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近藤理論は非科学的
2014年06月19日(木)
「近藤理論は非科学的」。
勝俣先生のインタビュー記事がm3に掲載されている。
あれを科学的だと信じている人たちが多いのには呆れるばかりだ。
勝俣先生のインタビュー記事がm3に掲載されている。
あれを科学的だと信じている人たちが多いのには呆れるばかりだ。
相変わらず近藤教のカルト信者さんたちからネット暴力を受けている。
抗がん剤が効く場合がある、という本を2冊書いたのだが、
熱心な信者さんたちには、不都合な真実なのだろう。
教祖さまの本性が明らかになるにつれて、熱心な信者たちは暴徒化している。
エビデンスという言葉の意味を知らない人が、エビデンスという言葉を振り回す。
それをメデイアがはやしたてるのだから、もはや語る言葉も無い。
勝俣先生の主張を聞いて欲しい。
私と同じことを言っている。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
がんもどき」「データ捏造」間違い - 勝俣範之・日本医大武蔵小杉病院腫瘍
内科教授に聞く◆Vol.3
近藤氏の主張方法は非科学的で残念
2014年6月18日(水) 聞き手・まとめ;橋本佳子(m3.com編集長)
――次に、本の内容について、お聞きしたいのですが、工夫された点、苦労さ
れた点などがあれば、お教えください。
まずエビデンスをきちんと書くこと。もう一つは、近藤先生が決定的に間違
っているところを、きちんと理論的、科学的に論述することです。写真「近藤
先生には、一般向けではなく、医学誌にもきちんと投稿してもらいたい。学会
にも来て、真剣に議論してもらいたい」(勝俣範之氏)。
――近藤先生が「決定的に間違っている」と思われる点はどこでしょうか。
近藤先生の主張の仕方は、科学的のようで科学的でないことです。分かりや
すく言うと、一部の点は、科学的にも非常に的を射た指摘をしているのですが、
大部分が自己の主張を通すために、医学論文を無理にこじつけている点です。
冷静、客観的に自然現象を論述するのが科学でしょう。近藤先生は、自分の主
張が先にあって、それに合いそうなデータを持ってきているだけなのです。そ
れは科学ではなく、単なる個人的な見解にすぎません。
エビデンスレベルで言えば、RCT(ランダム化比較試験)やメタアナリシス
には、個人の考えが入る余地は少なく、最も信頼できるデータです。一方、個
人の経験、主張は最も低いレベルです。
――先生のご著書でも、医学論文におけるエビデンスレベルのことを説明され
ています。
一般読者には、なかなか分かりにくいことと思います。近藤先生の本は、一
読すると論理的で非常にわかりやすく記述されているので、どこまでが科学的
に正しくて、どこまでが近藤先生の個人的な見解かを区別することはできない
と思います。
僕は今でも若干思っているのですが、近藤先生は「自分の主張は本当は間違
っている」と分かっていて、わざと書いているのではないかと。
――その目的は何だとお考えですか。
手術や抗がん剤偏重主義に、一石を投げかけたいという思いがあるのでしょ
う。ただその主張を通したいがために、無理な主張やこじつけはよくありませ
ん。患者さんに誤解を与えるのもよくないと思います。そうであれば、きちん
と反論しておく必要がある。近藤先生が一番言われたくないところ、一番辛い
ところを、僕は書いたのだと思います。
――それは科学ではないということ。
医学論文も絶対的なものではありませんので、統計学的エラーやバイアスな
どがあります。近藤先生は、少しのエラーをオーバーに表現したり、根拠なく
不正と言ってみたりするところが多いのです。ただ、これだけ多くの論文を読
んでいる人は、なかなかいない。だから、もったいない。もっとしっかりとし
た評論をしてくれれば、と思っています。その点は残念です。
――抗がん剤治療をはじめ、日本のがん医療は見直す余地は大きい。
だから、近藤先生には、一般向けではなく、医学誌にもきちんと投稿しても
らいたい。学会にも来てもらい、真剣に議論をした方が、本当の意味で医学界
を変えることができるのだと思うのです。
近藤先生が言うように、日本の医学界には問題のある先生も確かにいます。
がんの治療についても、抗がん剤のやりすぎの問題もあります。でも、近藤
先生は、実際の医療現場の状況がどうであるのかも知らずに、「医師が金儲け
したいからだ」などと、過剰な表現しかしません。もっと医療現場に入って、
現場の医師たちと話をして、現場で何が困っているのか、現場の医師たちはな
ぜそうしてしまうのか……。そうしたところを的確にまず見てもらって、学会
に来て議論をし、それを世論に訴えるという方法を取れば、もっとうまく効果
的にできたのではないか、という気はします。だから残念だということです。
しかし、近藤先生は、医師に直接言うことはあきらめてしまったのでしょう。
――クレスチンの時は、ランセット誌に働きかけた。
はい。1994年にランセット誌に、日本人研究者による「胃がんの術後に、ク
レスチンを使うと、生存率が向上する」という論文が掲載されました。これに
対し、近藤先生は、データの問題を指摘し、編集部に手紙を出した。間違いが
確認され、その後、「胃がん以外で死亡した患者さんを生きているとして扱っ
た」として、訂正声明が出されました。その後も、きちんとやってくれればよ
かった。
この頃、近藤先生は、乳房温存が広まらないことや、エビデンスの乏しい経
口抗がん剤が過剰に使用されていることを、学会やメディアにも働きかけてい
たのですが、逆に医学界からバッシングされた。このことで、医学界に恨みを
持ったのでは、と僕自身は見ています。だから、「医師たちに、直接言うのは
やめよう、と思ったのでは」という気もしています。
