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すい臓がん患者さんが語る、近藤理論への怒り

2013年11月12日(火)

コメント欄を眺めていたら、見知らぬすい臓がんの患者さんが長い書き込みをして頂いた。
読み進むうちに涙が溢れてきた。42歳の当事者である彼は、近藤理論への怒りを書いている。
これが現実の世界なのだ。極論という妄想に、現実は付き合う必要もない。拡散を希望します。
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なんだか、池田清彦氏(早大教授)の文章を読んでいたらフツフツと怒りが湧き上がり書きました。

手術を迷っておられる方へ  

はじめまして、私は42才、男性。 すい臓がん、尿膜菅がんのダブルキャンサーで 1年と半年前に摘出手術を受けたものです。がん放置療法なる説を提示しておられる近藤誠という医師が書いておられる本がベストセラーになっているそうで。

近藤氏の説ではがんは切らない方が良いらしい。 厚顔、失礼、抗がん剤もやらない方が良いらしい。 近藤氏の考えは、手術が痛いとか抗がん剤は副作用が激しいとか様々なうわさを聞くがん患者の心に妖しく甘く忍び込む。   

専門的な反論はお医者さんたちに任せるとして、患者の立場から先輩として、いくつか。

手術は痛いです。 私の場合、すい体尾部、脾切除術。尿膜管切除術。 なる手術を受けました。 あんまし、良くわかんない? そう、私もあんまし良くわかりません。 えっと、みぞおちの真下から、おちんちんの真上までガバーっと切ってあります。 約30㎝。 また、CTなどの画像を見るとわかるのですがすい臓は、背骨のすぐそば胃の真裏ぐらいにあります。 つまり、奥の方まで深ーく切った、と言うことです。

どの位、痛いか?と言うと地獄の苦しみです^^ もう、二度と経験したくない程の痛みです。 でもねえ、もし私のがんが局所再発して、すい臓がもう一度切れる状態で手術を勧められたら(すい臓はあんまり残ってないので考えづらいのですが) 

私は笑顔で 外科の先生にやりましょう、お願いします。 と答えます。 私は時に、本当の優しさとは何か?と言うことについて考えます。 2012年5月の時点で、私はセカンド・オピニオンサード・オピニオンを様々な医療機関に受けに行きました。 その時は、私自身は、手術を受けられるなら絶対に受ける、と思っていましたが 友人の医師には、違うように見えてたようです。 術後、しばらく経って友人と話した時 突然、 オマエが手術を受けないって言ったら、措置入院をさせてでも受けさせるつもりだった。 と、言いました。 措置入院とは、精神科の医師2人以上の意見が一致した場合に、無理やりでも閉鎖病棟に入院させられる。という、主に犯罪者か、それでなくても他者に害を与える可能性がある人物に対して適応される制度です。
つまり、これをやれるか、やれないかは、また別問題として下手すれば、友人は医師免許はく奪です。 で、私は囚われの身になる、と。 捕まえて無理やり、腹を切ってやろうという考えですね。 さて、アナタはこの話を聞いてどう思われましたか?     

本当の優しさ、の話を続けます。

私が、小学生の頃やってたアニメに家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ というのが、ありました。 フローネという、女の子が主人公でその家族が漂流して、無人島に流れ着く。 という話です。 細かいあらすじは忘れました。 でも、いまだに覚えているシーンが一つあって。 家族とは別に、男二人が漂着します。 その中に、感じの悪いおじさんUがいます。(便宜的に名前をUにします。) フローネ一家と、とにかく上手くいきません。 Uは意地悪なんですね。 ま、なんだかんだ、あって、 家族と、そのUたちは無人島を脱出します。 脱出して、すぐ船の上でフローネは自分で集めてきた、ハチミツを食べようとします。 Uは意地悪です。 フローネから、ハチミツを取り上げます。 いやな奴ですね。 小さな船の上なのに、フローネ一家とUたちは、いがみあいます。 しばらくして、船は嵐に遭い、食糧や水が乏しくなります。 フローネ達は、栄養失調と疲労で動けなくなります。Uは、この時初めて船に乗っている皆にハチミツを飲ませます。ハチミツは皆を、よみがえらせます。 

  本当の優しさって何でしょう?    

