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尊厳死の人生相談
2013年06月25日(火)
昨日の読売新聞の人生相談に、尊厳死したい人の相談が載っていた。
外来診察では毎日、こんな人がいる。
日本尊厳死協会への入会をお勧めしている。
外来診察では毎日、こんな人がいる。
日本尊厳死協会への入会をお勧めしている。
小さな記事だが、パンチの利いた記事である。
さすが読売新聞、だと思った。
http://www.drnagao.com/pdf/media/related_article/yomiuri130624.pdf
自然に逝きたいと願う、長崎県の95歳の女性からの質問。
回答しているのは、弁護士さん。
人生相談に、尊厳死の仕方が登場する時代。
まさに、時代の転換期に生きている。
さすが読売新聞、だと思った。
http://www.drnagao.com/pdf/media/related_article/yomiuri130624.pdf
自然に逝きたいと願う、長崎県の95歳の女性からの質問。
回答しているのは、弁護士さん。
人生相談に、尊厳死の仕方が登場する時代。
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この記事へのコメント
変な話に聞こえます。
救急車を「呼ぶ、呼ばない」の話が出ていますが、「呼ぶ」と言っている息子さんが別居しています。お母様の急変をどうのように知る前提でお話されているのでしょう。
現行の制度をこのお母さんに説明して理解を求めるのでは、ダメなのですか?何も救急車をよんだからと言って、管を体中に突っ込まれると決まっている訳ではないでしょう。救急車を呼んで、その結果、病院で息子さんなりご主人が、ご本人の意思を伝えて、そのまま帰ってもようでしょう。
この95歳の方のお話を来ていると、誰かに頼まれてしゃべっているようにも見えます。そうだ読売新聞に投書してやろう。
Posted by 東條英機 at 2013年06月25日 12:57 | 返信
読売新聞 社会部御中
平成25年6月24日(月)付け「人生案内 95歳女性 自然に逝きたい(土肥幸代弁護士)」の記事について、お尋ねがあります。
親子で意見が食い違っている救急車を「呼ぶ、呼ばない」の話ですが、「呼ぶ」と言っている息子さんは、別居しています。この息子さんが、お母様の急変をどうのように知る前提でお話されているのでしょう。
また、急病と自然死は違います。ここで話されているのが、どちらを想定して語られているのですか?急病であればこれは、苦しみを伴いますので、救急搬送や通院は当然のことです。ご本人も苦しむことは望まないと思います。一方、「朝起きてみたら亡くなっていた」というのは、病気ではありませんので、今回の方の意思が反映されるわけです。警察が介入したとして、不審な点が感じられなければそれで終わりです。
なお、急病時に救急車を呼んだからと言って、何も管を体中に突っ込まれると決まっている訳ではありません。救急車を呼んで、その結果、病院で息子さんなりご主人が、ご本人の意思を伝えて、そのまま連れて帰って自宅で死を迎えることを禁止した法律があるのですか?
現在、病院や施設では「看取りの同意書」なるものが普及しています。不治の病や高齢で延命しても将来的に改善が期待できない場合、危篤になっても救急搬送や無理な延命はしない旨に同意した書類です。この場合、体中の管を入れる治療はしないで、自然な死を受け入れています。
78歳時に見放された患者に対して他の医師が管を突っ込んだ延命治療をした結果、意識を回復してその後車椅子とはいえ、病気で亡くなるまで8年間、通常の生活をした事例があります。この事例、私の父ですが、「日本尊厳死協会」から頼まれているのかどうかわかりませんが、あまり、尊厳死の考え方を煽るような記事はいかがなものかと思います。
【お尋ね】
1. 別居している息子さんが救急車を呼ぶという前提は不自然に感じるが?
2. この話の前提は、急病ですか?それとも自然死か?
3. 看取りの同意書が普及している点についてどう思うか?
4. 救急搬送され、結果自宅へ帰って最期を迎えることを禁止した法律が存在するか?
5. 延命の結果、正常な生活への復帰が可能か否か?は確実に判断できない状況であるが?
6. この記事は、日本尊厳死協会から頼まれているのですか?
以上、5点に回答をお願いします。
Posted by 東條英機 at 2013年06月25日 09:04 | 返信
先生方の著書、講演のおかげで大手新聞の相談コーナーに
直接の質問が来るほどにタブーでなくなったように感じ、
新聞社側も普通に回答されていることは、日本の医療に
大きな変革が起き始めているように思いました。
先生のご尽力に感謝いたします。
Posted by 匿名 at 2013年06月26日 08:38 | 返信
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