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尼崎の救急搬送が改善
2013年09月13日(金)
しかし救急隊がタブレット型端末を使うことで劇的に改善したことが報道されていた。
いい報道なので、正直、ホッとした。
1人の高齢者を入院させるのに、10軒の病院をあたることも稀でなない。
病院がみつかるまで、1日中、かかることもある。
家族からは、「病院もよう美つけんのか」と怒られることも。
しかし、病院がどこも満床なことに、市民は実感がないようだ。
主治医を通すより、勝手に救急依頼をしたほうがいいとふむ家族も出てくる。
主治医を通さずに、救急隊が探してくれるだけでも町医者、在宅医としては助かる。
ようやく尼崎の救急医療にも光がさしてきた。
在宅患者さんにとっても朗報だ。
神戸新聞 2013年9月12日(木) 配信 メッセージを書き込む
救急車稼働率が全国的に高い尼崎市消防局で、タブレット端末を使って受け入れ先病院を検索できるシステムを導入したところ、病院に4回以上照会する件数が半減したことが9日、分かった。病院の受け入れ状況を即時に把握できるシステムは、兵庫県内では初めて。患者の“たらい回し”を回避する有効策として、12月には阪神地域全域にも拡大される。(霍見真一郎)
同消防局が運用する救急車は8台で基準より少ない一方、都市部でもあり出動数は多い。同消防局の調べでは、人口30万人以上の全国84消防本部でみると、2012年の救急件数(不搬送を含む)は1台あたり年3119件で、東京消防庁に次ぐ4位だった。
これまでは、受け入れ先の病院を探す際、電話照会に時間がかかることが多かった。複数の救急車が一斉に要請することもあり、受け入れ先が決まるまで4回以上照会したケースがこの5年、月平均で131~176回発生。司令室による照会も含め54回かかったケースもあったという。
同消防局はタブレットを使った新システムを6月に試験導入。1日2回、どの病状について受け入れ可能か、ベッドの空きも含めて各病院の情報を集約。随時更新され、手術中などで受け入れが困難になった病院や、別の救急隊が搬送している状況も即時に反映され、端末で見ることができる。
8月には、「4回以上の照会」が65件と例年の月平均から半減。同市中消防署の村上高広消防司令補は「入力のストレスを心配したが思ったほどでもない。搬送先が1回の照会で決まるケースが増えた」と実感を語る。市医師会の橋本創副会長も「救急患者の搬送効率が飛躍的に向上すると思う」と期待する。
総務省消防庁によると、同様のシステムは佐賀県や香川県で導入されている。
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