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「徘徊」改め「遊歩」はどうか?

2014年05月24日(土)

認知症の行方不明者が1万人もいるという報道には驚いた。
「徘徊」した結果なのだろうが、その「徘徊」という言葉が問題になっているそうだ。
もっといい言葉は無いのかなあ・・・
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「認知症行方不明1万人」
先日のBSフジプライムニュース 映像はこちら

10年前「痴呆」が差別的だとされ、「認知症」になった。
現在、「徘徊」が差別的だという指摘がある。

たしかに。上から目線でどこか冷たい言葉。
目的行動と言うべきだろう。

大熊由紀子さんから、「徘徊」に変わる言葉はないか?
とのメルマガが届いた。

「遊歩」(ゆうほ)は、どうだろうか。

明るい響きがある。

しかしそもそも「徘徊」という言葉は、俳句から来ていると知人から教えられた。
松尾芭蕉は、ぐるぐる徘徊していたそうだ。

「徘徊」と「遊歩」、どちらがいいかな?

と思いながら、今日は静岡あたりを徘徊している。

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この記事へのコメント

長尾先生こんにちは。昔“徘徊”を辞書で引いたら“目的もなく歩き回ること”と書いていあるのを見て、それから私もこの言葉は好きではありません。目的は必ずあるのに…。“目的があり歩き回る”なら良かったのですが。先生提案の「遊歩」は遊んでるわけではないので私的にはちょっと...かな(苦笑)。ちなみに私はおばあちゃんのそれを「迷おば」と呼んでました。迷子のおばあちゃん版です(笑)。
話しが変わって申し訳ないですが、介護職がよく使う「暴力暴言」も私嫌いでいつも気分を害しています。ちなみに私はいつも「正当防衛」と呼んでいますがこれも何とかして欲しい。まあ「暴力暴言」としかとらえられないその意識の問題かも知れませんが。

Posted by つどい場げんごろう伊藤智子 at 2014年05月24日 04:14 | 返信

認知症行方不明が一万人、ビックリします。
つい最近でしたか、かなりの期間、遠くの施設で保護されていた方が、家族が判明したという報道があったと記憶していますが、団塊の世代の後期高齢者問題ですか、高齢化が進めば、思いもよらず遠くまで行ってしまったり、行方不明のままなどということは、今後どんどん増えてくるかも。
行方不明者が出たら、捜して下さい、というメール登録していますが、今まで来た方は幸い見つかっていますが、メール登録されず見つからないままの方もおられるだろうなと想像します。
JRの賠償判決、家族の方の心労は増すばかりではと。
誰もが何れはいく道、地域で支える、皆で見守るシステムを少しでも早く作れないものでしょうか。
呆け、痴呆から認知症、今度は徘徊がいかん、言葉も大事かも知れませんが、まず言葉ありきではないような。言葉にこだわって、逆に差別というか、関わりたくない、という気持ちを生むこともあるのでは?
徘徊に変わる言葉、「散歩」はやや違いますかね。
共通語にはなりませんが、地方毎の方言で「徘徊」を表現したら?と。
私は博多っ子ではありませんが、博多弁では「そうつく」でしょうか?
とりとめなくて申し訳ありません。

Posted by 小畑ふみこ at 2014年05月24日 06:53 | 返信

本当に仰るとおり、少なくとも現代に使用されている「徘徊」という言葉にはそれ自体にネガティブな響きが感じられて私もいい気持がしません。端的に「外出」と呼べればいいのにと思います。「認知症の方の単独外出には特有の危険が伴うことがあるので留意が必要である」みたいに。

Posted by 野島 at 2014年05月26日 12:25 | 返信

どんな気持ちでどんどん歩き進んでいるのだろう、と想像すると胸が締め付けられる思いです。「迷歩」って感じでしょうか?少し長くなりますが「迷歩要助」みたいにすると、“あ、助けが必要な状況なのね”と一般の人にも知らず知らず認識してもらえるかも?なんて思いつきで思いつきました。本当に『ボケたからこそ地域で動きまわれる、安心してボケることのできる社会』を目指したいです。

Posted by 伊藤智子 at 2014年05月26日 10:15 | 返信

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