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在宅透析、サ高住透析

2013年11月17日(日)

日本慢性期医療学会で、在宅透析のセッションの座長をした。ええ?在宅透析?
そう人工透析の機会を自宅に置いて、自宅で隔日に、自分で透析を行うのである。
さらにサ高住での透析の現状が発表されて、驚いた。

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生活の場での透析が可能となってきている。
透析専門の、サービス付き高齢者向き住宅もできている。

インスリンの自己注射のように、在宅酸素のように
自分で針を刺して透析をやるのだ。


それも週3回ではなく、隔日の透析の方がいいと分かっている。
凄い時代だ。

しかしいくつかの問題点がある。

・見守りをどうするか?
・医師がどのように関わるのか?

事故がおきては、もともこもない。
安心、安全な在宅透析という新しい医療への挑戦も始まっている。


11月16日(土) 在宅での透析

 

昨日は、お台場で開催されていた日本慢性期医療学会

の司会を務めました。

私のセッションのテーマは、「在宅での透析」でした。

 

実は私も知らなかったのですが、自宅で透析が

簡単に受けられる時代になっているようです。

在宅酸素と同じような透析機械を自宅に置くのです。

 

透析病院への通院や待ち時間が要らなくなります。

シャントへの穿刺は自分自身でやるそうです。

インスリンの自己注射のようなものでしょうか。

 

さらに、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)でも

同様に、在宅透析ができる時代なのです。

もちろん全国的にみて、まだごくわずかですが。

 

それが「S型透析」として発表されていました。

Sとは、サ高住のSと、Supportive(援助)のSらしい。

自分で針をさせない人は、医療者が刺して、見守ります。

 

S型透析は、隔日透析だそうです。

2日空けると良くない、とのこと。

透析もどんどん変化、進化しています。

 

透析人口は今後も増加しますが、

高齢化、認知症の合併率の増加という課題もあります。

その結果、透析難民と呼ばれる人も発生してきます。

 

そうした中で生まれたのが、昨日のような先進例です。

見守りなど課題も多いですが、増えてきそうに思いました。

学会に出るといろんな新しいことを知り、驚くばかりです。

 

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