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5月31日は世界禁煙デイ

2014年05月29日(木)

今週末は、世界的に世界禁煙デイ!
私も今日一日は禁煙啓発に頑張った。
久々に無煙ニュースから、以下転載させていただく。
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「世界禁煙デー」に合わせてイベント続々- 国がん、厚労省など
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 5月31日はWHO(世界保健機関)の加盟国が参加して「たばこのない
社会」の実現を目指す世界禁煙デー。この日に合わせて、国立がん研
究センター(国がん)や厚生労働省など、さまざまな団体が関連のイ
ベントを開催する予定だ。【松村秀士】
  国がんは30日、「世界禁煙デー2014記念シンポジウム」を国際研究
交流会館(国がん築地キャンパス内)で開く。さまざまな立場の専門
家が、健康との関係性や、たばこ増税による消費量の減少効果などを
説明し、「たばこのない社会」の実現に向けて必要なことを考える。
 国がん・がん対策情報センターたばこ政策研究部長の望月友美子氏
が基調講演するほか、シンポジウムでは、野田博之氏(厚労省健康局
がん対策・健康増進課たばこ対策専門官)、埴岡隆氏(福岡歯科大教
授)、細野助博氏(中央大教授)らが討論する。元厚労相の小宮山洋
子氏(フリージャーナリスト)もビデオ出演する。
 厚労省も31日、世界禁煙デーに関連したイベントを東京ミッドタウ
ン(港区)で開催する。国民や保健医療・教育関係者などを対象に、
喫煙の健康被害への正しい理解と、「たばこのない環境」の周知を図
るのが狙いだ。元フィギュアスケート選手の安藤美姫さんの禁煙大使
への任命式や、禁煙に関するトークショーを行うほか、無料の肺年齢
測定や禁煙相談を実施する。
 このほか、山口県下関市は30日、喫煙による健康への影響を知って
もらうための街頭キャンペーンを企画しているほか、香川県は6月6日
に、民間企業などの職場における禁煙支援や、受動喫煙防止対策に関
する講演会を開く予定だという。
 
 
スマホでウオーキング促進 健康づくりにICT活用 歩数でポイント、景品贈呈 千葉市

 千葉市は30日から、情報通信技術(ICT)を活用した市民の健
康づくり事業「アプリで健康ウオーキングちば」を実施する。ウオー
キングなどの活動に応じて付与されるポイントを貯めると、景品が抽
選でプレゼントされる。
 対象者は20歳以上の市内在住・在勤者で、先着で3千人参加でき
る。専用サイトで利用登録した上で、
指定の歩数計アプリをインストールしたスマートフォンか
通信機能付き歩数計を使う。実施期間は11月30日まで。
 ウオーキングは5千歩で5ポイント、以降千歩ごとに1ポイントを
付与。減量、メタボ改善、禁煙の各目標を達成した場合には100ポ
イント、健診の受診や健康関連イベント参加などで5ポイントを付与
する。
 合計800ポイントで旅行券10万円分(5人)や自転車(10人)、
200ポイントで市動物公園ペアチケット(100人)などの景品に
応募できる。応募期間は12月10日(200ポイントの場合11月
10日)まで。
 市健康支援課によると、昨年10~12月に実施した実証実験では、
登録者が264人と想定より少なかったが、「歩数が増えた」などと
参加者からは総じて好評だった。実験結果を踏まえ、登録手続きを簡
素化するなどの改善を図った。
 問い合わせは、市健康支援課、電話043(238)9968。
 

足柄を禁煙モデル区に 「健康を考える会」集会/神奈川

 たばこの害を訴えている「あしがらタバコと健康を考える会」が設
立三十周年を記念した集会を、世界禁煙デー(三十一日)翌日の六月
一日、小田原市民会館で開く。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピッ
クに向けて、足柄地区で受動喫煙のない世界基準のたばこ環境を実現
するため、どのように活動を進めていくか参加者が意見を出し合って
考える。 (編集委員・小寺勝美)
 発足からのメンバーで四月から会長になった桜木達夫さん(68)
と前会長の安藤実さん(79)は、三十年を迎え「公共の場での禁煙
は当たり前になって隔世の感があります。当時は受動喫煙という言葉
自体がありませんでした」と口をそろえる。二人は薬剤師でほかに医
師や教師、会社員、主婦ら十人ほどのメンバーでスタートした。
 二人はヘビースモーカーの父親を早くに亡くしているという共通点
がある。安藤さんは「父は四十七歳でした。一日に缶入りピースを八
十本吸ってました。私も喫煙者でしたが会の発足と同時にやめました」。
桜木さんは喫煙の経験はないが「父は医師なのにヘビースモーカー。
六十二歳でした」。男性の喫煙は当たり前とみられていた時代だった。
 小田急ロマンスカーに禁煙車を設けるよう要望することから始まり、
「うるさいこと言って」「よけいなお世話」と批判も多かった。「吸わ
ない客も車掌さんだって煙にさらされているんです」。結局禁煙車は実
り、今では全面禁煙になった。
 たばこの害について「出前授業」をしている。「小学生から始めるの
が一番効果があります。四年生で定期的にやっていますが、喫煙者の先
生に気を使う養護の先生より、われわれの方がやりやすいようです。高
校生になるとお手上げだし、中学では今、薬物中毒教育の入り口として
喫煙を取り上げています」
 喫煙に関しては「たばこ規制枠組み条約」があって日本も加入してい
る。「条約は受動喫煙がないようにしなさいといってるのに、日本は分
煙でごまかしている」と指摘し、小田原市内などで道路に灰皿が置いて
あることを批判する。「煙の中を歩いているようなもの。五輪までにこ
れを無くしたい。吸い殻のポイ捨て禁止などは健康問題を環境問題にす
り替えている」
 会の活動メンバーは三十人ほどで「活動できる若い人を増やしたい。
でも最後は会が必要ない時代が来れば最高です」と将来を語りながら警
告した。
 「たばこは嗜好品(しこうひん)ではなく『死向品』です。やめられ
ないのはニコチン中毒という病気。今はいい薬があり、自分と家族の命
を考えたらやめるべきです」
 