ああ、一応、念のため。 抗がん剤の副作用はたいしたことありません。 多分、副作用は都市伝説と悪い意味でのプラセボです。 それは、オマエが強いからだろ? と言う反論に私は、こう返します。 違います、私がバカだからです、と。 

がんになれば、注射をたくさん打たれます。 手術は不安です。 抗がん剤も不安です。 近藤医師及び信者たちの言うことは だいたい、以下のようなことです。  

手術は外科医が、切りたいから切っている。 抗がん剤は、製薬会社が儲かりたいからやっている。 がんは、医療界の金の卵だから治療をしている。池田清彦氏の近藤賛美説の引用。 本の売れ行きを見る限り、今また近藤の主張は多くの人に支持されて拡がりつつあるようだ。医学界は必死の抵抗を試みるだろう。がんは放置しておくのが一番いいということになれば、がんの手術に携わる外科医と抗がん剤を製造している製薬会社はおまんまの食い上げになるからだ。

しかし、患者は医学界の金儲けのために存在するわけではない。がん患者が手術や抗がん剤で殺されることはあっても、外科医がおまんまの食い上げになって死ぬことはない。どちらがいいかは自明であろう。(改行する気も起きん。)   

池田さん。 私を治療してくれた、Q大の医療チームは、おカネの為に私を治療したのでしょうか?   

私は、昔の映画を思い出します。 アポロ13という映画です。 月を目指したアポロ13に爆発事故が発生します。 様々なトラブルを解決しながら地球への生還を目指すストーリーで、実話をもとに作られています。 10年以上前に見た映画なので、細かい部分は忘れましたが、こちらも、記憶に残っているシーンがあります。 空気中の二酸化炭素が一定濃度を超えると人は死にます。 爆発によって、アポロ船内の二酸化炭素濃度が上昇し始めます。  

NASAの技術者たちは簡単にはあきらめません。 彼らは、アポロの船内にあるものを地上で用意し、数十人の技術者たちが頭をひねって二酸化炭素を除去するフィルターを作ります。 フィルターの作製に成功したヒューストンはアポロ船内の乗組員達に、その作成方法を伝えます。 乗組員たちは船内で二酸化炭素が致死濃度に達する寸前にそのフィルター(靴下などで作った)の作製は間に合います。 乗組員たちは助かります。 地上の多くの技術者たちの強さ、優しさ、しぶとさ乗組員たちの努力が、もたらした結果です。     

がんの治療は、この話に似ています。

乗組員はがん患者、技術者は医師及び医療チーム。 アポロの話と違うのは、乗組員(患者)が定期的に現れることです。
 
池田さん、近藤さん。 現場の医療関係者は、アナタ達の神学論に付き合っているヒマはありません。 医療現場には、絶えず患者が送り込まれてきます。 そして、それぞれの患者に皆、命があり、家族がいます。 その人が死ねば、悲しむ人たちがそばにいるのです。 手元にある武器が少なくても、時には武器が無くても、彼らは闘います。 かつて、私は患者、乗組員の一人でした。 手術の時だけでも、私という、たった一人を助けるために 20人近い、医師、看護師さんが関わります。 術前、術後を含めれば 200〜300人の医療関係者が関わってくれました。 彼らは、毎日、睡眠時間を削って患者たちの為に闘っています。

私は、彼ら、彼女たち医療関係者に心の底から感謝をしています。

彼らは、あなたたちのようにぬるい優しさは、持っていません。 手術は痛かった、メシを食えないのもつらかった。 でも、現場の医療関係者こそ本当の優しさ、強さ、しぶとさを持っている人たちです。 現場は常に闘っています。

彼らのおかげで、私はまだ、この世にいることができます。

1年と少し前、私は彼らの助けを得て、がんと闘いました。
 
彼らは私の恩人たちであり大事なチームメイトたちです。 全国にはたくさんの患者がいて沢山の外科医がいます。 そして、彼らは今日もチームを組んで闘っています。   

近藤さん、池田さん。 闘っている彼らを、あざ笑い侮辱するような、アナタの意見を私は決して赦すことは、できません。

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この記事へのコメント

すい臓がん患者さんのお話、しっかり読ませていただきました。
昨年夏に子宮体がんのため子宮・卵巣全摘出、リンパ節郭清術をし、引き続き抗がん剤治療を半年、
現在に至る46歳の主婦です。

