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なぜか最期は、お好み焼きかタコ焼き
2013年04月09日(火)
月曜日は、たくさんの在宅患者さんのお宅を訪問する。
死にかけの人のお家も何軒か訪問する。
そこで必ずと言っていいくらい目にする食べものがある。
死にかけの人のお家も何軒か訪問する。
そこで必ずと言っていいくらい目にする食べものがある。
それは、お好み焼きとタコ焼きだ。
みんなこれを食べている。
これが食べたいと言って、家族に買いに行かせている。
不思議だ。
人間、最期の食べ物は、ソースもの。
体に悪い物が欲しくなるのは何故だろう?
もしかしたら、尼崎だけの現象???
糖尿病で足が壊疽になり切断した在宅患者さんを訪問したら
自家製のお好み焼きを食べていた。
HbA1cは、10%を超えている。
よりによって・・・
家族は、胸を張って自慢した。
「今夜も、キャベツタップリのお好み焼きにしました。
これで元気になります」と。
何も言わなかった。
美味しそうに食べておられるのだから
それでいいじゃないか、と自分に言い聞かせた。
よく、最後に、美味しい寿司が食べたいと言う。
しかし現実は違う。
人生の最期は、お好み焼きかタコ焼きなのだ。
みんなこれを食べている。
これが食べたいと言って、家族に買いに行かせている。
不思議だ。
人間、最期の食べ物は、ソースもの。
体に悪い物が欲しくなるのは何故だろう?
もしかしたら、尼崎だけの現象???
糖尿病で足が壊疽になり切断した在宅患者さんを訪問したら
自家製のお好み焼きを食べていた。
HbA1cは、10%を超えている。
よりによって・・・
家族は、胸を張って自慢した。
「今夜も、キャベツタップリのお好み焼きにしました。
これで元気になります」と。
何も言わなかった。
美味しそうに食べておられるのだから
それでいいじゃないか、と自分に言い聞かせた。
よく、最後に、美味しい寿司が食べたいと言う。
しかし現実は違う。
人生の最期は、お好み焼きかタコ焼きなのだ。
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この記事へのコメント
さすが 関西こなもん系ですね~
Posted by kayabuki110 at 2013年04月09日 05:36 | 返信
お好み焼きは、そんなに、糖尿病には悪いのですか?
歯の悪い人には、食べやすいからではないでしょうか。
糖尿病の人は腎臓も悪いから、塩分の少ない、人造米なんかを、食べていらっしゃるのでしょうか。
お寿司は、昔より、随分安くなりましたけど、お好み焼きに比べると、ご馳走だと思って、遠慮していらっしゃるのかもしれません。
「最後の晩餐」に、私は何を食べるかな。やっぱりお好み焼きかも!
Posted by 大谷佳子 at 2013年04月11日 02:08 | 返信
私の父は「主食はたこ焼き」でした。老老介護されてた母ももちろんたこ焼きに
付き合わされていて、相当げんなりしてたと思います(笑)関西人の血には「こなもん」
を求める麻薬物質が流れているのでしょうね。野菜たっぷりお好み焼きにすればそんなに
悪い食べ物でも無いとは思うのですが、小麦粉が血糖値を上げちゃうんでしょうね。
でも美味しそうなお好み焼きです。食べたくなりました(^O^)
Posted by ちろる at 2013年04月12日 06:36 | 返信
初めてコメントいたします。
なんと
うちの義父の最後の食事も
タコ焼きでした。家の事情でホスピスでの最後でした。
末期肺がん 扁平上皮癌で嚥下困難になっていたので
タコはみじん切りにしてもらいました。
信じられないくらいパクついて
病院なのに
「犬にやる」
「もっとようけ 焼いたってや~」
と家にいる感覚になったようでした。
その晩から急変して二日で亡くなりました。
最後の晩餐はタコ焼きでした。
さすが、関西。
お葬式の晩みんなでタコ焼きでお別れをしました。
さすが関西人の義父でした。
Posted by ぷちぷち at 2013年04月25日 03:59 | 返信
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