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福岡伸一本を2冊読む
2014年01月06日(月)
福岡伸一本を2冊読んだ。
「動的平衡2」と「やわらかな生命」
いいなあ、こんな本を読める正月は最高!
「動的平衡2」と「やわらかな生命」
いいなあ、こんな本を読める正月は最高!
「動的平衡2」
http://www.amazon.co.jp/%E5%8B%95%E7%9A%84%E5%B9%B3%E8%A1%A1%EF%BC%92-%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AF%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80/dp/4863240449/ref=sr_1_7?s=books&ie=UTF8&qid=1388891713&sr=1-7&keywords=%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80
帯には「遺伝子だけでは決まらない」
「生命よ、自由であれ」とある。
第8章 「遺伝は本当に遺伝子の仕業か?」
には、エピジェネチックのことが書いてある。
そして第9章の「木を見て森を見ず」
のクライマックスへ。
がんの本質が福岡節で語られている。
私自身がイメージしていたこととほぼ同じことが書いてあり
安心を与えてくれた。
同時に、福岡ハカセの頭脳とユーモア溢れる解説に改めて感動。
彼の本のいいところは、心が豊かになるところ。
「やわらかな生命」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AA%E7%94%9F%E5%91%BD-%E7%A6%8F%E5%B2%A1-%E4%BC%B8%E4%B8%80/dp/4163765603/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1388891713&sr=1-3&keywords=%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80
週刊文春で読んだものを、本として再度読んだ。
科学者って、羨ましい職業。
といっても、私が逆立ちしてもなれない職業で生き方。
サザンと同様、私も福岡センセイの熱狂的なファンであり続けたい。
この本には芸術と科学の接点の本質が優しい言葉で書かれている、
貫いているモチーフは、生命の可変性と柔軟性。
生命は動的平衡であるという発見が街に出て芸術と触れあっている。
福岡伸一は、頭の良さで養老毅と並ぶ。
養老さんは、哲学的に
福岡さんは、芸術的に、生命を表現している。
2人の共通点は、昆虫採集。
つまり、オトコなのだ。
Y染色体脳の最高峰が、生命を語るとかくも素晴らしい世界となる。
ロマン溢れる本。
生きる気力を与えられる本であった。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8B%95%E7%9A%84%E5%B9%B3%E8%A1%A1%EF%BC%92-%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AF%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80/dp/4863240449/ref=sr_1_7?s=books&ie=UTF8&qid=1388891713&sr=1-7&keywords=%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80
帯には「遺伝子だけでは決まらない」
「生命よ、自由であれ」とある。
第8章 「遺伝は本当に遺伝子の仕業か?」
には、エピジェネチックのことが書いてある。
そして第9章の「木を見て森を見ず」
のクライマックスへ。
がんの本質が福岡節で語られている。
私自身がイメージしていたこととほぼ同じことが書いてあり
安心を与えてくれた。
同時に、福岡ハカセの頭脳とユーモア溢れる解説に改めて感動。
彼の本のいいところは、心が豊かになるところ。
「やわらかな生命」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AA%E7%94%9F%E5%91%BD-%E7%A6%8F%E5%B2%A1-%E4%BC%B8%E4%B8%80/dp/4163765603/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1388891713&sr=1-3&keywords=%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80
週刊文春で読んだものを、本として再度読んだ。
科学者って、羨ましい職業。
といっても、私が逆立ちしてもなれない職業で生き方。
サザンと同様、私も福岡センセイの熱狂的なファンであり続けたい。
この本には芸術と科学の接点の本質が優しい言葉で書かれている、
貫いているモチーフは、生命の可変性と柔軟性。
生命は動的平衡であるという発見が街に出て芸術と触れあっている。
福岡伸一は、頭の良さで養老毅と並ぶ。
養老さんは、哲学的に
福岡さんは、芸術的に、生命を表現している。
2人の共通点は、昆虫採集。
つまり、オトコなのだ。
Y染色体脳の最高峰が、生命を語るとかくも素晴らしい世界となる。
ロマン溢れる本。
生きる気力を与えられる本であった。
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この記事へのコメント
私は、長尾先生も、臨床的科学者だと、思いますけど。
在宅医療の最前線にいらっしゃるから、自然科学にも社会科学にも、関わっていらっしゃるのだと思います。
歴史感覚や、何やカニや、「へー!」と思うほど、違いますけど。
皆さまの多様で、ユニークな考え方の違いを、お互いに認めて行きたいです。
Posted by 赤毛猫 at 2014年01月06日 03:51 | 返信
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