術後の痛み(おへその上から約20cm開腹)、脱毛はじめとする抗がん剤の副作用もろもろ、リンパ節郭清による後遺症のリンパ浮腫には今もこれからも一生付き合っていくことになります。

私が弱い人間だから、弱音なのかもしれません。この傷の痛みはもう二度と経験したくない、こんな吐き気や痛みはもう嫌だ、と思っていた頃近藤先生の著書を拝読しました。こういう選択もあったのかな、と読了した時は思いました。

それから半年経って、今では髪の毛も生え、浮腫も手前味噌ながら自身でケアしながらうまく管理できています。仕事にも復帰でき、「仕事で」悩むこともできています。健康な人と同じような生活ができています。悪いところを取り除いたことによって、元の健康な体に戻りたいという本能的な力が自分の体に再生されたのだと、感じています。

手術を…と主治医に言われた時、近藤先生の著書のとおり手術をしていなかったら、抗がん剤治療をしていなかったら・・・と考えると、恐ろしい限りです。
あの逆境(?)があったからこそ、今現在こうして昔通りの生活ができていると思うのです。
私は弱い人間なので、お腹の中にガンを抱えているのをわかっていながら暮らすのはできません。
抗がん剤で目に見えないガンを潰すことができるかもしれない、と言われているのに、手をこまねいて見ているだけでいることはできません。それこそそのストレスで、どんどんガンが増殖していったかもしれません。

ガンと言われてから1年半、何もしなかったら46歳の私はいなかったかもしれませんが、手術治療をした私は今元気にしていて、それは間違いなく現実です。
元気にしていても、新聞でもテレビでもネットでも「ガン」というワードに触れると、ふだん縮こまっているアンテナがピンと立ちます。
ハンディをもらった私は、そのくらい慎重にしていていいのかなと最近思います。

とりとめのない話をだらだらと書いてしまいました。長尾先生のお話はアピタルの記事を以前から読ませていただいておりました。
忙しい年末に向かいます、どうぞお体ご自愛ください。

Posted by 佐野 聡子 at 2013年11月13日 11:10 | 返信

精神科の開業医をしている者です。

週刊文春の最新号とその前の号を拝見しました。
長尾先生はには申し上げるまでのこともありませんが、老婆心ながら精神科医の立場から一言。

Normal とabnormal が論争したら、normal は絶対に勝てません。Abnormal は譲歩を知らないからです。
先生も、「意見が共通するところもある」などとおっしゃる必要はありません。
対談など、絶対になさらないでください。

失礼いたしました。

Posted by 川田昌弥 at 2013年11月15日 08:00 | 返信

治療する意思決定と、治療しない意思決定と両方あってはダメなのですか?私は一つの選択肢として、どちらをとってもどちらかを否定することにはならないと思う、

Posted by 匿名 at 2013年11月16日 03:24 | 返信

初めて読ませていただきました。 『術後の痛みの辛さ・苦しさ』という共通のお言葉に触れて、まだまだ術後痛対策を重視する施設がすくないのだなと残念に思います。私が麻酔科医として勤務する病院では外科と整形外科が中心ですが、術後の痛みで苦しまれる方はほとんどいらっしゃいません。胃全摘をされても翌日には病室内歩行(早い人だと廊下もスイスイ歩いておられます)できます。患者さんが病魔と闘うエネルギーを温存できるように、という思いで日々取り組んでおります。ほとんどの医者・看護師ほかすべての医療従事者は、病と闘う患者さんの応援団でありたいと願っているはずです。「がんもどき理論」とその関連話などは、現場で真摯に歯を食いしばって取り組んでいる人々を見たこともない連中のたわごとでしかありません。

