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71歳のヘルパー

2013年11月25日(月)

テレビタックルも今夜は、NHKに負けていない。
元気な高齢者が、要介護高齢者を介護すればいいと、やっていた。
71歳の施設へルーパーが紹介されていたが、実は沢山おられる。
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老老介護という言葉がある。

今まで見た中で一番凄いなあ、と思ったのは、
103歳の親を、85歳の娘が介護していた例。

なーんんだ、そんなことぐらいあるかもね。
と思う人があるだろう。

しかし、特養で85歳のヘルパーが働いていたら、どうなのか?
みんな引いちゃうかな?

しかし本来、施設より在宅のほうが大変。
たった一人だし、毎日、逃げられない。

そう考えれば、60台、70代は、介護には最適だ。

老人の気持ちがよく分かるし、痛いところにも手が届く。
力仕事は若者に、分業してもらえばいい。

たけしさんは、ちゃんと本質を見抜いていた。
「ヘルパーより元気そうな年寄りがいるけど、入れ替わったらいいのに」と。


老人問題は、発想次第でなんとでもなるという例。

たとえば、老人の定義を変えるのも一案。
65歳からを、75歳に引き上げれば、一挙に高齢化率は低下する。

そして多少の認知症があっても働ける仕事を増やせばいい。
死ぬまで現役。

認知症に負けない日本を造ろう。
認知症になってもみんなでカバーしあおう。

102歳の日野原先生を見習おう。
死ぬまでは極端としても、何歳になっても働ける人は働けばいい。

当院には、80歳代、90歳代で働いている人は何人かいる。
当人はなんとも思っていない。

それでいいのだ。

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この記事へのコメント

以前、北海道 新ひだか町での講演に参加させて頂き、翌日新千歳空港までご一緒した者です。
あの日以来、いつもこちらのブログ拝見しています。

私も、老人の定義を65歳から引き上げたら・・・と常々思ってました。
行政から委託を受けている在宅介護支援センターの業務で、65歳を迎えられた方の自宅訪問などしてるのですが、介護保険証が送られてきた上に、このような老人扱いにご立腹される方も多く、確かに65歳で高齢者というくくりに入ってしまうのはどうかと思ってます。
この年代の方達のパワーをもっと活用するべきですよね。

追伸
来年5月に我が町白老町にも来て頂けるとのことで、楽しみにしております。

Posted by 倉地 美直 at 2013年11月26日 01:55 | 返信

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