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「終末期医療」と患者の意思
2014年04月20日(日)
国会で議論されていることもあり終末期医療に関する記事が増えている。
どの新聞も壊れたテープレコーダーのような、両論併記の記事の繰り返しばかりで
思考停止のフリをして、ことの本質から国民の目を離し続けているのは嘆かわしい。
朝日新聞も読売新聞も、関係の無いところばかり強調して
敢えて議論の本質を報道しない。
取材に応じ、記者さんたちにいくらお話してもまったくの時間の無駄。
国民を間違った方向に誘導するだけで、みんなで本質を考えようとさせないから。
朝日新聞や読売新聞のこれまでの終末期関連の記事は常に両論併記。
両論併記ではない、むしろ同じ課題なのだといくら説明しても時間の無駄。
話にならない。
日本の終末期医療の不幸は大手メデイアの無知に誘導されている。
終末期に関しては、大手メデイアの罪は極めて重い。
そんな中、ピカイチの記事が毎日新聞全国版に掲載された。→記事はこちら
松尾巻子さんのケースを国民全員で考えましょうと、呼びかけているのだ。
しかもそれを29歳の若い記者が書いている。
その感性と、公器としての新聞の良識を評価する。
偶然だが、記事を書いた大森記者は当院の斜め向かいの阪神支部に転勤される。
彼が毎日新聞・富山版に連載した全13本の記事も是非読んでほしい。→記事はこちらで読めます。
この記事の中に登場する、松尾巻子さんは今日も後遺症と闘っている。
しかし状態は極めて良くない。
巻子さんの言葉は、NHKドラマとしても放映され大きな反響を呼んだ。
巻子さん役を演じた、木内みどりさんを5月10日に尼崎にお招きしている。
http://www.drnagao.com/img/lecture/20140510shiminform.pdf
弟13回尼崎生と死を考える市民フォーラム。
「いのちの終わりを考える」
昨日は女優さんの前座だったが、5月は共演する。
木内さんの魂の語りを、多くの人に聞いて欲しい。
キャパ650人だが、余裕はわずかになってきた。
昨日の会場でも沢山の人が、「また来る」と言って頂いた。
興味のある方は、FAXで申し込んでほしい。
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この記事へのコメント
木内みどりさんを呼ばれたわけですね^^:
Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2014年04月21日 09:31 | 返信
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