Posted by 宮原誠二 at 2013年11月16日 11:35 | 返信

自分がたまたまこうだったからと、他を否定する姿勢は、
この筆者も池田清彦とそんなに変わりありません。
抗がん剤はの副作用が耐え難く辛い人だっているし、
術後が辛くなかった人もいるし
金儲けが目的の医者だって残念ながら存在するのは事実だ。
癌というのは人の個性ほどにも多様な病気であるので、
あなただけの体験が癌の全てではない。

Posted by 匿名 at 2013年11月17日 04:36 | 返信

私は昨夏、中咽頭ガン(ステージ4)と診断され、抗がん剤3種と放射線治療をしました。今年2月のPETCTで再発転移無しと診断されましたが、腫瘍は楕円形でピーク時直径4.5センチありました。
治療開始前の血液検査で腎機能が弱いと指摘を受けました。抗がん剤は、第一次世界大戦でも使用されたマスタードガスの成分から製造された猛毒だと環境ジャーナリスト船瀬俊介氏の著作から知っていましたが家族の勧めもあり化学・放射線療法を受け入れました。しかし、抗がん剤はガン細胞をやっつけますが、同時に正常細胞も傷つけます。その副作用を感じながら、死を冷静に受け入れ「遠隔転移・再発リスク」と「抗がん剤による腎機能低下で人工透析リスク」を天秤にかけ、生きて人工透析よりも死んで保険金を残した方が、幸せだと思うようになりました。抗がん剤治療は中断しましたが、放射線治療は貫徹しました。
それで、池田清彦氏の近藤賛美説賛成派の私が言いたい事は、「ガンは放置すること」ではなく、自己内観をして生活習慣や思考・行動習慣を改めれば、手術や抗がん剤をすることなく腫瘍退縮に向かわせることが出来る。そのプロセスを経ずに外科手術や化学療法に頼る事は間違っている。自分自身で出来る事を自分で考えて自分で治す努力をする。この前向きな気持ちの起爆剤が無かったら、何をやってもダメだと思います。医者が勧める治療法は二の次、まず第一義は、自分自身の身体がどう感じているのか、自分はそれに対してどうしたいのか?その上で、医師の診断と治療指針は第二義だと受け止める事が大切だと痛感しました。生活習慣を改めなければ、ガンは再発します。切っても切っても心構えを変えなければ体質は変わりません。そのチェンジ・オブ・ペースに、抗がん剤の副作用を利用するのも悪くはないと思います。

Posted by 匿名とさせてください。 at 2013年11月18日 09:26 | 返信

「生きて人工透析」より「死んで保険金」のほうが幸せだと、死を受け入れて抗がん剤治療をやめて、
"たまたま"治った自分のケースを主軸に、他人に何かを説くというその傲慢さはなんなんですかね。
しかも自分で生活習慣を改善したら治った、ならまだしも、
自分は死を受け入れたまま運よく放射線治療で治ったのに、
他人には外科手術や化学治療は頼るな、習慣や心構えのほうが大事だと言う。

Posted by 酷いコメントだ at 2013年11月19日 11:16 | 返信

>Normal とabnormal が論争したら、normalは絶対に勝てません。

これは絶対違います。

Posted by 名無し at 2013年11月23日 05:54 | 返信

心構えや習慣を正すのは良しとしても、現代医術の治療を拒否するのは自身が「死ぬ覚悟」を持つなら構わないでしょ。
ただ単に「治療しなければ死なない」なんて新興宗教の様な根拠の無い戯言を垂れ流すのはやめて欲しい。
「だれでも完治する」という事実か、現代医学よりも治癒率が高いと言う公的機関等々が統計した物が存在するなら公に出しても良い!
だが、そういった「証拠」、「事実」が無いのであれば井戸端会議の話題に留めて欲しい!(オカルト話や奇跡程度にね)
地獄への道は「善意」で敷き詰められてる。って言葉を思い出したよ。

