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五木寛之氏の講演

2014年04月05日(土)

今日は、結構盛りだくさんの一日だった。
午前中は、NHK文化センターで講演。
午後は、弟1回ビハーラケア研究会発足式だった。
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ビハーラとは、仏教のホスピスのようなもの。
仏教は、もっと臨床現場に関わるべきだ。

あそか苑さんが中心になって、ビハーラケア研究会が立ちあがった。
記念すべき第一回大会の記念講演は、五木寛之さんがされた。

五木さんと少しお話をさせて頂いたが、穏やかで優しい方だった。
講演もとても興味深く、参考になった。

私は第二部でシンポジストを務めた。
同じ舞台に立てて大変光栄だった。

短い時間なので、挨拶程度のメッセージしか出せなかったが、
五木さんのお話に感激した午後となった。



五木寛之氏講演を聴いて、
生きることは凄いことだと改めておもった。

 

五木氏は生まれて1回も病院にかかっていないという

すなわち1度も健康保険を使っていないのは、凄―い!

 

アメリカではテレビを見ている人の平均年齢は54歳。

日本のテレビは10代を対象にテレビが作られてくる。

メデイアももう少し考えないといけない。

 

「高齢化」と「少子化」は別に考える必要がある

 

100歳以上が5万5千人もいる時代

しかしその8割近くは要介護状態にある

これからもっと増えるだろう。

 

これからどんな時代になるのだろうか

これは悲劇ではないのか、いやしてはいけない

 

すなわち、我々は健康長寿を目指すべきだ

できるだけ他人の世話にならずに生きていく

要介護状態をできるだけ短くする生き方を目指す

 

さらにどこまで社会貢献できるのかを考える

寝たきり老人が溢れる社会は、絶対に立ちゆかなくなる

 

40代から始める終活

80を超えて死ぬことを考えていないのはどうかしている。

 

嫌老感覚が生まれると、老人と若者が対立構図になるので良くない。

西行法師は「願わくは桜の下でわれ死なん・・・」とうたいながら

本当にそのとうりになった、と伝えられている。(一説には自殺とも)

 

これから、生き方上手→逝き方上手、に。

生きながら逝き方を考えること

 

ご冥福をお祈りします→仏教では、ご浄福をお祈りします

 

ベルギーでは、18歳以上の人の安楽死が認められた

なんと数千人が安楽死していた。

=日本では数万人に相当するのは凄いこと

 

世界中が今、日本をどう見ているのかは以下の2点。

・使用済み核燃料をどのようにきれいに処理するか

・そして未曾有の高齢化社会に日本人がどう対応するのか

 

 いい形で高齢者社会にどう付き合っているかが

全世界から注目されている。

 バブルの処理の時もそうだった。

 

今、中国もインドも高齢化と向き合っている。

高齢化は世界の関心事

60歳から90歳までの生にどう向き合うか・・・

 

我々は死を忌み嫌う

親しかし鸞は吉日、凶日と区別することを避けた。

しかし一般には、「死」はまだ忌み嫌われている

 

作家の丹羽氏は自分のサイン色紙が店に飾られるのを嫌った。

そこで「死」と書いたら店に飾られることもなかった。

 

死は重圧ではないが、死に至るまでの期間が重圧、不安である。

自分の健康は自分で守ることの大切さ

人のお世話になるようになれば諦める

 

自助努力の大切さ

昨年のテーマは、転倒予防だった

 

今年のテーマは、嚥下

飲むたびに点数をつけていた

 

呼吸で大切なことは、呼が先で、吸が後

ラジオ体操の呼吸は、逆

こうした自助努力が大切

 

ブッダは、呼吸法を語った

アナパナスートラ

歩行もやってみた 軍隊は82cm幅で歩く

後ろ歩きも、四つんば歩き(犬と同じ)も実践してみた。

 

二足歩行で腰痛が生まれた

犬や猫に腰痛は無い

ナンバ歩きも西洋式歩きも

 

ブッダの時代には、経典もお葬式も無かった

 

「治す」という言葉が嫌い

完治なんてあるわけない

「収める」

生まれた瞬間から老い始める

 

セルフケアこそが高齢者の大切な生き方

うつ病の半分は、その人の食生活と関係がある

 

シェークスピアのリア王の中の言葉、

「人は泣きながら生まれてくる」

赤ん坊は恐ろしいから泣いているのだ

見えざる力でこの世に押し出されてくるので。

 

どういう体型、民族に生まれてくるのか分からない

なんともいえない力で押し出されて生まれてくる

生まれるとは有効期限90歳、賞味期限○○歳とハンコを押されている

 

生きることに意味を求めすぎるとよくない

 

「かもめのジョナサン」

カモメは食べるために生まれてきたわけでない

カモメは飛ぶために生まれてくる

 

人間として生まれた限りは何かをなさなければいけないという思い込み

満足する生き方なんてできるのだろうか?

 

後悔と懺悔の生き方しかできないのではないか?

 

意味のある生き方なんてあるのか

 

生きているだけで価値があるのではないか。

何故か?泣きながら生まれてきたからだ。

 

有限の制限の中で、今日を生き、明日を生き、明後日を生きる

 

生きているだけでも大変なこと

 

生きていることはそれ自体が大変なこと。

余力のあるひとだけが、生きる上に何かをできる

 

自殺の原因のひとつは、自己の認証の不安があうという。

 

オハイオ州立大学のリットナー教授の実験。

30cmの木の箱の中でライ麦を栽培。

3ケ月後貧弱なライムギを取り出して、根の長さを計測した。

 

貧弱なライムギが木の箱の砂の中に3ケ月生きてきただけで

根の長さの総延長数は1万1千600kmも達していた!

 

ただ生きるためにでもどれだけのエネルギーが注がれているのか。

 

70年生きただけでも、死があると分かっていながら

生き続けているなら、それは凄いこと。

 

自己実現した人には、それなりの価値もあるが、

生きているだけで人には、それなりの凄さがある。

 

高齢社会は凄い。

生きているだけで尊敬の対象となる。

自分で工夫して老いを乗り越えるしかない

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