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「平穏死という親孝行」増刷、「がんの花道」売り切れ

2013年08月01日(木)

今日は、朝一番から汗をふきふき、在宅、ケア会議、外来、会議、来客対応、
そして夕方からは、また数件の訪問診療、外来に没頭していた。
終了間際は、精神疾患の方がいつものように集中するが、その中嬉しい知らせがあった。
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「平穏死という親孝行」が、4刷り、増刷が決定したとの連絡があった。
特に4刷りめは、増刷の冊数がかなりの部数なので驚いた。

クリニックを出ようとしたら、今日発売の「がんの花道」の見本が届いた。
いい感じの外観だ。

新幹線に乗ろうrとしたら、知人から電話があり、アマゾンでは
「がんの花道」が売り切れ、になっているそうだ。

有難い限りだ。

多くの人に読んで欲しい。

印税は、すべて被災地の震災孤児に行く。

いまだかつて、著作で収入を得たことは、1円たりとも無い。
本業は医業だから。

著作は、副業でもなんでもない。
ただのボランテイア活動。

一生懸命書いて、売れて、印税は相馬市の震災孤児の奨学金になる。
それが嬉しくてやっている。

本が売れると、いろんな嫌味を言われる。
「そんなに儲けてそうするのか」みたいなことを結構、エライ先生に言われて凹む。

「全部寄付しています」というと、相手は沈黙される。
想定外がまた嫌なのだろうが、私の中ではそれでいい。

私の考えや経験を多くの人に知って欲しいと願うことは、悪なのか。
決してそうではないと思うので、頼まれるまま発信しているだけのこと。

今、甲信越のある街に居る。

拙書「平穏死・10の条件」の、アマゾンのレビューに書き込んで頂いた方と
明日の朝、お会いするためだ。

進行胃がんを手術して、抗がん剤治療もほぼ順調に行っている。
彼女の元気な顔を見て、生の声を聴くために、この街にに来ている。

最終電車は、あずさ、ではなかった。
かいじ、だったかな。

36年前は、このホームから深夜12時発の夜行列車に乗って無医村に通っていた。
夜どうしみんなでビールを飲みながら、電車の通路で寝ていたことを昨日のように思い出す。

今日は、一生懸命働き、嬉しい知らせがあった1日だった。

そして、この街のビジネスホテルに深夜1時にたどり着いたところ。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

先述した坂井三郎の空戦記録は、日本人だけでなく全ての人が忘れてはならない戦争の事実を記した歴史書だと思います。

長尾先生の著書は、これからを生きる為にあるべき姿を訴えた開拓の書だと思います。

空戦記録のまえがきに「私は日本人が戦争というものを自ら体験したことによって、戦争に対する嫌悪の情と平和への強い希求が心底から植えつけられたことを尊い事と思います。そしてそれが単に敗戦と言う結果もしくは戦争の惨苦だけから生まれた幻想でないことを心から願うものであります。戦争は、勝っても負けても、人類の二度となすべきものではありません。そのことは、私の記述の中から無形の文字となって読みとれるはずと私は信ずるのであります。」とあります。
この空戦記録が当時アメリカで「SAMURAI!」として英訳され、世界各国で翻訳されミリオンセラーとなったと言う経緯があるそうです。
昭和41年に絶版となりましたが、平成4年に加筆訂正され「大空のサムライ」として刊行されています。

坂井三郎と言うヒューマニズムに溢れた戦闘機パイロットは、戦時中からその優れた飛行技術と共にアメリカ軍の中でもよく知られた存在だったようですが、その人物が遺そうとした物と、長尾先生が世に訴え拓こうとする心の筋は同じだと思います。
坂井三郎もあらゆる非難を浴びたようですが、一石を投じると言うことはそういうことなのだと思います。

僭越ではありますが、これからの益々のご活躍をお祈りします。

Posted by 桜 at 2013年08月01日 08:20 | 返信

そうですか、あの方に会いに行ったんですね。
1冊の本がつないだすてきな出会いに乾杯( ^^)/▽▽\(^^ )

Posted by ゆいゆい at 2013年08月01日 11:40 | 返信

{{{{{{{{{{{{{{{{ もう もう もうしょ 洪水 被害 }}}}}}}}}}}}}}}}}}}}
お盆までは と 覚悟 きめました、
*******マスクの人が 多いのは?*********
クーラーのせいでしょうか?**********
<<<<<<<<<< がんの花道 >>>>>>>>>>>
ユニークな タイトルですね 久々の往診 採血しやすかった様子
{{{{{{{ 時間あまるとかで 浜辺の歌 や 「97歳」の年賀状の本文の話
「元気です、社会の役にたちたく ご指導お願いしますと 医院の住所電話も表記あり」
「現役のご様子」
俳句で はじまる
「ついそこへ 白寿がきてる とそきぶん」
1972年の年賀はがき
_____________
老い仕度
死の準備を
していると こんな {たからもの}が 見つかって さっそく 往診医に
コピーさしあげる。
****************
おぎようこ おこらんど 墨あそび詩あそび土あそび
HP管理スタッフ

Posted by CHIAKI at 2013年08月01日 01:14 | 返信

「がんの花道」今日受け取りました。
未だ、初めの方しか読んでいませんが、セカンド.オピニオンの選択とか、いいなあと思いました。
「尊厳生、平穏生」とか、takuさんの言った事がフンダンに出てくるので、このブログに書き込んでいる、若い方達の意見も取り入れていらっしゃるのだなあと愉快に、思いました。パクリと言っちゃ、パクリかも知れませんけど。
初期のアメリカの民主党員のカーネギーのメモリアルには、「私は、何の才能も無いが、廻りに、才能のある人々を集める能力は、人一倍あった」と刻まれていると、確か、バブルの頃の雑誌「プレジデント」に載っていたと思います。
カーネギーも、家族に遺産を沢山残すより、カーネギー財団や、カーネギーホールや、カーネギー病院などを寄付したそうですね。家族は気の毒ですけど。
カーネギーはその頃から、世界席巻し出した汎アメリカ主義(アメリカ帝国主義)に反対したそうですが、選挙では敗北したそうです。(プレジデント)
オリバー.ストーン監督も民主党の中の優秀な人は評価しているみたいです。

もちろん、長尾先生は大変な才能の持ち主ですし、ご家族にも、財産は残して下さいね。
私は、又しても、ヘンな事言ってしまったみたいです。

Posted by さよ at 2013年08月04日 02:07 | 返信

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