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特養での看取り講演3連発

2013年03月07日(木)

先週から今日まで、特養での看取りに関する講演が3本、続いた。
今日は、全国ユニット型介護推進協議会が主催する「看取り研修」だった。
偶然だろうが、これからのテーマは「施設での看取り」だと思っている。
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「看取り」は、私のもっとも得意なテーマ。

時間が許すなら、6時間くらいは話したかった。

生きるとと死ぬことは表裏一体。

医療とは、死ぬまでをしっかり支えること。

たいてい、90~120分間なので、さあこれからという時に終わってしまう。
60分の講演だと、イントロだけで終わることもある。

それだけ話が下手ということでもある。
頭の悪い人間は話が長い。

あるいは、これも言おう、あれも言おうと、欲張り過ぎなのか。
いずれにせよ、看取りについてなら1日中でも話せる。

今日のテーマは、「多様化する看取り」。

そう本当に多様化している。
しかし、全部、医師法にもとずく行為でもあることを解説した。

夕方は、尊厳死協会本部のため上京。
リビングウイル研究会の立ち上げや、新しく出版する書籍のプロモーションについての会議。
私が責任者なので、しっかり頑張らないといけない。

夜は、東京でおエライ先生方との少人数の勉強会。
今夜の講師は、若い!

テーマは「地域医療のICT化」

笑顔のおうちクリニック 杉浦立尚先生による

 ipadを用いた動画診療のお話だった。

「早く生まれていて、本当に良かった!」
「ちょうどいい時代に在宅医療をさせていただいた」

正直、そう思った。

患者さんとリアルタイムで24時間テレビ電話で
話をするという在宅医療がどうも最先端のようだ。
若い医師はこのようなものが無いとついて来ない。

川島英五の歌「時代遅れ」を、思い出しながら聞いていた。

勉強会後、いまだ生まれて一度もメールをしたことがない、
というエラい先生がおられることを知り、少しは自信回復。


施設での老医(=私)のアナログな看取り話のあとは、
若き在宅医の、ITC在宅の話。

たった1日の中に、65年くらいの文明格差があった1日だった。

最終の新幹線で帰阪中。
明日はまた最終で上京。

 







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