――近藤先生も当初は科学的な反論をされていたのに、次第に科学的ではなく
なってきた。
そうですね。
――各論として、勝俣先生が問題視されている一つが、「がんもどき」「本物
のがん」です。
「がんもどき」か、「本物のがん」かは、近藤先生の“仮説”であり、非常
に乱暴な区分け。転移のあるがんを「本物のがん」と言い、「本物のがん」は
治らず、死んでしまうと言っている。それは違いますよね。転移しても、進行
がゆっくりだったり、ほとんど進行しない人もいます。
私自身、放置療法ではないですが、進行がんであっても経過観察している人
はたくさんいます。例えば、悪性度が低い肉腫で多発肺転移があり、積極的治
療はしていませんが、何年もそのままの人がいます。それは「近藤理論」から
言えば、おかしい。
――その一方で、最初は転移がなくても、その後、転移するがんも多い。
ステージIの乳がんとか、検診で見つかったがんは、「がんもどき」と近藤
先生は言うのです。ステージIのがんでも、怖い。少し放置しておくと、あっ
という間に転移するものがあります。
本にも書きましたが、5mmの乳がんの患者さんが、近藤先生に「放っておけ」
と言われた。次第に転移していって、18年後、最後は骨転移となり亡くなりま
した。18年間、がんと闘い続けたわけですよね。最初に手術をしたら、治って
いた可能性が高いのです。
――近藤先生は、抗がん剤の臨床試験についても、「生存曲線が上に凸の曲線
があるのは、人為的操作があるから」などと問題視しており、それに対して、
勝俣先生は科学的に反論しています。ただ、生物統計学が分かっている人なら、
そうした問題視をしないはずだとも思います。
その点は近藤先生が一番強調しているところなので、きちんと書く必要があ
りました。生存曲線は、死亡率が変化することによって、「上に凸」にも、「下
に凸」にもなります。しかし、近藤先生は、「上に凸」になっているのをおか
しいとして、ねつ造とか言っていますが、統計学的には全くそんなことはない。
だから僕自身は、(近藤先生は)分かっていて、わざと言っているのでは、
という気がするのです。面白半分でやっているところもありますよね。「専門
医は、なぜ反論しないのか」と煽ったりしている。そうしたやり方自身が、科
学者のやり方ではない。我々は喧嘩したいわけではないのです。科学的に冷静
に議論して、患者さんにより良い医療をやるために、冷静に議論すればいいわ
けです。
――ところが反対に、近藤先生の本を読んだ患者さんに対して、インフォーム
ド・コンセントを行うのにかえって手間がかかるようになり、現場の先生方に
負担をかけている。
大変ですよ。まだまだ近藤先生の本の方が、影響力が大きい。私の本など読
んでくれません(笑)。しかし、ちょっと勉強すれば、「近藤先生はおかしな
ことを言っている」ということは誰でも分かる。
――ご著書では、近藤先生の本の問題点を単に指摘するだけではなく、がんの
患者さんに対して、正しい治療を受けるためのアドバイスなども書かれていま
す。
例えば、緩和ケアについても、医師の間でもまだまだ誤解があります。私は
近藤先生を真っ向から批判しているのではなく、近藤先生が指摘する通り、過
剰な抗がん剤をすることで“抗がん剤づけ”にするのは、よくないと思います。
抗がん剤は、諸刃の刃ですから。いい面もあれば、悪い面もある。使い方を間
違えれば、患者さんを殺しかねず、十分に注意しなければいけません。
――先生の立場から見て、日本のがん医療で改善の余地が大きいのは。
腫瘍内科医という専門家が少ないというのは、日本にとって一番不幸なこと
だと思います。
――大学として腫瘍内科を講座として持っているところがまだまだ少ない。
そうです。腫瘍内科医は、ベースが内科医ですから、患者さんとよくお話を
して、より良い治療をコーディネートすることも我々の仕事です。腫瘍内科医
がもっと増えていくことが、日本のがん医療をよりよい方向へ発展させていく
ことと思います。
抗がん剤が効く場合がある、という本を2冊書いたのだが、
熱心な信者さんたちには、不都合な真実なのだろう。
教祖さまの本性が明らかになるにつれて、熱心な信者たちは暴徒化している。
エビデンスという言葉の意味を知らない人が、エビデンスという言葉を振り回す。
それをメデイアがはやしたてるのだから、もはや語る言葉も無い。
勝俣先生の主張を聞いて欲しい。
私と同じことを言っている。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
がんもどき」「データ捏造」間違い - 勝俣範之・日本医大武蔵小杉病院腫瘍
内科教授に聞く◆Vol.3
近藤氏の主張方法は非科学的で残念
2014年6月18日(水) 聞き手・まとめ;橋本佳子(m3.com編集長)
――次に、本の内容について、お聞きしたいのですが、工夫された点、苦労さ
れた点などがあれば、お教えください。
まずエビデンスをきちんと書くこと。もう一つは、近藤先生が決定的に間違
っているところを、きちんと理論的、科学的に論述することです。写真「近藤
先生には、一般向けではなく、医学誌にもきちんと投稿してもらいたい。学会
にも来て、真剣に議論してもらいたい」(勝俣範之氏)。
――近藤先生が「決定的に間違っている」と思われる点はどこでしょうか。
近藤先生の主張の仕方は、科学的のようで科学的でないことです。分かりや
すく言うと、一部の点は、科学的にも非常に的を射た指摘をしているのですが、
大部分が自己の主張を通すために、医学論文を無理にこじつけている点です。
冷静、客観的に自然現象を論述するのが科学でしょう。近藤先生は、自分の主
張が先にあって、それに合いそうなデータを持ってきているだけなのです。そ
れは科学ではなく、単なる個人的な見解にすぎません。
エビデンスレベルで言えば、RCT(ランダム化比較試験)やメタアナリシス
