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アベノミクスは延命死

2013年06月13日(木)

株価が急落してメデイアや投資家は大騒ぎになっているが、尼崎の庶民には関係無い。
アベノミクスや三本の矢とか言っているが、尼崎の下町にいると何のことか分からない。
聞こえてくるののは、まっとうに生きてきた人、生きている人の悲鳴ばかりだ。
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たしか年収300万円の人が、年間800万円の生活をして
なおかつ累積3000万円の借金だったかな?

それって異常、ですよね。

でも、親戚のおじさんが、3000万円持っているので心配無用。
ジャブジャブ浪費しても大丈夫!というのがアベノミクスに見えてしょがない。

年収300万円の人が、わざわざどうして浪費するのか。
私だって、年収300万円しかなかった時は、それなりに暮らしてきた。

学生時代の6年間は、自分のアルバイト料だけで勉強して暮らしていた。
当たり前じゃないか。

そこで、サラ金から借金して、バブリーな生活をしていたらどうなるか?
待っているのはた破滅である。

アベノミクスを見ていると、衰弱した老人にバンバン点滴をしているようにしか思えない。
一時的に元気になっても、翌日には心不全を起す。

無理な延命処置は、命を縮めるだけ。
それだけ苦痛も大きくなる。

かといって平穏死するには、まだ早すぎる。
いや、させるわけにはいかない。

私は日本再生のカギは、日本人の心の中にあると思う。
お金やモノではない。

志やモラルと言った、心が壊れてしまっているのが、日本病の本質だと思う。
それを治すのは、教育と社会啓発しかない。

現状を人為的に劇的に変えようとすると難しいだろう。
しかし、ある程度自然に任せて、教育をしっかりやれば、充分に再生できるはず。

そのために、政治や行政がある。
ジャブジャブ点滴をするだけなら、今の医療と全く同じではないか。

平穏死/平穏生の思想は、現代の日本社会にも通じると考える。
無理やりの延命治療は、国民を苦しめ、死期を早めるだけ。


無能な為政者は気が付かない。
何故なら、選挙のことしか頭に無いから。

さて、安倍総理が、以上のようなことに気が付くだろうか?

私はブレインにかかっていると思う。

野田さんもそれで失敗した。
いや、最近の歴代の総理は失敗している。

政治家は総理のブレインになれない。
ブレインになれるのは、本当の有識者で愛国者。

今の安倍総理にそのようなブレインがいるのかどうかは知らないが
メデイアに出る、お友達を見ている限り、そのような雰囲気は感じない。

ブレインが居ないのなら、せめて尼崎に1週間でも住み込んで一緒に在宅を回り
庶民の声に耳を傾けたら、少しは賢くなれるのかもしれない。


大きな流れの中にいる。

100年後に振り返れば、明治維新のような転換点にいると感じる。

・TPP
・原発
・国防

残念ながら、すべて間違った方向に進んでいる。
自民党が一人勝ちしているので、止める人がいない。

危ない!
と正直、思う。

医療も政治も同じ。
大局的に診れないと、
人間や国家は、死ぬ。


安倍総理には、どうか寝て欲しい。
私がもし主治医なら、それを一番にアドバイスする。

そして現在のお友達以外に、良きアドバイザーを持つべきだ。
そうすれば、アベノミクスという過ちに気が付くことができるかもしれない。



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この記事へのコメント

同感です。

Posted by 異端者 at 2013年06月13日 10:47 | 返信

そうですね。政治家は選挙に負ければ無職。
保身の為に必死で嘘をつき、笑顔の仮面で国民を騙す。
もしかしたら尼崎の市議選にもそういう方がたくさんいるのかもしれません。

実は私が介護食(主にソフト食)の普及活動をやっていることもあって、
先週、農林水産省の「第4回介護食品普及を考える会」を傍聴しに行ってまいりました。

高齢者が胃ろうをせずに最後まで口から美味しい食事を食べられるようにと、様々なメーカーが技術開発をして早10年以上が経ちます。

しかしながら、その認知度、普及はあまりにも遅すぎます。

生涯口から食べられるように、介護食品のクオリティーを高め、安価で美味しいものを全国の皆様に提供することは、超高齢化の日本社会において、喫緊の課題だと思っています。

その会合のレジュメに、国民の意見として募集されたものが「A4」1枚の紙にコンパクトにまとめられていました。

「なるほど~」と思える意見がたくさん載っていたのですが
局長をはじめ、有識者等、誰一人として一般人の資料について触れる方がいませんでした。
ただ、クリップでとめられていただけです。

様々な理由で普及が遅れている介護食品市場。本当に介護食品の普及に関心を持っているのか疑問に感じました。

農林水産省の局づけの予算獲得のために開かれる全6回の会議。
既得権益者による既得権益者のためのエビデンス作りのための会議だと感じ、情けなさを感じました。

このような現場を、安倍総理は知る由もありませんが…

Posted by 岩佐将志 at 2013年06月14日 10:14 | 返信

>高齢者が胃ろうをせずに最後まで口から美味しい食事を食べられるようにと、様々なメーカーが技術開発をして早10年以上が経ちます。
しかしながら、その認知度、普及はあまりにも遅すぎます。

