「在宅医療と漢方」という講演。
この演題で講演できるのは日本で私だけと聞いて、お引き受けした。
勉強すればするほど、在宅医療と漢方は相性がいいことに気がつく。

対象は、医師とコメデイカル。
半々と聞いていた。
あっという間の９０分だった。

終了後、いろんな方が挨拶に来てくれた。
日本尊厳死協会の役員の方も２人こられた。
大きな病院の院長を務められた医師も聞いておられたのだ。

在宅と漢方で、本当は、３時間話したい。
先週も昨日も、９０分。
２月１６日の神戸は、６０分。

講演までに、少し時間があったので
有名なたんぽぽクリニックにお邪魔した。
永井先生は御留守だったが、大勢の元気で礼儀正しスタッフたちが出迎えてくれた。

３月３０、３１日は、松山で日本在宅医学会が開催される。
永井先生が大会長。
私も講演や座長をするので、その打ち合わせをした。

たんぽぽクリニックは、広くて美しくて機能的。
さらに温かみもあって、日本一ではないかと思われた。
スタッフたちが素晴らしい。

アップしません、と言いながら撮らせて頂いたオフィッスの様子を
やはり少しアップさせていただく。
ミーテイングスペースと、医局のブースだ。

その後、「あんき」という宅老所の中矢さんとお会いした。
一見普通だが、お話をすると、鋭いこと言葉が飛び出す。
３月１６、１７日は、丸ちゃんと、あんきでダブル講演の予定。

講演終了後は、魚料理を食べた。
おこぜにはじまり、ウニ丼で終わった。
大阪には絶対にない、料理屋さんだった。

その後、愛媛大学の谷向先生と一杯。
精神科の準教授として大活躍中の先生。
認知症ケアについて夜中１時まで話し込んだ。

実り多き松山での滞在。
わずか１２時間の間に、いろんなことがあった。
松山の朝は、雪。

小さな飛行機は、今治、高松、徳島の上空を飛び、
八尾で旋回し、伊丹に入る。
風が強く、ガタガタ揺れた。