には、個人の考えが入る余地は少なく、最も信頼できるデータです。一方、個
人の経験、主張は最も低いレベルです。
――先生のご著書でも、医学論文におけるエビデンスレベルのことを説明され
ています。
一般読者には、なかなか分かりにくいことと思います。近藤先生の本は、一
読すると論理的で非常にわかりやすく記述されているので、どこまでが科学的
に正しくて、どこまでが近藤先生の個人的な見解かを区別することはできない
と思います。
僕は今でも若干思っているのですが、近藤先生は「自分の主張は本当は間違
っている」と分かっていて、わざと書いているのではないかと。
――その目的は何だとお考えですか。
手術や抗がん剤偏重主義に、一石を投げかけたいという思いがあるのでしょ
う。ただその主張を通したいがために、無理な主張やこじつけはよくありませ
ん。患者さんに誤解を与えるのもよくないと思います。そうであれば、きちん
と反論しておく必要がある。近藤先生が一番言われたくないところ、一番辛い
ところを、僕は書いたのだと思います。
――それは科学ではないということ。
医学論文も絶対的なものではありませんので、統計学的エラーやバイアスな
どがあります。近藤先生は、少しのエラーをオーバーに表現したり、根拠なく
不正と言ってみたりするところが多いのです。ただ、これだけ多くの論文を読
んでいる人は、なかなかいない。だから、もったいない。もっとしっかりとし
た評論をしてくれれば、と思っています。その点は残念です。
――抗がん剤治療をはじめ、日本のがん医療は見直す余地は大きい。
だから、近藤先生には、一般向けではなく、医学誌にもきちんと投稿しても
らいたい。学会にも来てもらい、真剣に議論をした方が、本当の意味で医学界
を変えることができるのだと思うのです。
近藤先生が言うように、日本の医学界には問題のある先生も確かにいます。
がんの治療についても、抗がん剤のやりすぎの問題もあります。でも、近藤
先生は、実際の医療現場の状況がどうであるのかも知らずに、「医師が金儲け
したいからだ」などと、過剰な表現しかしません。もっと医療現場に入って、
現場の医師たちと話をして、現場で何が困っているのか、現場の医師たちはな
ぜそうしてしまうのか……。そうしたところを的確にまず見てもらって、学会
に来て議論をし、それを世論に訴えるという方法を取れば、もっとうまく効果
的にできたのではないか、という気はします。だから残念だということです。
しかし、近藤先生は、医師に直接言うことはあきらめてしまったのでしょう。
――クレスチンの時は、ランセット誌に働きかけた。
はい。1994年にランセット誌に、日本人研究者による「胃がんの術後に、ク
レスチンを使うと、生存率が向上する」という論文が掲載されました。これに
対し、近藤先生は、データの問題を指摘し、編集部に手紙を出した。間違いが
確認され、その後、「胃がん以外で死亡した患者さんを生きているとして扱っ
た」として、訂正声明が出されました。その後も、きちんとやってくれればよ
かった。
この頃、近藤先生は、乳房温存が広まらないことや、エビデンスの乏しい経
口抗がん剤が過剰に使用されていることを、学会やメディアにも働きかけてい
たのですが、逆に医学界からバッシングされた。このことで、医学界に恨みを
持ったのでは、と僕自身は見ています。だから、「医師たちに、直接言うのは
やめよう、と思ったのでは」という気もしています。
――近藤先生も当初は科学的な反論をされていたのに、次第に科学的ではなく
なってきた。
そうですね。
――各論として、勝俣先生が問題視されている一つが、「がんもどき」「本物
のがん」です。
「がんもどき」か、「本物のがん」かは、近藤先生の“仮説”であり、非常
に乱暴な区分け。転移のあるがんを「本物のがん」と言い、「本物のがん」は
治らず、死んでしまうと言っている。それは違いますよね。転移しても、進行
がゆっくりだったり、ほとんど進行しない人もいます。
私自身、放置療法ではないですが、進行がんであっても経過観察している人
はたくさんいます。例えば、悪性度が低い肉腫で多発肺転移があり、積極的治
療はしていませんが、何年もそのままの人がいます。それは「近藤理論」から
言えば、おかしい。
――その一方で、最初は転移がなくても、その後、転移するがんも多い。
ステージIの乳がんとか、検診で見つかったがんは、「がんもどき」と近藤
先生は言うのです。ステージIのがんでも、怖い。少し放置しておくと、あっ
という間に転移するものがあります。
本にも書きましたが、5mmの乳がんの患者さんが、近藤先生に「放っておけ」
と言われた。次第に転移していって、18年後、最後は骨転移となり亡くなりま
した。18年間、がんと闘い続けたわけですよね。最初に手術をしたら、治って
いた可能性が高いのです。
――近藤先生は、抗がん剤の臨床試験についても、「生存曲線が上に凸の曲線
があるのは、人為的操作があるから」などと問題視しており、それに対して、
勝俣先生は科学的に反論しています。ただ、生物統計学が分かっている人なら、
そうした問題視をしないはずだとも思います。
その点は近藤先生が一番強調しているところなので、きちんと書く必要があ
りました。生存曲線は、死亡率が変化することによって、「上に凸」にも、「下
に凸」にもなります。しかし、近藤先生は、「上に凸」になっているのをおか
しいとして、ねつ造とか言っていますが、統計学的には全くそんなことはない。
だから僕自身は、(近藤先生は)分かっていて、わざと言っているのでは、
という気がするのです。面白半分でやっているところもありますよね。「専門
医は、なぜ反論しないのか」と煽ったりしている。そうしたやり方自身が、科
学者のやり方ではない。我々は喧嘩したいわけではないのです。科学的に冷静
に議論して、患者さんにより良い医療をやるために、冷静に議論すればいいわ