Posted by 匿名 at 2013年12月05日 12:26 | 返信

私はがんは治療せず緩和ケアを希望します。ステージⅠだったら迷うかもしれませんが。
何もしなければ8か月。
と言われた母の闘病生活をみて私の考えは固まっていきました。
副作用のために旅行や外出を我慢し、家族で食卓を囲んでも食欲が落ちていたり、味覚が変わって美味しく思えなかったりしていた母。
頑張って我慢して我慢して、、、いつまで頑張ればいいの?と泣き崩れた母の背中を私も泣きながら撫でたのです。
頑張ってくれたのに7か月で逝ってしまいました。
母が薬や病院の力を借りて元気になろうと決めて過ごした結果ですが、私の中に受け入れがたい部分が沢山ありました。 
だから私は治療せず緩和ケアを希望します。
もしかしたら私に近しい人がどうにか治療を受けてと真っ向から頼んでくるかもしれません。
同時に私の意を理解しようとし、横に寄り添ってくれる人も居てくれると思い描いています。

Posted by ぽち at 2013年12月09日 10:23 | 返信

>Normal とabnormal が論争したら、normalは絶対に勝てません。
これは絶対違います。

とお書きになったかた、実名を出して、根拠をお教えください。

あなたの学術的な業績もお教えください。

Posted by 川田昌弥 at 2014年03月25日 12:02 | 返信

涙、涙で読ませていただきました。
私自身、モントリオールのガン病棟でナースをしている者です。
長尾先生の大大ファンでもあります。
日々、弱音を吐く患者さんを叱咤激励しつつ、共に戦い、
さらには末期のすい臓がんと闘う、昨日43になったばかりの友人と、
もう余命宣告をされているがん患者の父を抱きかかえて生きています。

Posted by karimero in montreal at 2014年03月28日 12:24 | 返信

製薬会社が臨床データ改ざんに一枚かんでいたり厚生省に賄賂払ったり
裏にあの財閥が絡んでいるのは事実ではないですか。
そして医療関係者に善良な優しさを持つ人と抗がん剤の正当性は全く関係ありません
詭弁で陰謀論を風圧したいだけの詭弁に聞こえます

Posted by 匿名 at 2014年03月30日 08:53 | 返信

近藤先生の本を買って 読みました。皆さんの お説も長々と読みました。私は 今年三月に 上行結腸
全摘出の手術をした 進行癌 ステージⅢb と術前検査で 決まって 癌病巣はしょうまく貫通 腹膜
播種もと 言われていました。周辺リンパに軽い腫れを認める。ということで覚悟の手術でしたが、
しょうまくの貫通も無く リンバ郭清D3 31ケ切除するも 病理でがん細胞を認めず ステージⅡになりました。放射線 も 抗がん剤も やらなくて良くなりました。近藤先生のお説の癌もどきだったのかもしれませんが、病巣は口側 三分の二 尻側全周 七センチに成長していました。一センチでも10億ケの
癌細胞を含むといわれる癌が間もなく腸閉塞を起こす寸前になっていました。手術後は 苦しさはありました。昼夜の点滴も大変でしたが、切り傷や 断腸の痛みは全然ありませんでした。腹がむやみに張って
苦しかつた事は確かです。絶食も思ったほど 切なくはありませんでした。術後半年 体重も術前より
1キロ多くなって 貧血も回復して 体調は 大変良くなりました。内視鏡で癌を自分で見て 写真も見て
今日まで 癌病巣と ともに暮らすことが出来たか 疑問です。上行結腸は 再発が少ないとは言いますが、ひと時も心から離れることはありません。近藤先生の 説で一番大切なことは 本当の癌は今でも 死病に変りはありません。 標準治療は 対症療法で 放置したほうが 長く生きられるかもしれないと 言っているのではありませんか。病気の余後は その人の運次第で 治るのも死ぬのも運次第です。癌が見つかった時の出発点で 治るか 死ぬかは 決まります。今でも癌は死病です。
簡単には治りません。一度名前をつけられたら 何時死んでも仕方が無いと 覚悟をすることが大切です。死んでも良いと 思えば 気が楽になります。死にたくないから迷っているのです。 それでも
命旦夕に迫れば 果たして今みたいな心で居られるか 自信はありません。父親が胃がんの手遅れで
自然死したのを見ているので とても放置は出来ませんでした。癌の臨終は 枯れ木のように静かでした。

Posted by  きらめき at 2014年10月23日 02:29 | 返信

私は1年前に母を亡くしました。食道がんでした。
ステージ3で即手術を勧められましたが、母の知り合いで同じ食道がんの手術を受けた方が
『絶対に切ってはだめ』と言い残し苦しまれて亡くなられたことから
絶対に手術はしない方向で治療を探していました。

