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鹿児島は熱かった

2013年07月26日(金)

鹿児島の看護師さんと、お医者さんから、それぞれ講演を依頼されたので行ってきた。
鹿児島の人たちは有言実行で、熱いハートの方ばかりだった。
関西から鹿児島へは飛行機で行くべきか、それとも九州新幹線で行くべきか悩んだ。
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看護協会の講演は、500~600人くらいか。
みんな泣いていた。

医師会の講演会は、340人。
2階席も一杯で満員だった。

合計、1000人近い医療者に
平穏死を説いた1日だった。

みなさんの反応を見て、来て良かった、と思った。
平穏死を初めて知ったという医療者も多かった。

鹿児島は病院の多い町。
また在宅医療の盛んな町でもある。

おもてなしが凄い。
懇親会も凄かった。

噂の焼酎、「村尾」をいっぱい飲ませて頂いた。
旨かった・・・

鹿児島の皆様、とっても親切にして頂き、ありがとうございました。
楽しかったです。

今後の鹿児島での講演予定は、

11月21日(木)の午後(老施協)と、
来年4月19日(土)の午後、尊厳死協会、で講演します。

よろしければ、また来てください。



 鹿児島で平穏死の講演

 

昨夜は、鹿児島で2つの講演をさせて頂きました。

昼は、日本看護協会・老年看護での講演、

夜は、鹿児島県医師会館での講演でした。

 

内容は、どちらも平穏死について。

計1000人もの看護師さんとお医者さんに、平穏死の

お話をする機会は、考えてみればそうはないことです。

 

介護者、市民対象に話す機会はよくありますが、病院で

働くお医者さんや看護師さん対象はそう多くありません。

しかし最近病院から講演を依頼されることが増えました。

 

懇親会には100人を超える方が参加されて

本当に賑やかな意見交換会となりました。

その後2次会では、幻の焼酎をたくさん飲みました。

 

鹿児島の熱気は、午前2時を回っても凄いものでした。

九州新幹線開業の影響もあるのでしょうか。

活気があるなーと感じました。

 

尼崎市には鹿児島県出身者がたくさん住んでいます。

鹿児島にも関西出身者が沢山いました。

両者はとてもご縁が深い町であることを再確認しました。

 

昨夜は医師会館での開催でしたが市民も来られていました。

鹿児島大学病院の重鎮の先生方もおみえでした。

大病院の先生にも聞いてもらい、嬉しかったです。

 

終末期医療に関しては、病院と在宅で大きな文化の差が

存在するのが残念ながら、現実だと思います。

その文化の差を少しでもならすことも自分の使命かと。

 

そう勝手に思って、講演を受けています。

現場の人間が現場を離れるのは、良くないのですが、

休みを利用して頼まれるまま、全国を巡っています。

 

「平穏死・10の条件」が最初に出たのが、1年前。

一昨日発売の「家族が選んだ平穏死」までの4冊で、

日本の医療の空気が少しだけ変わったように感じます。

 

死の話がタブーだった医師会や大病院も変わりつつあります。

医療も生き物であると、つくづく感じます。

ほとんど寝る間も無く、始発で帰阪して、さあ仕事です。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

緩和ケアに携わって10年以上経つ看護師です。
先生の講演をきかせて頂きました。
笑いのある講演なのに何故涙がでるんだろう・・・
多分 今仕事に行き詰っているからだろうと思いました・・・講演の中に出てくるようなケアが出来ていないからだと思いました。
私に何ができるのか?今、自問自答しています。

Posted by 匿名 at 2013年07月27日 01:15 | 返信

大分県に在住の専任教員13年目のものです。今回、日本看護協会主催の老年学会に出張し、先生のご講演拝聴し、パワーと主旨に深い感銘を覚え自分自身にも何やら滾ってくるものを感じました。全国を縦断され、皆に伝播させて下さい。お身体ご自愛下さい。

Posted by 匿名 at 2013年07月28日 08:37 | 返信

お疲れさまです。松山での在宅医療学会と今回の老年看護学会でお話をお聞きしました。涙がでるのに、楽しく、引き込まれるようなお話でした。当院でも療養病棟では、自然な看取りを心がけておりますが、医者が手ごわい。すぐに、点滴をします。ひどい場合には高カロリーを・・・先生当院にも講演に来てください。愛媛県今治市です。

Posted by 重見 美代子 at 2013年07月29日 11:12 | 返信

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