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有料老人ホームでの平穏死の講演
2013年11月24日(日)
午前中、京都の有料老人ホーム「ゆうゆうの里」の入所者さんに
平穏死の講演をさせて頂いた。
いろんな発見があった。
朝九時から、ゆうゆうの里には大勢の入居者が集まっていた。
ここは、いわゆる高級老人ホーム。
全国に7ケ所あるという。
京都は、入所時に3000~5000万円もする。
これまで有料老人ホームと聞くと、いい印象は無かった。
しかし今日、このような講演会を催すこと自体、凄いと思った。
神戸のゆうゆうの里からは、マイクロバスが出て
私の講演を聴きに、朝一から京都に来られていた。
ここの入居者の大半は、自立している。
ホームというより、ビレッジ、村といったほうが似合う素敵なロケーション。
施設側も、施設内看取りにも積極的で、現実にこれまで結構看取っておられる。
しかしまだ元気な入居者の意識がまだまだなので、今日の講演会が企画されたようだ。
ここは高いが、”優良”老人ホームだった。
はじめてこんなホームがあることを知った。
高価な施設やホームには、極めて懐疑的な私だったが、
今日で考えが、かなり変わった。
しかしあくまで例外なんだろう。
この1年、おそらく300回近く、いろんなところから講演に呼ばれた。
時間的に無理で実現できなかったことも多かったが、
ひとつ言えることは、
いい病院から私を呼んでくれているような気がする。
亀田総合、淀川キリスト教、藤田保健衛生などの大病院をはじめ
日本を代表する病院から呼んで頂いた。
同じく、介護施設も同じ。
単体の特養やGWでも、レベルの高いところから呼んでくれる。
介護レベルの低いところは、私から出前講座をお願いしても断られる。
そう、有料法人ホームも同様。
その中でも、今日の「ゆうゆうの里」は、死生観を啓発している点で素晴らしい。
これまで見た有料のなかで最高点だった。
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