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認知症ケアの最前線

2013年10月20日(日)

認知症になっても住み慣れた街で過ごしたい。
そんな願いを込めた市民フォーラムが、今日の午後尼崎で開催された。
たくさんの人に集まっていただき、グループワークを含め楽しんで頂いた。
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近藤誠さんと中矢暁美さんのゴールデンコンビに
丸尾多重子さんと私がコラボする形のフォーラム。

目からウロコという方もおられたのではないか。
私自身、2日間、しっかり勉強させていただいた。

認知症になったら、現在の人間関係が倍返しになる。
今のいい人間関係を築くことが、認知症予防である。

おそらく日本で最高レベルの認知症ケアの講義を
堪能させていただいた。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

来年は、5月10日のアルカイックホールオクトでやります!

NC131020_0017_R.JPG

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

市民公開フォーラム「認知症とむかいあう、ささえあう」

日時: 平成251020() 13時半~16時半

場所: 尼崎女性センター・トレピエ 3階トレピエホール

講師: 長尾和宏医師(長尾クリニック院長)

       中矢暁美さん(愛媛県松山市 託老所あんき代表)

       近藤 誠さん(愛媛県西条市保健福祉部高齢介護課副課長)

       丸尾多重子さん(NPO法人つどい場さくらちゃん代表)

 

参加者:

事前申込192名(実際に来た方151名)

当日参加22

合計173

 

スタッフ:裕和会13名、一般ボランティア1名、MR3

 

アンケート:

回答数 52

大変満足 33 、満足 18 、普通 0、良くなかった 0、回答なし 1

 

★感想

ž   素晴らしいお話内容でした。愛媛出身の私です。とてもよい内容でした。同じ郷里、心にひびきます。感動いたしました。今から考えねばと思いました。

ž   皆様のお話はたいへん参考になりました。また、時間の経つのをまったく感じさせないくらい。話の内容も充実していて、おもしろかったです。老人ホーム(453人入所)で働いていますが、終末期の希望聞き取りをしています。今日のようなお話を当施設でも入居者に聞かせたく、機会があればご協力をお願いします。

ž   託老所あんき 中矢様の実体験を聞き、その場所に応じた体験を話され回想法等を使い、その時に応じた最期までの看取りの話をされ感銘を受けました。

ž   とても中味の濃いフォーラムでした。地域の中で、ご近所とのかかわりの中で、今日の学びを生かしていきたい。認知症の方に勇気をもって声をかけていきたい。

ž   いろいろ勉強させていただきました。これから参考にさせて頂きたく思います。よろしくおねがいします。

ž   いろいろな立場の人からの話が聞けて、参考になることが多くありました。私は今、母(要介護5)を介護していますが、自分のことだけでなく地域の中で、自分の経験を生かし、声かけからはじめていきたいです。

ž   61歳、女、一人暮らし、マンション住まい。かなり、忘れることがあります。これからどうなるのか不安ですが、あきらめずに生きていくという心でいたいです。おひとりさまの認知症の話もこれから聞かせて頂くのを楽しみにしています。今日はいろいろとためになることが多く面白く学びました。

ž   市民フォーラムでこれだけ内容の濃い講演がきけて、有難かったです。私も認知症になるかもしれないと思いながら、関係性を築いていきたいと思います。

ž   尊厳死について改めて考えさせられました。現場に長くいて、夫の看取りをしました。母92歳の最期まで本人らしく生き切る支援を家族と共にしたいと勇気を頂きました。

ž   大変充実したお話ありがとうございました。中矢さんのお話は初めてで楽しみにしていました。不安、恐怖におののいて生きているとの内容に、やっぱり豊かな社会にしていかなければと思いました。「あんき」を見に行きたいです。近藤さんはよく自身の父上の手をしばられたお話をされ、「なぜできるのか?・・・・スゴイ」グループワークで年配の女性の想いを聞けてよかったです。

ž   もう少しお話が聞きたかったです。託老所あんきのような素敵なところで、母や父が暮らせたらと思います。

ž   長尾先生、丸尾さん、中矢さん、近藤さん、みなさんのお話は本当に参考になりました。妻(認知症・要介護5)の自然死(尊厳死)を考える夫です。

ž   まだまだ自分の知らないことを教えてもらいました。気づきということも含めて、とても勉強になりました。中矢様、近藤様、丸尾様のお話を自分も他の人に伝えたいと思いますし、是非とも私の地域(奈良です)にもお越しください。

ž   様々な視点で関わること、本人中心で関わること。ほどよい距離間の地域づくりの大切さを学びました。

ž   グループホームに勤務していますが、認知症の方との関わり方の新たな発見ができ、皆さんのお話もおもしろくてよかったです。

ž   明日から「ひたいにかけ」を実践します。

ž   むかいあうこと、本人主体とは、介護・支援者の思いではなく深く本人の訴えを聴き、考えることがとても大切。色々な方の体験を踏まえたお話を教えてくださって、本当によかったです。よく利用者さんにお伝えするのですが、自分史をなかなか綴れず、認知症になりつつある方を目の前に・・・。つらいです。

ž   認知症も自分のこととしてとらえました。毎日の生き方が大事だと感じました。また、地域のことも考えて、日頃から周囲、近所、友人、親類とそして家族と関わっていくことが今後の人生をつくることになると、学ばせて頂きました。