 
 ファイザーら 第2回「行政担当者向け喫煙対策Webシンポジウム」を開催

田村厚生労働大臣も期待のメッセージを
ファイザー株式会社ならびに結核予防会主催、日本医師会後援の「第2回
健康日本21(第二次)実現セミナー-行政担当者向け喫煙対策Webシンポ
ジウム-」が5月27日、ファイザー本社ならびに各地会場で開催。サテラ
イト会場も含め、全国285の自治体と39の団体が参加した。(前回のシン
ポジウムの模様はこちらから)
セミナー冒頭、田村憲久厚生労働大臣がビデオメッセージで挨拶。「今
回のセミナーを通して他の自治体の先進的な取り組みに触れていただき、
意見交換をすることでたばこ対策がさらに推進されることを期待します」
と語り、同シンポジウムに大きな期待を寄せていることを明かした。
続いて厚生労働省健康局がん対策・健康増進課の野田博之氏は「たばこ対
策・禁煙支援は難しいこととお考えかもしれませんが、まずは1分でもいい
ので声をかけて頂くということが重要です。調査では、短時間の禁煙支援
でもある程度の禁煙効果があるという結果が出ています。たばこを吸って
いる人を見かけたら、何か禁煙支援ができないか考えていただきたいと思
います。本日お集まりのみなさんには、このシンポジウムで学んだことを
生かしていただき、今日から禁煙対策をはじめていただきたいと思います」
と語った。

パネルディスカッションで積極的な意見交換も
取り組み実例発表では、竜ケ崎市、多治見市、尾張旭市、兵庫県の担当者
が講演。会場につめかけた全国各地の自治体担当者たちは、講演した各自
治体独自の分煙・禁煙対策の推進方法について、黙々とメモを取っていた。
続いて行われたパネルディスカッションでは、行田市役所健康福祉部保険
センター所長の森原秀敏氏がモデレーターを務め、先に講演した各自治体
の担当者と共に、事前に集められた質問や全国の会場から寄せられた質問
・意見に回答。時には、厳しい意見も見られたが、その一つひとつに丁寧
に答え、シンポジウムに参加した各自治体の喫煙対策の助けとなるよう、
アドバイスを行った。

シンポジウムの終わりには、産業医科大学の大和浩教授が配信するメール
マガジンの紹介も行われた。大和教授は厚生労働省科学研究費「受動喫煙
の防止を進めるための効果的な行政施策の在り方に関する研究」を行って
おり、同メールマガジンでは、これまでに各行政の禁煙対策担当者から受
けた問い合わせやその回答、対策の基準となる数値などを伝えるという。
今後はメーリングリストの制作も考えているといい、自治体同士で共通し
た認識と対策を取れるよう連携を深めていくとしている。
なお、2013年11月21日に行われた第1回シンポジウムの模様は、ファイザ
ー社の禁煙「すぐ禁煙.jp」内の「健康寿命をのばそう!自治体が実践す
る喫煙対策」で配信されている。今後は第3回シンポジウムの開催も予定
されており、各自治体同士の活発な意見交換、そして禁煙対策のさらな
る推進が期待される。(QLifePro編集部)

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この記事へのコメント

福岡市は、がんの基本的知識などを子供たちに教える「がん教育」を2学期から実施する方針。
本年度は小中高で1校ずつモデル校を選定。がんと喫煙との関係や検診の重要性等を伝え、将来の予防に役立てると共に、闘病経験者の出前授業などを通して命の大切さを学ぶ。
効果を検証、2015年度から全市立小中高で実施したい考え、と新聞に出ていました。
少しでも早くから、喫煙が自分や他人に害を及ぼすことを教えるのは良い取り組みと思います。
しかし、親達にも啓発活動が必要でしょう。
学校の運動会等、喫煙場所を設けるのはどうなんだろうと思います。結構な数の親達、ニコチン切れか、煙を吐いています。家庭でも、子供は乳幼児の頃から受動喫煙だったんだろうなと想像します。
只でさえ、黄砂やpm2.5など空気は良くない上に受動喫煙では、呼吸器疾患や将来のがんリスクは高いでしょう。
でも、喫煙場所を無くせば、学校回りや校内の目立たない場所にポイ捨てが増えるのかも。道路沿いの植え込み等、恥ずかしいぐらい吸殻やゴミのポイ捨てが有りますし。
愛煙家にも権利が、等と言われれば、携帯灰皿持ってポイ捨てダメ、他人に絶対受動喫煙させないように、としか言えない私ですが、煙草吸って、将来のがんや呼吸器疾患引き起こしたら、増大する健康保険料、その責任かなりあるぞと言ってみましょうか。

Posted by 小畑ふみこ at 2014年05月29日 01:02 | 返信

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