けです。
――ところが反対に、近藤先生の本を読んだ患者さんに対して、インフォーム
ド・コンセントを行うのにかえって手間がかかるようになり、現場の先生方に
負担をかけている。
大変ですよ。まだまだ近藤先生の本の方が、影響力が大きい。私の本など読
んでくれません(笑)。しかし、ちょっと勉強すれば、「近藤先生はおかしな
ことを言っている」ということは誰でも分かる。
――ご著書では、近藤先生の本の問題点を単に指摘するだけではなく、がんの
患者さんに対して、正しい治療を受けるためのアドバイスなども書かれていま
す。
例えば、緩和ケアについても、医師の間でもまだまだ誤解があります。私は
近藤先生を真っ向から批判しているのではなく、近藤先生が指摘する通り、過
剰な抗がん剤をすることで“抗がん剤づけ”にするのは、よくないと思います。
抗がん剤は、諸刃の刃ですから。いい面もあれば、悪い面もある。使い方を間
違えれば、患者さんを殺しかねず、十分に注意しなければいけません。
――先生の立場から見て、日本のがん医療で改善の余地が大きいのは。
腫瘍内科医という専門家が少ないというのは、日本にとって一番不幸なこと
だと思います。
――大学として腫瘍内科を講座として持っているところがまだまだ少ない。
そうです。腫瘍内科医は、ベースが内科医ですから、患者さんとよくお話を
して、より良い治療をコーディネートすることも我々の仕事です。腫瘍内科医
がもっと増えていくことが、日本のがん医療をよりよい方向へ発展させていく
ことと思います。
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この記事へのコメント
私の父は5年前の2009年のちょうど今頃、食道癌で、放置すれば3ヶ月程度で食道が塞がると言われましたが、抗癌剤の後、放射線を60グレイ照射しました。87歳の今も介護施設で生活しています。杖を使って自分で歩いて、柔らかめの食事をおいしいと言って自分で食べています。好物のまんじゅうもつかえずに食べれています。
父の食道癌は、2004年の脳梗塞入院時からずっと服用していた血液サラサラのための薬が影響しているのではないかと、私は推測しています。まあ、それまで、タバコは毎日40本以上、醤油やソースが大好きで、月に数回はグデングデンになるまで飲み明かす人でしたから、自業自得でもあります。
私は今年61歳になります。いわゆる正社員ではなかったので、勤務先での健診は受ける必要がなく、市役所からの年一回の健診で血液検査は受けていて特に問題なく来ました。でも、胃カメラなど消化器の精密検査も、子宮癌など生殖器の精密検査も受けたことがありません。
まだ、はっきり決めているわけではありませんが、私は、これからも、癌の精密検査は受けないような気がします。
父の治療過程に付き合ってきて、放射線治療は有効で侵襲の少ない良い治療方法だと思いました。ウチは最初から放射線治療を希望していたのに、その某有名大学病院の医師は、必死になって手術の承諾を取ろうとしました。手術しないことをはっきり意思表示した後の、彼ら医療者がとった手のひらを返したような冷遇と非礼な態度を、私は死んでも忘れません。
私はこれまで、父母の介護がらみで医者と話をせざると得ず、医者と話した後はどっと疲れてウチに戻るとグタッと動けなくなるくらい神経を使います。
親のことなので余計に神経を使うのかもしれませんが、私は、もう、これ以上、いわゆる「西洋医学」の医者と関わりたくない。あの人達は、患者のための医療をやらない。自分たち医者にとって有利な医療を患者に強要する。強要なんかしていない、と言われるのかもしれない、しかし、医者は、自分の意向に沿わない患者を、いかようにも処遇できる。生かすも殺すも、医者の思いのまま・・・・・。
ウチの父は、放射線治療のために転院したので、だから幸運だったと思います。その転院先の放射線医師は、技術が優秀である上に、丁寧に経過を説明してくださる方で、安心して治療を受けることができました。
転院した理由は、抗癌剤治療を受けた最初の某有名大学病院が、ちょうどその時放射線治療装置を入れ替えていて、そこでは放射線治療ができなかったからです。その事実を知らされたのは、抗癌剤治療を腎不全のため中断せざるを得なくなった段階でした。それまで、こちらは最初から放射線治療希望に〇をつけていたにもかかわらず、ずっと手術を勧められてきました。
放射線装置を入れ替えていて使えなかったので、当時82歳の老人に食道癌の大手術をさかんに勧めたのかもしれません。また、その担当医師は有名な外科医だったようで、82歳の食道癌手術を成功させたという実績を作りたかったのでしょう。
今振り返ると、やむをえず転院して放射線治療を受けたことが幸運を呼んだのだと思います。
もし同じ病院で放射線治療を受けていたなら、担当だった有名外科医から何らかの圧力があって治療はうまくいかなかったかもしれません。
患者は弱者です。患者の権利を守ります、なんて宣言してあっても、結局は、医者がやりたい放題できる。今の医療に仁の心を探すのは至難の業です。運が良いか悪いか、くじを引くようなものです。
近藤医師の書籍が売れる理由、私はよくわかります。
Posted by komachi at 2014年06月19日 07:10 | 返信
近藤誠さん。(あえて医師とはつけたくない)
週刊誌の女性自身、最新号に【ペットのがん治療】について記事が載っていました。
膨大な診察費を巻き上げられているんだとかなんとか・・・辟易です。
カルトの心理。
弱い心に、スーッと入り込み、当人は気づかないほど強烈な毒をまき散らす。
抗がん剤より、厄介だなぁ・・・
Posted by ままさん at 2014年06月19日 08:12 | 返信
komachiさんのコメントに同感です。
"迷える患者"がなぜ近藤氏の言葉にすがりたがるのか?
