９０代の女性からの質問。

「あれ？話がちゃうのちゃうか？
　最期にブスッと注射をして殺してくれると思っていた。
　注射してくれへんねやったら、意味ないやんか」みたいな質問。

それは安楽死。
日本では完全な殺人罪なので絶対に無理、
そもそも、尊厳死と安楽死は全く違うものです。
日本では安楽死はもちろん、尊厳死も認められていませんよ。
だいいち、日本尊厳死協会は、安楽死に反対しているのですよ、と説明した。

しかし納得されす、質問は介護保険にまでエスカレート。

「介護保険のこと、先生はなんも知らんな。
　あれは必要も無いサービスを売りつけられる。
　あんなことしていたら、国が潰れるやんか」と。

それは国に言ってくださいね、となだめるも、またまた納得されない。
介護保険での買い物と介護タクシーについて、言いたいことが沢山あるようだった。

それにしても国会で発言してもらいたいような過激な発言だった。
私のような話下手が言うより、ずっと傾聴されるだろう。


８０代の男性からは、お薬の種類を減らす方法について聞かれた。
主治医に必要な薬に優先順位をつけてもらい、よく相談して１つずつ減らしては、と提案した。

香川県は出身地なので言葉を聞いているとどこか和む。
高松市の兵庫町という商店街には、ルイビトンなどの高級ブランド店もあり、すごい都会だ。

また高松は阪神タイガースファンも多い所。
懇親会では、野球の話でも盛り上がった。


ＰＳ）
話は変わるが、上村愛子さんに感動した。
素晴らしかった、お疲れ様と言ってあげたい。