「A4」に記載されていたご意見はどんなものだったか、関心を持ちました。
飲み込みの問題ではなく、食事形態・食感・見た目などにこだわる場合の美味しい介護食は
ケアマネが持ってくるカタログの巻末にも載っていますし、
新聞広告にも良くメーカーの広告が載っていて、連絡すれば詳しい案内を送付してくれます。

私がネックかなと思うのは、コストがかかることに対して家族がためらいがちなこと。
他人の家のお財布に干渉することは出来ませんが
親のお金は全部親のために使い切っても当然=相続はあてにしない
という考えを身内達がもっと共通理解していたら、
介護なさっている方も、堂々と本人様のためにお金を使えるし(収支は記録しておくとして)
介護の負担感も減って、笑顔も増えるのでは、と感じていました。

以前ケアマネの情報収集として、お試しに通販で何種類か注文したことがあります。
健常者には口当たりが物足りないとはいえ、味は良かったし形態も○でなかなか良かったです。今は献立も増えていることでしょう。

Posted by 梨木 at 2013年06月15日 11:59 | 返信

私は、お料理の勉強をした事がないので、母の介護は料理に一番悩まされます。
父は牛肉が好きだったので、カレーライス、ハンバーグ、ビフテキ、ロールキャベツ何かを作っておけば良かったのですが、母は食が細く、歯は入れ歯では無いのですが、段々歯の和が少なくなってきていますので、散らし寿司はいいけど、巻き寿司はだめで、握りも、蛸やイカはダメとか、何かと苦労します。

介護職アドヴァイザー養成講座というのがあったので、受講してみたら、最後に「歯の悪い人ようのお料理を作って、レシピと、写真を取って送る」と言うのがあって、我が家では「お宝」と呼んでいる、薄揚げの中にアンとして、鶏もも肉のミンチと糸こんにゃくと椎茸のみじん切りを入れて、干瓢で結んだ巾着を出汁で煮た巾着を主菜にして、あとは適当にホウレンソウのおひたしと、お味噌汁とご飯にして提出したら、「おいしそうですね。巾着に入るお肉が少ないので、もう少し入れ、副菜のホウレンソウ(旬じゃないけど)にシーチキンをいれてソテー(油も少し必要)にして、一食80g以上とれるようにしましょう。高齢者の健康長寿のために、動物性たんぱく質は大切です。味噌汁の豆腐と、にら、きぬさや等を組み合わせて彩りよくした方がおいしそうに見えます。これからも、レシピ作りに頑張って下さい。山田」と書いて、採点はBでした。
そういえば、日本ケアマネジャー学会のランチョンセミナーでも、柴田博先生(人間総合科学大学保険医療学部長.大学大学院教授.日本応用老年学会理事長)が、「高齢者の心筋梗塞は低栄養でおきる」と仰ってました。
勿論、食品は、(肉類、魚介類、卵類、大豆.大豆製品、緑黄色野菜類、海藻類、イモ類、果物、油脂類の各食品群に亘る多様性)が望ましいのですが、特に、「70歳のアルブミン値と生存率のグラフでは血清アルブミン値が4以上は健康と言えるが、4以下は低栄養、3.5は寝たきりと言える」と、仰っていました。

食肉を採らないマイナスは①.アミノ酸構成が劣化する、②.鉄が不足する、③.一価の不飽和脂肪酸が不足する、④.神経伝達物質セロトニンの不足、⑤.アナンダマイド、カルチトニンなどの生活活性物質の不足

柴田博先生の「年寄りは動物性たんぱく質を摂らなければいけない」と言う説はAERAで、若杉友子(若杉ばあちゃん)の「肉食はいけない」という本と比較されて載ったので、本屋さんが柴田先生の本と、若杉ばあちゃんの本と並べて売っているそうです。すると皆、若杉ばあちゃんの本ばかり何万冊と購入するけど、柴田先生の本は一冊しか、売れないと仰ったので、皆、抱腹絶倒しました。
私の考えでは、若い人は動物性たんぱく質を、摂り過ぎるので、若杉ばあちゃんの「肉食と砂糖が身体をどんどん狂わせる」と言う説が正しいのでしょう。
いっぽう、柴田先生は、高齢者は、野菜や、魚はたべるけど、肉はイケないと思ってあんまり食べない方が良いと思っているけれど、案外高齢者ほど、動物性たんぱく質も、他の野菜等と一緒に、摂って下さいと、仰っているのでしょうと思います。
そういうことで、私のレシピはB点だったのでしょう。

Posted by 大谷佳子 at 2013年06月17日 01:44 | 返信

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