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食べられるのに食べさせない

2013年03月21日(木)

「死んでもいいから家に連れて帰って、口から食べさせたい!」
そんな相談が、毎日のようにある。
今の医療はやはり相当おかしい、と感じている。

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先日、鼻からの管を抜いて、家に帰った高齢者のその後。

平穏死どころか、口から食べている。
平穏死なんて関係無かった!

この方は、家に帰れたことが「勝因」

そもそも、「家に帰す」という発想自体が、異常。
病(やまい)の院に拉致しておいて、「帰す」とは、なんと傲慢な。

北朝鮮の拉致問題と同レベルであることに全く気が付いていない「病院の時代」の非常識。

ケアマネやMSWが、拉致の維持に拍車をかけている。


帰れるのに帰さない医療。

食べられるのに食べさせない医療。

さらに困ったことに、最近は介護界も医療界と同レベルないし
それ以下になってきている。

日慢協の病院のような心ある病院もあるが、まだ少数。
おもに、急性期病院の課題。

いずれにせよ、当たり前のことが当たり前でない時代。

皮肉なことだが、TPPとアベノミクスで、
早晩、破壊されることになるのだろうが。

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この記事へのコメント

私の父も帰れたのに、大学病院から転院して2年半。
たしかにじょくそうの治療目的が理由でした。かなり酷い
じょくそうでしたが…完治するのに1年かかりました。
その間も主治医に再三。在宅への希望を話ていましたが
帰って何かあれば…どうするのですか?司法解剖になる
これ以上お父さんを苦しめたいのですか?
大学病院の主治医はもう亡くなられてると思っている
信じられない言葉の数々!!
何かあれば病院がいちばん安心です!!
苛立ち焦り、当然、信頼感なんてありません。
こう言う悔しさはどこにぶっければいいのでしょう!?
病院ですか?医師個人ですか?
長尾先生のような在宅医がもっと増えればと思います
あのような医師が在宅医療を経験すべき!!
因みに…300床 外科部長でした! 残念です!!
うちの病院は長期的入院できるように調節できるので
まるで…有難いと思ってくれてもいいのでしょう!!
こんな医師、病院が在宅崩壊へとならないように
微力ではありますが私の体験を
役に立てればと思っています

Posted by エール at 2013年03月22日 01:57 | 返信

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