そこを癌治療に関わる先生方が自覚しない限り「近藤信者」は減らせないと思います。
癌になった身内たちがどのように扱われ、死んでいったかは簡単に忘れられるものではありません。
進行癌でも治療すれば3割の確率で治る。そこに希望を抱く人もいるでしょう。
7割の確率で治療は無駄な苦しみに終わる。そう言い換えることもできるわけです。
見放されるのでは、追い出されるのでは?という恐怖感なしに「試しにやってみて、嫌ならやめます」と、患者が自由に"わがまま"を言える日が来ることを願っています。
里寺からkomachiへの返信 at 2014年06月21日 01:44 | 返信
「転移腫瘍マーカーの存在を受診者に知らせない治療医は即刻変えよ」。
転移腫瘍マーカーは保健適用申請がされていないから受診者には知らされないでいる。
転移腫瘍マーカーは血中循環がん細胞(転移腫瘍細胞)から分泌されている。したがって末梢血からも検出できるが、検出された時点ではすでにがん細胞が全身に拡散している。転移腫瘍マーカーが陽性の場合には目に見えるがんを全て取り去ることができても再発・転移が起こり続けている。
転移腫瘍マーカーとは短縮型ミッドカイン(tMK)のことである。短縮型ミッドカイン(tMK)タンパク質特異的モノクローナル抗体及びその用途(平成19年2月23日特許取得)。
Posted by 工藤憲雄 at 2014年07月03日 12:20 | 返信
他臓器へ転移している悪性腫瘍(上皮性癌)には発癌性・増殖促進・基底の膜破壊による血管新生の三つの働きに直接に関わっているドライバー遺伝子変異が共通して認められています(11p11.2)。三つの働きをもつドライバー遺伝子に変異がない場合には全く転移していませんが変異している場合のすべてに転移が認められます。癌が発見された時点で変異か未変異かのどちらかになっています。転移しないがんを「がんもどき」という医師もいますが、そう致しますと「がんもどき」には11p11.2のドライバー遺伝子に変異がないということになります。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年08月08日 12:16 | 返信
「間違っているドライバー遺伝子変異の仮説」:ひとつの腫瘍の中でのドライバー遺伝子変異は一つである、との仮説が間違いであることが判明しています。肺癌と乳癌では癌の発生・進展に直接関わり癌細胞の生存が依存しているドライバー遺伝子変異が同一のものであることが証明されています。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年08月09日 08:34 | 返信
アンジェリーナさんは乳房除去手術を早まっています。tMK(胎児性増殖因子)が未発現の場合にはBRCA1.2に変異があっても乳癌にはなりません。tMK(胎児性増殖因子)が未発現のBRCA1.2変異では1998年から本日までの世界各国での乳癌の発生は皆無になっています。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年08月20日 08:14 | 返信
腫瘍マーカーといわれるものは50種類以上ありますが転移腫瘍マーカーといわれるものは人類に一つしか存在しないことが確定しています(国内外の著名学会誌発表)。最終的にがん患者を死に至らしめている実に90%が転移腫瘍マーカー(truncated MidKine)が陽性の転移なのです。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年08月30日 08:00 | 返信
再発・転移を手術前に知ることが出来るバイオマーカーの検査が可能になりました。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年09月18日 08:31 | 返信
1期のがんにおける幹細胞形成因子について説明しておきます。放つておいても進行しないがんには幹細胞形成因子が発現していません。幹細胞形成因子が発現していなければ放つておいても進行がんになることはありません。もう一つ重要な知見をお知らせします。それは分子標的薬が遠隔転移の発生剤にもなっていることです。原因はハーセプチンやイレッサなどのチロシンキナーゼ阻害剤の投与によって転移するがんだけに発現する幹細胞形成因子を発現することが分かってきたのです。幹細胞形成因子の作用機序が「抗がん剤は効かない(近藤誠医師)」VS「抗がん剤は効かないの罪(勝俣範之教授)」の論争に決着をつけています。幹細胞形成因子の作用機序についてはBritish Journal of Cancerに投稿論文が掲載されています。
Posted by 工藤憲雄 at 2014年11月13日 04:10 | 返信
工藤様
非進行癌には幹細胞形成因子が発現してないのですか?
分子標的薬が遠隔転移の発生剤になっているのですか?
チロシンキナーゼ阻害剤の投与によって転移する癌にだけ発現する幹細胞発現因子を発現するのですか?
非進行癌がどうかは遺伝子検査で分かるのでしょうか?
進行癌であるとか幹細胞形成因子があると分かれば、チロシンキナーゼ阻害剤は投与しない方が良い場合もあるのでしょうか?
近藤医師と勝俣教授の論争に決着が着くのなら、良かったです。
Posted by 大谷佳子 at 2014年11月14日 02:35 | 返信
大谷圭子様お答えします。転移している癌だけに発現している幹細胞形成因子は血中から検出できます。検出薬が特許取得されています。幹細胞形成因子を発現しているがん細胞が血中を循環しているからです。「チロシンキナーゼ阻害剤が犯す三つの大罪」をお読みください。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会) at 2014年11月29日 09:22 | 返信
チロシンキナーゼ阻害剤で、検索したのですが、よくわかりませんでした。
テレビで「七つの大罪」というアニメはやってましたけど(笑)。
Posted by 大谷佳子 at 2014年11月30日 09:58 | 返信
あ、失礼しました。
チロシンキナーゼ阻害剤で検索したら、「分子標的治療の低分子医薬品」と載っていました。
これは、専門の中の専門分野みたいですね。
これが三つの大罪があるのですか?
