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診療所と病院の真の絆を深めるためには

2013年09月22日(日)

「診療所と病院の真の絆を深めるためには」。
これは今夜、八尾徳州会病院の病診連携の会で講演させて頂いたテーマだ。
実に重くて深いテーマを頂いたものだと感心しながらお話をした。
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診療所と病院の絆は、市民が思っているより複雑。
地域医療連携は単純ではない。

病院の先生、地域の先生を対象に、平穏死、在宅、連携の
3つのキーワードで話をさせていただいた。

こんな深いテーマはない。
今後の日本の医療にとって避けては通れない課題でもある。

一般演題では、胸腔鏡を用いた食道がん手術のビデオを見た。
大腸がんや粗径ヘルニアの内視鏡手術のビデオも見た。

素晴らしい技術の手術がなされていた。
内視鏡で取るのとエライ違いだった。

診療後の懇親会では、実にいろんな先生方と
情報交換をさせて頂いた。

徳州会はいま大変な状態にある。
しかし現場のスタッフたたちは、一生懸命頑張っている。

若い医師たちともいろんな話をした。
彼らに聞いてもらっただけでも嬉しかった。

その後、来年の日本ホスピス在宅ケア研究会の打ち合わせに遅れて参加。
遅くまで久々にお会いする日ホスの理事さんと話し込んでいた。

今日は、12時間、あれこれ喋っていた。
食事を取る時間がなかった。

なんでそんな頑張るの?
みたいなことを何人かに聞かれたが自分でもよく分からない。

もっともっと頑張っているひとたちが沢山いる。
被災地で支援活動を継続している人たちを見ているといつもそう思う。

あるいは被災地の方を思うと、自分は本当に恵まれていると思う。
時々、申し訳ない気持ちになる。

さて今日はサザンの最終公演。
宮城スタジアムからの中継は見逃さない。

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この記事へのコメント

被災地と言えば、阪神大震災から18年経ってるんですね。さっき、Eテレで、長田の駅前開発を見て、恐ろしくなりました。
阪神大震災以前から、長田駅前商店街の、巨大都市開発が計画されていて、被災した商店街がうっかり、その計画に乗せられて、まあリーマンショックの大恐慌の影響もあるのでしょうけど、「商売は上がったり、売るにも、買い手がつかず、貸すにも、借り手がいない」悲惨な状況らしい。せめても、管理費を節約しようとしたら、管理会社(まちづくり会社)が頑として聞き入れない。長田市も管理会社も味方。やっと紳士服専門の店のオーナーが、経理に明るくて、長田市と管理会社を追及して、管理会社をやめて貰う運動をしているが、管理会社の味方をするお店の主人も居てはるし。
それはそうと、BS1で、ウォール街の問題を連続放映していましたけど、リーマンショックの株の大暴落はアメリカのウォール街の金融業者達が「株が暴落することによって大儲け」する為に仕組んだ罠だったそうです。オバマ大統領もそれを裁判にかけようとしたけど、オバマ大統領自身も、金融街、特に、ゴールドマンサックス等から、選挙資金を貰っているので、うやむやになったらしい。
日本のバブル崩壊も、アメリカのソロモンブラザースと言う証券会社が平成元年の大晦日まで、買って買って、バブルにしておいて、日本のお正月休みの間に、売り浴びせて、大暴落させて、大儲けしたと、浅井隆著「仕組まれた湾岸戦争」に載っていました。
オリバー.ストーン監督の「ウォール街」と言う映画でも、カークダグラスの息子のマイケルダグラスが演じた、ゲッコ―と言うヘッジファンドが売り浴びせて大儲けをしようとしたが、マーチン.シーン演ずる主人公がそれを阻止すると言う内容でした。
半沢直樹どころではない、地球規模の犯罪です。
「抗がん剤10のやめどき」の裏表紙に、長尾先生が書かれていらっしゃるように、株も止め時が肝心なのでしょう。
いや「資本主義」のやめ時なのかも知れません。
資本主義をやめて何処へ行くべきなのでしょう?
ボランティアや、バングラデシュのムハマド.ユヌス博士の「善意銀行」みたいに、低金利で、庶民にお金を貸す事業が望まれます。
「果てしなき物語」の著者のミヒャエル.エンデも、「善意銀行」みたいな事を考えていたようです。胃がんで死にましたけど。
でも、資本主義の崩壊の後に、何が来るのかは、私には分かりません。
また、過激な、ナショナリズムの時代が来るのかも知れません。
おお恐い!

Posted by 大谷佳子 at 2013年09月22日 03:21 | 返信

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