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認知症の在宅医療
2013年11月19日(火)
昨夜のテレビタックルで、ついに認知症の在宅医療が取り上げられた。
とてもいい番組だった。
有識者が議論しているので、時間のある時にご覧頂きたい。
とてもいい番組だった。
有識者が議論しているので、時間のある時にご覧頂きたい。
後半の正味10分程度。
FC動画に登録している方は、以下。
http://video.fc2.com/content/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%AETV%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB/20131118WAQDfK4q/&tk=TVRBME9UazVPRGM9
一見、もっともなご意見ばかり。
どこに行っても、学者や政治家などの有識者は、このように言う。
メデイアの意見も、同様な見方が支配的。
しかし、この番組の発言のほとんどが間違い!
現場を知らない、聞きかじりの有識者の思い込み。。
正しいのは、最後のたけしと阿川佐和子さんのコメント、だけ。
さすが、殿と、聞く力。
最近の講演では、半分以上は、認知症の方の在宅療養について喋っている。
私は完全独居の認知症の在宅患者さんを何人か診ている。
何の問題もなく、平穏そのもの。
要は、遠くの子供こそが、認知症の在宅療養の阻害因子なのだ。
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この記事へのコメント
近藤誠氏との対談は是非すべし。それを避けている貴方は勝算がないからだ。今更ながら近藤理論の賛同者の多さに驚いているようですが全て今の病院、医師に対する多くの国民の不信感から発しているのは明らか。100万部どころか、立ち読み、図書館での閲覧を含めば想像以上の人が読んでいると思われる。
近藤氏は貴方を羊の皮を着た狼と書いていた。私も対談しない貴方を卑怯者と呼ばせてもらう。貴方は何のために反論本を出したのか・・・・自分のためでしょ。不幸にして手遅れになる患者の心配などしていない・・・誰でも命は惜しいのだから最終的にどの道を選ぶかは患者の自己責任である。近藤理論は全て正しいなんて読者全員が賛同しているわけではないが、少なくても医学会、やらないでいい多くの無駄な手術を減らした功績は計り知れないほど大きい。Aさんの意見(敵前逃亡)は正しい。是非対談を。
Posted by たま at 2013年11月20日 08:59 | 返信
長尾先生の東奔西走、八面六臂のご活躍には本当に頭が下がります。ただただお倒れにならないようにお祈りするばかりです。
週刊文春記事以来、長尾・近藤論争をめぐり、場外?論争も過熱気味です。この欄に私も参戦しようと思って書き始めたら、読者の熱気に押されて1時間たっても画面が固まったままになり、やむなく強制終了しました。気をとりなおして、再挑戦します。
何の専門知識も患者としての試練もない者が参戦するのはおこがましいのですが、二人に一人ががんを発症するということは、100%の人がなんらかのがん細胞の増殖、転移を日々経験しているということになります。言い換えれば、発見されているかいないかの違いだけ。「科学」の進歩により、胎児の遺伝子解析からがん遺伝子まで判明するという話を聞くと、まったくお手上げです。十数年後のがん発現前に予想個所をあらかじめ切除する大金持ちも出てきました。
当初私もお二人の対談ありかなと無責任に思っていましたが、私ども迷える羊たちにとっては、そもそもがんの発生メカニズムと自己治癒力の無効性、「未病」を発現させない予防医学、自己免疫、自己抵抗力、がんとの穏やかな共存、共生という静穏生と平穏死といった問題の方に、多大の関心があります。今年、膀胱全摘手術を受けた友人から「病院に見放された」との電話があり、しばらくして息子さんから訃報を受けましたが、一方、80歳で乳房全摘手術を受けた知り合いが十数年たったった今も健在です。門外漢の私にとって理解不能です。
しかし人類誕生以来、細胞の内外の困難な課題を次々と解決?してきたヒトは、近い将来、今話題のがん幹細胞に肉薄していくかもしれない。(ただし今後10万年は原発ゴミを先送りしていくことになるのでしょう。)