いずれ、飲まなくちゃいけないと気が来るのだから、勉強してみます。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月01日 04:09 | 返信
大谷佳子さん、ダジャレはおやめなさい、進行癌特異的幹細胞成長因子は貴方が講師をされている昭和大学の薬学部研究員が参加した米国立がん研究所のプロジェクト開発メンバーが発見したものです。チロシンキナーゼ阻害剤による遠隔転移発生剤とは薬剤性副作用のことです。大谷佳子さん貴方は本当に昭和大学医学部医療保健学科の講師ですか?。名前が見当たりません?。進行癌特異的成長因子についてはBritish Journal of Cancerに投稿論文が掲載されています。アニメではないので大谷さんには理解困難と思います。
Posted by 工藤憲雄 at 2014年12月01日 08:52 | 返信
申し訳ないのですが、私はただの鍼灸師なんです。
大谷佳子で検索しましたら、お偉い女性が、いっぱいいらっしゃるようですけど、私ではありません。
ましてや、昭和大学医学部医療保健学科の講師などとは申し上げたことも無いし、思ったことも無いので当惑しております。
長尾ブログにはケアマネジャー、母の介護をする家族としてコメントさせて頂いています。
お気を悪くなさったら、お許し下さい。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月02日 12:35 | 返信
大谷佳子さん済みません少し言い過ぎました。㊑じほう、㊑薬事日報に提供されている知見をお知らせします。「HER-2阻害剤が犯す三つの大罪」→HER-2阻害剤が産生の胎児肝臓成長因子が三つの大罪を犯す。一つ:乳管(上皮細胞)・小葉を囲んでいる基底膜を破壊する。二つ・基底膜の破壊と造血管によりがん細胞が血中を循環する、事実、胎児肝臓成長因子が検出薬(特許取得)によって血中から検出されている
三つ:細胞内基質分子の恒常的リン酸化亢進による制御なき腫瘍増殖。近々単行本が出版される予定です
HER-2阻害剤→ チロシンキナーゼ阻害剤。胎児肝臓成長因子が二量体化する受容体はチロシンホスファターゼ型受容体(コンドロイチン硫酸プロテオグリカン)でチロシンキナーゼ型受容体ではありません。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカ研究会会員) at 2014年12月02日 12:31 | 返信
お許し頂いて、少しほっと致しました。
私は、工藤様が、20代の学生の方だと勘違いしておりました。
それで、すこしくだけた物言いを、してしまいまして、失礼しました。
でも、内容が少し難しいのですけど、このような、医学.薬学.化学の複合的な世界があるのだなあと、思い知りました。
私達が、普段お医者さんから頂いているお薬も化学物質ですから、何も分からず服用しているわけですからね。
生薬など、例えば麻黄からエフェドリンが抽出され、アドレナリンの百分の一の作用があります。
そういう穏やかなお薬だと、未だ安心できるのですけど、化学反応で生産されたお薬は、よくよく副作用が無い事を、確定して服用したいものですね。
「HER-2阻害剤(チロシンキナーゼ阻害剤)が犯す三つの大罪」のご著作が出版されるとのことです。
私ごときに理解できるかどうか自信がありませんが、私が癌になった時のため、或いは誰かから相談された時のために読んで見たいと思います。
是非お知らせください。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月02日 11:37 | 返信
「HER-2阻害剤が犯す三つの大罪」
HER-2阻害剤が産生の胎児肝臓成長因子が三つの大罪を犯す(薬剤性産性)。一つ:乳管(上皮細胞)・小葉を囲んでいる基底膜を破壊する。二つ:基底膜の破壊と造血管によりがん細胞が血中を循環する。事実、胎児肝臓成長因子が検出薬(特許取得)によって血中から検出されている。三つ:細胞内基質分子の恒常的リン酸化亢進による制御なき腫瘍増殖。
国内外の著名文献に掲載。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月06日 08:31 | 返信
鍼灸専門学校時代は学生証さえ見せたら、阪大医学部の図書館や、京大医学部の図書館でも閲覧できました。
15年ほど前は、症例報告を書くために、千里に移転した阪大医学部図書館で、鍼灸学会の会員証を見せたら閲覧させて貰えました。
そういう教育研究に関しては、日本の大学は門戸を開いてくれて、素晴らしいと思います。
でも最近、亡き父や母の介護を10年近く、していますと英語もさっぱり中学生レベルになってしましました。
British Journal of Cancerですね。
大阪西梅田の厚生社に行けば、取り寄せてくれるかもしれません。
京都宇治の学園都市の国立国会図書館の関西館に登録すれば、閲覧できるかもしれません。
興味深く思うのですが、なかなか怠け癖がついて、行動に移ることができません。
せっかく大変重要な情報をお教え下さったのに、申し訳ございません。
まあ、いずれボチボチ、勉強したいと思います。必ず調べて見ます。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月09日 03:52 | 返信
がん患者さんたちに繰り返し申し上げます。死亡しているがん患者さんのすべてにtMKが発現していることです。国立がん研究センターやがん研究会の医師たちは患者さんたちには決して知らせてくれません。理由はtMKを標的とした治療薬が現在世界に存在しないからです(開発されていない)。後10年位かかると思いますが、現在の国立がん研究センターやがん研究会にはtMKの専門家が一人もいないことが気がかりです。もう一度tMKの呼称についてお知らせします。国内外の著名な学会誌に掲載されているいくつかの呼称として→癌特異的変異増殖因子、胎児肝臓成長因子、癌と胎児にのみ発現する増殖因子(抗原ではない)、転移腫瘍マーカー、閾値のない腫瘍マーカー、等です。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月09日 04:33 | 返信
がん患者さんたちに追加お知らせします。tMKを標的にした治療薬が存在しない理由として現在市販されている分子標的薬のほとんどが受容体型チロシンキナーゼおよびそれに結合する増殖因子を標的にしたものばかりだからです。tMKも増殖因子ファミリーの一つですが二量体化する受容体は受容体型チロシンキナーゼではなく受容体型チロシンホスファターゼなのです。したがって、がんと診断された患者さんたちにもしtMKが陽性になっていたなら(血液で検査ができます)、キナーゼ阻害剤などは効果がないだけでなく逆に阻害剤によってtMKを発現する遺伝子変異(11p)の起こることが判明しています。がんの患者さんたちは治療前にtMKの発現有無を医師に必ず検査を要求しなければいけません。tMKの検査をしなければイレッサ(チロシンキナーゼ阻害剤)の重篤副作用で悲惨な死を遂げられた近澤三津子さんの二の舞に成り得ます。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月10日 08:37 | 返信
私は、現在は癌の検査の結果は出ていませんが、工藤様の仰る事は大体理解できるように思います。
工藤様が、腫瘍マーカーや、癌の治療については、他人事とは、思っていらっしゃらない事はよくわかります。
