生きるのは嫌だと言っていましたし日本尊厳死協会へも登録しています。にもかかわらず家族は医療者と戦わなければならない。

最近、ある覚悟をしました。それは、医療者側から「受けるべき医療処置」を提示され私がそれを拒否して、医療者が納得せずに私を非難した場合には、私を告訴するように願い出ることです。

私は次のように言います。
「あなたは医療従事者ですから、職業人としてそういった非難をなさるのは仕事の一部のはずです。ですからどうぞ告訴してください。私は逃げも隠れもいたしません。逮捕されるのなら逮捕されます。この問題を衆目に晒し司法の判断を仰ぎましょう。」
「受けたくない医療を受けない権利」は、日本国憲法では保証されないのでしょうか? 日本は医療が支配する国なのでしょうか?

幸い母は、ゼリー状のものですが何とか口から食べています。
これからもずっと、私の戦いは続きます。

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この記事へのコメント

私も自分や自分の家族にはナチュラルな看取りをと強く思ってます。 そのためには看取りに理解のある
施設、医療者を見つけておかないとと思っていましたが、komachiさんのコメントを読んで、やっぱりそうか・・・と思いました。 私の病院の看護師さんと時々日本の終末期医療のことを話しますが、平穏死
という言葉も知らない方ばかりでした。 うちの病院のような末期で濃厚医療で苦しんでいる患者さんを
出さない社会にするにはどうしたらいいか日々模索しています。

Posted by ゆらーり at 2013年01月24日 02:00 | 返信

ゆらーりさんは「うちの病院」とおっしゃっていますので医師か看護師さんか医療事務員さんなのかな、と推測しますが灯台下暗しなのでしょうか。私はこの数年、病院や施設情報を調べまくりました。もちろん手段はネットしかありません。母は今の特養の前は老健でお世話になっていましたが老健を出なければならず、病院ではなく介護施設へ入れたいと思いました。しかし特養は待機者数百人なのでまず入れないし、有料老人ホームに入れる資金は無く、いわゆる介護療養型病院にも電話して訪ねました。すると「食べれなくなったら胃瘻にすることが前提です。胃瘻を拒否するのであれば他院へ行ってください。」と、はっきり明言する病院もありました。特養でも、看取りまでお世話くださる特養自体が少ないです。県の介護施設データの「看取り介護の実施」に「なし」と書いてあるので、電話で「では食べれなくなったらどうするのですか?」と尋ねると「入院していただきます」という回答です。ウチから自転車で行ける範囲の特養で、看取りについて尋ねると何となく???なのでこちらもめげずに追求すると結局、「食べれなくなったら関連病院で胃瘻にすればまた施設へ戻れますよ。」という返事をもらって唖然としました。特養が胃瘻を推奨しているのです。というより「胃瘻にしないのなら自宅へ引き取りなさい」と言っているに等しいのです。
結果的には、新設の特養にもかかわらず看取りまでお世話くださり、さらに自然の見取りでも、胃瘻などの看取りでもどちらでも希望に沿って対応します、という回答をいただいたので入所申し込みをしたところ、幸いに入れていただけたのが今の施設です。ですから、当初はとても有難く感じていました。そこへ、前回のコメントに書きましたように経管栄養をしつこく勧められたので、「え?何故???」という感じです。けれども私宅に落ち度があるわけでなく、そう簡単に右から左へ施設を移ることはできません。理事長は自然な看取りをやりたいと思って特養を始めた、とおっしゃっていましたので、その言葉を信用しようと思います。しかし何故あのような看護師さんを雇ったののか・・・看護師さん連中は、採用面接の時に看取り云々という話は聞いていなかったようです。
今後も前途多難でしょうけれど、看護師さん連中から「受けるべき医療を受けさせないネグレクト及び老人虐待」で告訴される覚悟をしたので、何となくスッキリしています。
あと、心配なのは、救急搬送された場合です。日本尊厳死協会へ登録していても、「まだ終末期とはいえない」ことを理由に管を入れられる可能性はあります。どのような予防線を張っておくべきなのか、等々、まだ準備しなければならないことはたくさんあるようです。
正直、すごくしんどいです。何故こんな世の中になったのでしょうか。

Posted by komachi at 2013年01月25日 05:29 | 返信

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