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尼崎にあるホームホスピス

2013年04月20日(土)

咋夜の「尼から連携の会」の講師は、愛逢(あいあい)の家の兼行栄子さんだった。
古民家を改造して、ボランテイアさんが終末期の方の看取りを介護保険外でされている。
とても心温まるお話のあとの懇親会では、兼行さんの隣に座らせて頂いた。
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尼崎にも、宮崎のかあさんの家と同じような「ホームホスピス」がある!

「愛逢の家」は、園田のほうにある。
当院からは車で30分くらいの距離。

不通に暮らして安心してしんでくところ、だそうだ。

2009年に開設された。
5人が疑似家族として暮らしている。

入居条件は、がんであるかどうかは問わず、ターミナルであることが条件だそうだ、
ちなみに入居判定会議で決定されるそうだ。

入居金は30万円。
入居費は1ケ月12万円。
(内訳、住居費12万円、食費4.5万円、光熱費1万円、生活援助費2万円)
医療や介護を受けた場合は、自己負担分が加算される。

知ってはいたが、詳しい話を聞いたのは初めて。
苦労話もいろいろ聞かせていただいた。
兼行さんを支えるスタッフの方々とも食事を囲んだ。

介護保険制度に足りないもの。
それは人間の尊厳や温かさ。
それを補っているのが、NPOが細々と運営するホームホスピスや託老所。

会の閉会にあたり、
「尼崎にももっとホームホシピスを造ろう」と参加者に呼び掛けた。
私自身は、それを支援する立場としてしっかり活動していきたい。


今日は、これから往診してから、神戸で終末期医療の講演に行く。

夕方からは、「阪神ホームホスピスを考える会」が開催される。
今日のテーマは、「施設での看取り」
ちなみにこちらの「ホームホスピス」とは、本当の自宅のことだ。

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この記事へのコメント

本日、兵庫医療情報学会にて、先生の講演を聴きました。名古屋から行こうかどうか、迷いましたが参加して良かったです。在宅医療の現状と、訪問診療の実際を知ることが出来ました。今日は時間が短かったので、別の機会があれば、また拝聴する機会があれば、と期待しております。私は医療機器メーカー担当ですが、今後の提案等に参考にしたいと思いました。ありがとうございました。

Posted by 山田 雅史 at 2013年04月20日 11:06 | 返信

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