「第１３回抗加齢医学の実際」という講座に昨日から参加している。
各界の先端で活躍する研究者に直接レクチャーしてもらえるので楽しみにしていた。

このセミナーには、できるだけ毎年参加するようにしている。
ただ抗加齢医学という言葉は誤解を受けるかもしれない。

しかしすべての医学は、抗加齢医学的である。
抗加齢医学とは、実は、基礎医学を総合診療に利用するための方便だと思っている。

糖尿病患者さんの死亡率を半減させる薬はない。
しかし１日１時間の運動をするだけで、死亡率は半減する。

運動で、脳卒中は減る！
心筋梗塞は脳卒中ほどは減らない（欧米では減るので、この辺は民族差か？）
がんはおそらく減る！？

誰でも知っているような話を、改めて基礎データをもとに噛みしめるのには実にいい機会。
もちろん運動あ認知症予防に及ぼす最新知見についても知ることができる。

高校時代に運動していたかどうかが、
７０歳以降の死亡率に影響しているというデータも披露されている。

「運動のサイエンス」は、今後の医学の柱であると信じている。
その割には運動していないが・・・


この２日間、雨や風とは無縁で過ごしている。
昨日は山梨～長野にいたり、大きな建物の中にいるからだ。

甲府では、虹を見た。
夜の品川のビルの谷間から、綺麗な月を見た。

ネットでは、京都の桂川が氾濫したと流れている。
早く、台風が日本列島から過ぎ去ってほしい。