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緩和ケアとは?

2013年07月25日(木)

日本緩和医療学会では、「緩和ケア」の分かりやすい説明を公募中だ。
今のままでは、誤解が多すぎる。
緩和ケアを考え直してみるにはいい機会だと思い、私も応募してみた。
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http://www.kanwacare.net/newphrase/

今年度、日本緩和医療学会 厚生労働省委託事業 緩和ケア普及啓発事業(オレンジバルーンプロジェクト)では、「緩和ケア」に関する新しい説明文の作成を検討しております。
現状として、「緩和ケア」という言葉が、「終末期ケア」を連想させたり、辞書等でも「完全な治癒の望めない患者に対し・・・」と記載されており、さまざまな使い方がなされております。
そこで、医療・福祉従事者が患者さん・ご家族や一般市民の方々に「緩和ケア」について説明する際、あるいはメディアなどの報道機関や民間企業が「緩和ケア」について広報する際に、世界保健機関(WHO)※の緩和ケアの定義を分かりやすく、短い説明文として共通して使用できるような下記の案を作成いたしました。

※世界保健機関(WHO)の緩和ケアの定義(2002年)
 緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、QOLを改善するアプローチである。



さて、私が応募したのは、以下。


緩和ケアとは
「すべての病気の体と心の痛みを癒すワザ。
 すべての医療のキホン。」


締め切りは、7月26日、午後5時。

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この記事へのコメント

「その方の人生の価値観を尊重しながら」というコンセプトを明記して欲しいです。

私も診断と同時に緩和医療も含まれるという考えには大賛成で、病気があっても
よく眠りよく食べて本も読めてetc.ルンルンの毎日を過ごしたいものと望んでいますが
緩和医療も医療の一分野。
それなら医療者や家族の思いより「LMD=私の希望に添って」であって欲しいです。

「それでは辛いでしょうから」と言うのは、しばしば周りの推定ということもあるのでは?
私は弱虫で、もし「この踏み絵を踏まなければ死刑」などと言われたら
多分「踏みます、踏みます」というような情けない人間ですが、
禁教時代には踏まずに殉教した方達も沢山いました。
だから立派というよりは、自分の人生を生きた人達だなと
清冽な感動を受けます。

でもなんでも自分で選びとってゆくという考え方は、
二者択一に近くて日本風土の精神とはちょっと違うかも知れませんね。

Posted by 梨木 at 2013年07月25日 10:26 | 返信

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