まず○大病院で放射線治療を受けました。
一時は98%くらいなくなくなっていましたが約3ヶ月後の検診時に再発が認められ
その後○大病院でサルベージ手術を受けました。
経験豊富な医師の手術は大成功だったもののやはり再発によって半年後には亡くなって
しまう結果になってしまいました。

ただ、手術後は傷みもうまくコントロールして頂き回復も早く
3日後には歩いて、少しずつ食事もとれていました。
滞り無く退院し1ヶ月後の検診で転移したがんがみつかってしまいました。

家族としては、はじめから切っていればいろいろなところに転移しなかったのでは?
もっと長生きできたのでは。。。
と強く強く後悔しました。(亡くなった知り合いの話も思えばもっと昔の話)

放射線治療を受けている時近藤先生のがんもどきの本を読みましたが
何もかもいい結果にならなかった身内を持つ家族としてはこう思います。

近藤先生の説は正しそうだなと。
医師がお金のために。。。
というより医師は学校で教えられたとおりの治療を誠心誠意して下さっていると思います。
だからお金のために悪としている治療をしている訳は到底ないです。

医師ではなくもっと大きな組織。学校とか国とか?
また製薬会社も、方針を『癌をやっつける』方向で研究するので
いかに健康な細胞へのダメージを減らして癌を殺すか研究はしても
何もしないほうがいいのは研究しないですからお金儲けになってるのは確かですが
悪いと知りながらお金のために提供している。では無いと思います。

色々な医師とお話しして思ったのは私個人的には近藤先生の説が正しいと思います。
何をしても死に至ってしまう悪性の癌と、癌みたいな病変。
切って直るのは癌みたいな病変、何をしても直らないのは癌 種類が違うように思います。

Posted by 匿名 at 2015年12月10日 11:46 | 返信

それで、このすい臓がん患者さんは今生存されてるのでしょうか?
前は検索でいくらでも引っ掛かったこの患者さんのブログが、今は見当たらなくなりました。
どこかで、「手術のおかげで生きてるよ!」と発信されてるのでしょうか。
ご存じの方いましたら教えてください。

Posted by R at 2016年01月27日 12:31 | 返信

私の友人が先日癌で亡くなりました
乳がんでおそらく小林真央さんと同じ乳がんで一番達の悪いメディカトリプルという進行性のがんでした
子どもができて友人は東京で私は兵庫県なかなか会う機会もなく月日は流れてゆき久々に電話があり
乳がんで闘病中と何か良い治療法がないかと聞いてきました
やはり初めは小さい癌なので早急に手術する必要性がないと有名な病院で予約していたそうですがしこりが急激に大きくなり先生に言っても取り合ってもらえなくてやっと検査をしたらなんと6センチにもなり
抗がん剤で病巣を小さくしてから手術を勧められたようですがやはり発見して手術をしていれば1センチ未満でしたので転移や病巣も小さいのでそんな最悪な結果にはならなかったでしょうが
ここで彼女は病巣が大きくなってきていると言ってもなかなかとりあってもらえず今に至ったわけなので
先生が信用できなかったようです
で近藤先生の本を見て抗がん剤は拒否私も何度も説得したのですが
人は癌で死ぬわけではない、必要のないオペや抗がん剤で死ぬとで彼女は譲りませんでした
でいろいろ調べましたがネットなどで調べるとどれもこれも本当に詐欺っぽいものばかりですしかもこのサプリメントで治りましたとか高額なものばかり彼女自身は免疫療法やいろいろためし
保険適用外なので2000万以上かけどれも効果なく最後は抗がん剤と進行性なので骨や肺にも転移していましたおよそ半年で亡くなりました
あの先生の著者を見なければ彼女はもっと生きられたかもとと私はあんないい加減なことを書いて
病院の金儲けなら切らずに抗がん剤も使わず
遺伝子治療や免疫療法をやるほうがよっぽど儲かります

Posted by 近藤先生のせいで友人は死んだ at 2016年11月17日 01:29 | 返信

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