2400年前の先人は、生老病死をドゥフカ(思うようにならない)ととらえたそうですが、これを「四苦」とする世紀の大誤訳がなされ、日本人はそのまま病いや老いを苦しいとする強迫観念を受け容れてきました。一見医学と無関係かもしれませんが、加齢を重ねていくと、医療と病い、医療と老い、医療と死という問題は切り離せなくなっています。
今の争点とかけはなれているのではないかというお叱りを覚悟の上で、勇気をもって投稿しました。
Posted by 鍵山いさお at 2013年11月20日 03:17 | 返信
匿名でコメントし、偉そうなことは言えないと自覚しています。
医学には全くの素人、幸いにも癌宣告もなく(表に出ていないだけかもしれませんが、)長尾、近藤先生の著書を読み、過熱する場外戦も読み、思うことは、対談を受けないのは卑怯だの、敵前逃亡だのと批判するなら、実名でなさるべきでは?匿名で批判するのは卑怯のような気がしますが。
他にも長尾先生の著書のレビューに厳しい批判を書かれている方が何人かおられるようですが、近藤説は正しい、著書が売れるのは、やらなくてもよい手術を減らし、医療界への不信を代弁したからだと言われるなら、医療現場におられるにせよ、ご自分の立場に関係なく、実名で長尾先生の著書を批判し、現実に体験される医療界の悪?を明らかにし、私達素人が万一病を得たときいかにすべきか、方法を教示して下さい。
素人の私は、対談するしない等より、癌が発生する道筋、治療法、癌との共生はどんな種類でも、いかなる年齢でも可能なのか、万一癌となった時、或いは認知症、事故等で寝たきり、要介護に、なった時、平穏に生を送り平穏死を迎えられるには?最後まで元気に過ごし平穏死を迎えるには?などに、関心があります。
Posted by fuku at 2013年11月20日 11:21 | 返信
私は途中からその番組に気がついて見たのですが、この番組がこのまま虚しく修了するのかとがっかりしていたところで、長尾先生と同様、たけしさんと阿川さんの最後のコメント救われたように感じました。そしてお二人は、”さすがにすばらしい”と称賛の念を感じました。
Posted by 藤川 at 2013年11月21日 01:38 | 返信
そう言うfukuさんこそ匿名じゃありませんか。癌の事が未だに未解明だからこそ悩んでいるのですよ。
患者も医者も。長尾先生でさえ近藤氏を批判していますが、がん患者を救えますか?出来ないにも関わらず近藤氏の批判をするわけです。今の医学の限界がそこにあります。天皇陛下でさえ癌再発でホルモン治療しているのは有名です。手術して、放射線して治癒したと喜んでも再発する人はいくらもいます。
放置しておかなくてよかったという投稿者でもいつ再発するか分かりません。
Posted by 癌患者 at 2013年11月21日 07:49 | 返信
癌患者様、失礼しました。
つい思ったままを書いてしまいました。
癌のことは未解明、治療をどうするか、再発するかも、と大変なことと存じます。どんな言葉を連ねても、お前は部外者と言われるでしょうが、私達は皆死刑囚。
癌、他の病気、事故、ピンピンコロリか、いつお迎えが来るのかはわかりませんが、生かされている有り難さをついつい忘れてしまいます。『どうせ死ぬなら「がん」がいい』中村仁一先生、近藤誠先生のような心境にはまだなれそうにありません。
長尾先生が患者を救えないなら、近藤先生も同じことでは。
論争しろ云々より、今の医療現場の問題点、万一癌となった時、研究状況、治療法、患者本人が中心となり、病に向き合い、不安感が湧いたときのサポート体制等を、医療現場におられ問題意識を持つ方々にどんどん発信していただきたいです。
Posted by 小畑ふみこ at 2013年11月21日 02:16 | 返信
匿名が卑怯かどうかはおおいに議論の余地があります。
ただ対談を受諾すべきか否かという問題とは切り離して検討しないといけませんね。
事実と感覚あるいは社会通念を1つ1つ分離して議論をすることは諸外国では10歳になる前にきちんと教育しているようです。気持ちは大変理解いたしますのでお気を悪くなさらないで下さい。
Posted by cav at 2013年11月22日 01:03 | 返信
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