遠くにいる子供ほど、親の終末期医療に際してモンスター化する。

最期の最期になって出てきて、大どんでん返しをすることで
自分の子供としてもアイデンテイテイを満たそうとする。

あるいは、普段の親不幸を、１８０度間違った親不幸で補おうとする。


映画にみる遠くの子供の言動に学びたい。
邦画では、終の信託。
洋画では、愛アムール。

しかしよく考えてみれば、そんなアホな遠くの子供の
製造責任は、そもそも、。本人にある。

ちょっときついかもしれないが、自業自得。

モンスター化した遠くの子供とまともにつきあうと、殺される。
彼らの要求は、無限大。

申し訳ないが、どんなに長く診てきた患者さんでも
遠くのモンスター子供が登場してきた時には、
その患者さんとのご縁は、ジ・エンドにさせて頂く。

それでいいのだ。
我が身が持たない。


今、大切なことはたった２つ。

●リビングイルを文書で表すこと
　日本尊厳死協会に入れば、年会費２０００円でリビングウイルを表明して管理もしてくれる。
　http://www.songenshi-kyokai.com/

●拙書「平穏死という親孝行」を、子供に読ませること。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%B9%B3%E7%A9%8F%E6%AD%BB%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E8%A6%AA%E5%AD%9D%E8%A1%8C-~%E8%A6%AA%E3%82%92%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AB%E7%9C%8B%E5%8F%96%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D27%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8~-%E9%95%B7%E5%B0%BE%E5%92%8C%E5%AE%8F/dp/4803004501/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1360841183&sr=1-1

心から自分の平穏死を願う人は、このたった２つを実行すればいいだけ。
その費用、たった３４００円。

たった３４００円を惜しむばかりに、平穏死できない人がほとんど。