さっき、自分のラジオ深夜便を聞いていた驚いた。
ラジオの中で、「京都の四条河原町」の話をしていた。
その放送の直後にちょうど、四条河原町を歩いていたのだ。

親父との最期に別れた場所が、この四条河原町駅だった。
凄い偶然。親父に呼ばれたように感じた。
その３６年後に、同じ、四条河原町を歩いて、オークラホテルに着いた。

比叡山を眺めていると、対談して頂いた、偉い先生が、「空海と最澄」の話をされた。
これも偶然。
いつも、講演の中で、空海の生誕地である善通寺と、高野山での入定の話をするからだ。

まるで、今日の１日を暗示しているような雪化粧の比叡山だった。
写真中央が、大文字で、左が、比叡山だ。

雪の舞う京都は、風情があっていい。
タクシーに乗ろうとしたら、前に堀場製作所の会長さんがいらした。
見るからに、オーラに溢れた京都らしい方だった。

病院の偉い先生との対談は、少々緊張気味。
病院の悪口のようなことを言っているからだ。

しかし、咋日の日刊スポーツに書いていただいたことを報告した。
「平穏死できる病院が増えている」と。
http://www.drnagao.com/pdf/media/otherpaper/nikkansp130208.pdf

東大阪のホテルの講演会場は満員だった。
司会は、同級生の女医さん。

お客さんもノリがよくて、喋りやすい。
女医さんに誉められた。

「昔は、喋るの下手だったのに、上手くなったね」
いやー、お恥ずかしい限りですが、そのとうりですね。
最近、よく言われる。


藤井寺の講演は、お医者さんと在宅スタッフが対象。
プロ相手の講演は、少しレベルと視点を変えた話にしている。

予定の時間を３０分もオーバーしてしまったが、
みなさん熱心に聞いていただいた。

お医者さんからの質問も多い。
「ギアチェンジのタイミングとは、いつなのか？」などなど。

プロの方には、お伝えしたい情報が山ほどある。
３時間は欲しい。

３つの講演中も、電話やメールが沢山あった。
死にかけの方、急変での緊急搬送、施設での発熱などなど、
２４時間３６５日には、講演中も含まれる。

今日もよく働いてから、往診を済ませ、ラーメンとギョーザを食べた。

うーん、幸せ！