工藤様も、ご自身のブログを立ち上げて、腫瘍マーカーや癌だけでなく、ご自身の事や、季節のことなどお書きになれば、より多くの方に理解して頂けるのでは無いかと存じます。
是非ブログを、立ち上げて下さい
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月10日 11:55 | 返信
近澤美津子さんで検索して、ブログを拝見しました。
イレッサに対する怒りや嘆きの声は大きいですね。
イレサだけではなく、プロテイン阻害剤の副作用に対する嘆きの声は、かなり深いものがありますね。
近藤誠氏への人々の期待の背景には、このような実際の被害者さんの思いがあるのでしょう。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月11日 11:40 | 返信
「近澤三津子さんに悲惨な死をもたらしたイレッサ(チロシンキナーゼ阻害剤)の場合」
イレッサの投与で発現しているのが組織修復を目的とした線維化促進分子のMidKineです。
発現したMidKineが肺線維症(間質性肺炎)を発症させます。発現し続けるMidKineの遺伝子(11p)に変異が起こって発現するのが転移で死に至らせるtruncated MidKine(tMK)です。近澤三津子さんの場合にはtMKの発現する以前のMidKineによる重篤な肺線維症(間質性肺炎)で亡くなっています。イレッサ投与後にMidKineの検査をしていたなら近澤三津子さんの悲惨な死は回避できたのです。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月13日 12:27 | 返信
①;ゲフィチニブは商品名はイレッサと言われ、間質性肺炎の副作用が有名で、裁判が起こされている。
②;ダサニチブは、商品名スプリセルと言われ、副作用は骨髄抑制、出血、体液貯留、感染症、間質性肺炎、腫瘍性崩壊症候群、心電図QT延長、心不全/心筋梗塞、急性腎不全、肺動脈性高血圧症が記されています。
③;ボスチニブは、商品名ボシュリフと言われ、慢性骨髄性白血病の治療薬とされたが、副作用は肝炎、肝機能障害、重度の下痢、骨髄抑制、体液貯留、ショック、アナフィラキシー、心障害、感染症、出血、膵炎、間質性肺炎、腎不全、肺高血圧症、腫瘍崩壊症候群とされ、欧米では肝障害のある患者には禁忌とされている。
そこまでは分かりました。
製薬会社と認可する厚生省も、もっと調査して欲しいですね。
それでtruncated MidKineが陰性なら安全で、陽性なら危険と言うか予後不良といえるのですか?
工藤様は、tMKの特許を取っていらっしゃるとのことですけど、それは高額なのですか?
ノーベル賞の山中教授のように、安く設定していらっしゃるのではないでしょうね?
去年のノーベル賞は「ヤマナカ教授」の名前で湧いたのに、私はボケてしまって忘れるところでした(笑)。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月15日 12:08 | 返信
「転移で死に至っているがん患者のほぼ全員にtMKが検出されている」
掲載文献:British Journal of Cancer, Breast Cancer Reseach and Tratment,Japanese Society for Molecular Tumor Marker Research,
「チロシンキナーゼ阻害剤が死に至るtMKを発現している」
「近澤三津子さんに悲惨な死をもたらしたイレッサの場合」
tMKの発癌・転移機構について→「チロシンキナーゼ阻害剤が犯す三つの大罪」に掲載されている
tMKは掲載されている文献によっていくつかの呼称がある→癌特異的変異増殖因子、胎児肝臓成長因子(胎児造血器官発達因子)、転移腫瘍マーカー、癌と胎児にのみ発現する増殖因子(抗原に非ず)etc.
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月16日 08:34 | 返信
工藤様に、お伺いしたいのですが、ネットでBritish Jounal of Cancerと言うサイトがありますが、そのサイトで検索したら「チロシンキナーゼ阻害剤が死に至るtMKを発現している」と言う文献が、見ることができるのでしょうか?
Breast Cancer Reseach と言うサイトもありましたが、”Tratment"と言う言葉は、Treatmentのことでしょうか?
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月17日 01:00 | 返信
大谷佳子様、Tratmentは間違いでTreatmenntです申し訳ありません。tMKの発癌・転移機構についてはtMKに関する論文、文献に詳しく掲載されています。私も学会で発表しています。イレッサ(チロシンキナーゼ阻害剤)による発癌・転移機構については「近澤三津子さんに悲惨な死をもたらしたイレッサの場合」に詳しく記述されています。貴方のメールアドレスかFAX番号を発表されたらお知らせしてくださる方がいらっしゃると思います。貴方はがんの知識欲に非常に熱心ですが「がんと宣告された」ことがおありなのですか、それとも単なる好奇心からですか?。私は仕事の性質上一昨年に「がんの検診を受けない40周年」を迎えています。3年後にも私が生きておりましたなら「がんの検診を受けない45周年」を祝うことにしています。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月17日 09:37 | 返信
私は、今のところは「癌の可能性がある」と言われたことはありません。
胃腸外科で「あ!脂肪肝」と言われたので、これ以上お酒を飲んでいると肝癌の可能性はあります。
私は、鍼灸師で、ケアマネジャーなので、患者さん、利用者さんに相談された時に、できるだけ患者さんに為になる真実が知りたいのです。
ちょっと道端で、主婦と会話しても「私は、肺癌の手術をしたのだけと、あんまり調子が良く無くてね」等と、癌の人が多いです。
しかし、私は、「癌」について好奇心があると言うより、長尾先生のブログにせっせとコメントを書いている工藤様に好奇心を持っているのだと思います。
私のアドレスは、fr6jd8@bma.biglobe.ne.jp です。よろしくお願いします。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月18日 01:02 | 返信
また間違いました。Tratmentは間違いでTreatmenntも間違いでTreatmentです。私のコメント内容は私が1000万円で設立したバイオベンチャーに大手銀行(5大銀行の一つ)・大手製薬企業・独立行政法人の科学技術振興機構(文部科学省傘下)などから数億円レベルの出資により私がリーダとなって主催した産学官プロジェクトによる知見の一部です。がん関連の五つの特許取得を目指していましたが私の身内に不幸があり帰郷しました(2000年~2006年)。特許の取得は二つのみです。現在プロジェクト知見の整理をしている最中です。プロジェクトに参加した学は、東京大学医学部、東京大学医科学研究所、群馬大学医学部、福島県立医科大学、東京工業大学、早稲田大学、国立がんセンター、理化学研究所、です。
Posted by 工藤憲雄 at 2014年12月18日 01:01 | 返信
産学官のプロジェクトを立ち上げるのに、1000万円、それまでの、研究費に同じくらいかかって、学位を取るのにも、たくさんの教育費がかかっているのでしょうね。
とても、特許料0円と言うわけにはいきませんね。
そうすると、工藤様は、プロジェクトの代表取締役ということですか?
