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被災地で語る「地域包括ケア」
2014年03月28日(金)
石巻市立病院のお招きで、石巻の在宅スタッフに「地域包ケア」について講演。
石巻は、地域包括ケアのモデルである、ピンチはチャンスだみたいな話をした。
被災されたスタッフの前での講演は、迷いに迷ったが、一生懸命話しをした。
夕方、町立女川病院を訪ねた。
20mの高台に建つのに、1階が津波が来た病院だ。
駐車場から見降ろしたら、3年前と変わらな光景が1つだけあった。
横倒れになったビルは、3年前のままだった。
さて、病院の受付部分はデイサービスに、3、4階は老健になっていた。
少し病床があるようだがが、基本的に有床診療所に変わっていた。
正解だと思う。
外来機能と在宅機能があればいい。
高度医療は大病院に任せればいい。
プライマリケア機能、在宅機能を存分に発揮してほしい。
石巻と女川を結ぶ道の水没地区は、改善されていてホッとした。
女川と石巻の綺麗な夕陽を眺めた。
さて、遊びに来たのではない。
講演に呼ばれて石巻に来たのだ。
ドキドキしながら、石巻で活躍する在宅スタッフのみなさまに講演をした。
いつもより緊張していた。
阪神大震災の教訓を少しでも東北に活かしたいという話からスタート。
高台移転についての想いも述べた。
そして石巻こそ「地域包括ケア」が求められている。
長先生をリーダーに、多職種連携を深めて欲しい、と結んだ。
会場の東北専修大学は、あまりにも立派な大学なのに驚いた。
尼崎の町医者のお話を、多職種の方に、2時間熱心に聞いて頂き感謝。
「がんばろう!石巻」には、涙が出た。
何もできないが、頑張って欲しい。
前を向いて生きて欲しい。
在宅医療を楽しんでほしい。
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