ž   右手、左手、同時に異なる所作は脳の働きの老化で不可能という意識が大切です。朝夕、手指、足指・・・全身のストレッチでバランスを養うこと実践しています。継続は力なり。

ž   大変感銘を受けました。「どう生きるか」「どう死ぬか」を考えました。生き切る人生を私も母(認知症)もできるようにしたいと思いました。母が最期まで幸せであるように接していければと思いました。

ž   地域で認知症の人を支えられる社会、それを実現できれば、認知症の人も介護する人も予備軍の若い人たちも安心して地域で生きていけることがよくわかりました。将来、日本全国がそうなっているように私も頑張ろうと思いました。

ž   普通に死ぬことの大切さがわかりました。

ž   私が7歳の時、おばあちゃんが家で亡くなりました。タライにお湯をはり、父や叔母さん達が沐浴させていた様子が今でも思い出されます。今はほとんどの人が病院で亡くなりますが、今日の講演を聴いて考えさせられました。

ž   認知症の方がたくさんいらっしゃいます。改めて、本人中心の関わりが大切だと感じました。また、自分の死というものを少しずつ考えていきたいと思います。

ž   今日から父に対する接し方を変えなくては・・・と反省させられました。

ž   高齢化、認知症の有病率について非常に関心があったので、大変参考になりました。認知症に理解と関心を持つことは必要だと思います。最先端の研究と最新の治療について聞いてみたい。

ž   平穏死は本当にいいと思える。自分の最期をそのように迎えられるよう家族としっかり話し合えるようにしていきたいと思います。自分の死と向かい合えるいい機会になったと思いました。

ž   心が温かくなり、大変感動しました。

ž   初めて参加しました。現在、老健で働いていますが、今日の話を活かしていく方法がないか、自分なりに考える機会を持つことができたと感謝します。一歩一歩進めるように努力していきたいと思います。「あんき」を見学してみたいです。

ž   丸尾さんの出番を増やしてほしかった。

ž   中矢様のお話は同業者として気持ちの再認識となりました。本当に忘れてはならない大切なことであり、介護をする人皆に伝えていくことが出来ればよいなと思いました。近藤様のお話では感情的な部分が伝わりました。グループワークを通して、要介護認定を受ける前の高齢者の方の生の声を聴くことができてよかったです。

ž   丸尾さんのお話も聞けると嬉しかったです。長尾先生の話ももう少し。私は介護者()ですが、ケアマネさんを誘ってきました。「よかった」と言ってくださったので家族が聞いても専門職が聞いてもいいお話でした。

ž   認知症の薬について聞けてよかったです。5種類あるとは初めて知りました。認知症の奥深さが少しわかりました。手づかみで食べる人は食べる意欲が強いと分かりました。箸やスプーンの使うことを忘れて食べていると思っていました。

ž   介護のこと認知症のことを理解するためにとてもよい企画でした。身近なこと、自分のこととして受けとめなくてはね。近くに「まるちゃん」のような駆け込み寺がほしいです。

ž   認知症を当たり前のものと理解し、どう生きていくか、とても考えさせられました。都市部でどう地域で支えあっていくか考えていきたいと思います。

ž   認知症サポーター養成講座を開催するうえで、特に小学生に向けて、どのような講座の形をとればいいか、地域の皆で悩んでいました。“今”どうかかわるかプラス“これからどういう社会にしていくか”という形にしていくことの根底の考え方を教えて頂けたと思います。

ž   昨日偶然、先生のブログから開催を知り参加しました。対象者もわからずグループワークにも参加しました。私自身、アルツ型の母を持ち、福祉職ですが、地域の方(特に高齢者の方)が参加されていることが素晴らしいなあと思いました。

ž   長尾先生の活動は素晴らしいです。

ž   最近、イライラすることが多くなった。イライラは認知症のはじまりと聞いて、ゾッとした。これからは心を平穏にして生きていきたい。もうすぐ80歳になる。あと2~3年である。

ž   薬の話、大変参考になりました。現在、アリセプトを含む11種類(朝10、昼5、夜9)を処方されています。基本、勧めはしますが、飲むか否かは本人の判断に任せています。周り特に次女が心配して飲まなかったりすることに対してイライラするので、そちらの説得に使わせていただこうと思いました。また、「在宅医療」「平穏死」の記事は大変参考になりました。これからくる介護生活に向けて、準備して行こうと思います。中矢さんの「認知症になる前に素の自分を良い方に変えておく」は大変印象的でした。

 

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この記事へのコメント

長尾先生、昨日は不眠の中、お疲れ様でした。
本当に有意義で貴重な時間を過ごせました。
目からウロコ、的などれも心が震えるお話でした。
グループワークでも短い時間でしたが、素敵な時間を共有でき、今日からの生き方に実践していきたいです。
認知症になる社会を作る。なんて力強い言葉なんだろう。
そんな地域で生きた人は本当に幸せだと思います。

わが地域でも、団塊の世代の子ども世代がきちんと引き継いて行かなければと思いました。
ありがとうございました。

Posted by みきよん at 2013年10月21日 07:54 | 返信

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