お泊りデイでの介護虐待

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お泊りデイでの介護虐待

2014年02月26日（水）

読売新聞に、お泊りデイの介護虐待が大きく報道されていた。
介護職員の資質と労働環境に問題があるのだろう。
国をあげての、改善策が必要だと思う。

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こうした現象は、氷山の一角ではないか。
というのも、介護施設からの電話がとっても多い。

毎日、昼夜を問わず、介護施設からメールや電話が入る。
朝６から、微熱の報告でたたき起されることがある。

介護施設から私の携帯電話が鳴る確率は、通常の在宅医療の１０倍。
これは介護施設自体に問題があるのではないか。

実は、そんな施設の人にも読んでもらいたくて「ばあちゃん・・・」を書いた。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%80%81%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E6%96%BD%E8%A8%AD%E3%82%92%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%89%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%83%9C%E3%82%B1%E3%82%8B%E3%81%A7-%E9%95%B7%E5%B0%BE-%E5%92%8C%E5%AE%8F/dp/4893088149/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1391073422&sr=1-2

しかし、「忙しい」との理由で読んでもらえないようだ。
どうしたら、介護施設の職員に私や丸ちゃんの想いが届くのだろうか。

ナチスドイツの話は昔話ではない。
現代の監禁、虐待が現実に存在するし、加速しそうな予感。

悶々としながら、４月の診療報酬改定を迎える。
「みんな認知症」の時代がすぐそこなのに・・・

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posted by 長尾和宏 at 09:15 | Comment(5) | TrackBack(0)

この記事へのコメント

良い施設に当たれば天国、悪い施設に当たれば地獄。入居者もそこで働く職員も。

Posted by 社会福祉士河本健二 at 2014年02月27日 03:02 | 返信

入居者、介護職、良い施設、悪い施設を見分ける方法は？
河本様のご経験に基づくお考えを示していただけると有り難いです。

Posted by 小畑ふみこ at 2014年03月01日 08:51 | 返信

99.9%ははずれ施設の現状です。日本は介護に関しては、方向性を間違えたのではないかと思います。自分でご飯が食べられなくなったら、それは死ぬ時です。ヨーロッパではそれが普通ですし、日本もつい最近までそれが普通でした。食事介助の必要性は本当にあるのでしょうか?　日本人は真剣にこの問題を考えるべきときが来ています。

Posted by 加藤 at 2014年03月02日 12:46 | 返信

良い施設、悪い施設の見極め方、簡単明快「主人公が誰か」を理解しているかしていないか、
それだけでしょう。

Posted by 社会福祉士河本健二 at 2014年03月03日 01:10 | 返信

河本様の働いておられる場所、「主人公が誰か」を理解している良い施設なのかどうかわかりませんが、職員さんたちの意識改革、トップへの働きかけで、悪い施設も良い施設へ変わって行くほど甘くはないのでしょうね？

Posted by 小畑ふみこ at 2014年03月07日 10:10 | 返信