私は、科学研究所の研究員だと思っていました。
tMKの効果が認められて、普及するといいですね。
tMKが陽性でも、「完治する方法」が発見されたらいいのですが...。
工藤様も、3年と言わず、この先も長生きなさって、もっともっと癌の本質と治療方法を研究してください。
「近澤三津子さんが、イレッサで苦しんだ...。」を検索して読んでみます。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月19日 02:14 | 返信
がんで死亡した人には例外なくtMK(癌特異的変異増殖因子)が発現しています。2012年にがんで死亡した人は36万人です。tMKを発現していないがん患者さんたちは36万人の死亡数に含まれていません。
がんと宣告された患者さんたち、貴方たちはtMKを発現していますか?いませんか?、検査をしてください。検査によって治療有無の選択に天地ほどの違いが起こります。
Posted by 工藤憲雄 at 2014年12月19日 09:58 | 返信
そのtMKの検査は、何処の病院で受けられるのですか?
費用は保険が効かないのですね。お幾らぐらいなのでしょうか?
「自分は癌だ」と言っている人に勧めたいと思います。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月20日 12:00 | 返信
大谷佳子さん。tMKの検査をしている病院はありません。特許申請時にプロジェクト参加の大学病院の患者さん数百名から協力を得るためのデーター検査をしております。私の身内に不幸があって帰郷していなければ保健適用検査になっていたと思います。大手製薬企業数社が私を訪ねて特許契約の交渉をしましたが妥結に至っていません。お金の駆け引きばかりで嫌気がさしてわたくしからことわっています。
わたくしの考えでは転移で死に至る患者を救うために無償での検査を検討していますが、協力してくれる病院が必要です。tMKの研究で非常に熱心な先生としては金沢医科大学の伊藤透教授(内視鏡センター長)がおります。私と何度かメールのやり取りをしています。伊藤先生にご相談されてはいかがですか。貴方のメールに文書を添付しますが、重要なことをお知らせいたします。検査薬(特許取得)とは抗体のことです。この抗体は検査薬としてばかりではなくtMK発現の転移癌を非常に強く増殖抑制もしています。しかも正常組織には全く作用しないので副作用がないのです。このようなtMKの特性から上記の製薬企業は抗体医薬として交渉にきているのです。ハーセプチンも抗体医薬ですがtMK発現の転移性乳癌には全く効果がありません。理由はハーセプチンはtMKに結合しないからです。帰郷後、この件について乳癌患者会の代表世話人から執拗に問い合わせがきておりますが嫌気がさして断わっています。無知のみならず言動が異常なのです。乳癌患者の多くに精神疾患が認められます。大谷さんの知り合い患者さんはいかがですか?。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2014年12月22日 11:58 | 返信
私の知り合いは、「肺癌の手術を、受けた」と申していました。
彼女にtMKの検査を受けさせて、もし陽性だったらと思うと心配です。
Posted by 大谷佳子 at 2014年12月23日 02:21 | 返信
tMK検出キットを作成しましたが非売品のため常時在庫はありません。検査を希望する施設(病院でなくてもよい)がありましたら特許無償で提供いたします。陽性だったらと思うと心配です→陽性だったらtMKを発現して場合の治療法は現在世界にありませんのでお気の毒ですが死を待つのみです。tMKが陰性で亡くなった患者さんはおりません。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年01月06日 10:44 | 返信
工藤様、高校時代の、恩師は「即座に理解した」と言ってくれましたけど、中学校時代の副委員長の女性は、都立の有名高校を、出ているのに、長年文部省の公務員生活をして、今は東京都の区の健康相談員になっているので、メールの添付したのですけど、なんかよく理解できないと言ってきました。
何で理解できる人と、できない人が居るのか分かりません。国家公務員になると知能が低下するのかも。
それはそうと、肺癌の方に、抗癌剤を投与して、そのあとにtMKの検査をするのですけど、それは肺癌の色々な種類に関係ないのですね?引き続き、賀状をくれた連中に、資料を印刷して送ろうと、思います。
暮れと、お正月の母が脳梗塞の発作を、起したので、何もかも遅れています。
Posted by 大谷佳子 at 2015年01月06日 03:41 | 返信
tMKが陽性の肺癌の場合にはすべてが進行性肺癌になっています(Histol Histopathol/18:129-134)したがって抗ガン剤の投与は無意味というより副作用で体を痛めるだけです。陰性の場合に治療するか否かは本人次第です。肺癌で死に至っている患者のすべてにtMKの発現が認められています。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年01月08日 09:25 | 返信
進行がんにのみ発現しているバイオマーカーは日本で発見されています。人類に一つしか存在しないことも判明しています。このバイオマーカーはステージ0の段階から発現しています。国立がん研究センター及びがん研究会で検査ができないのは検出薬(特許取得)が供給されていないからです。欧米にも知らされていません。がんに関して欧米が後進国と言われている所以です。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月02日 09:23 | 返信
工藤先生、今更このような質問をするのは、お恥ずかしいのですけど、tMKの検査をするのは、癌検査をする患者さんの身体に、直接tMK検査薬を注射して、その後患者さんの血管内の血液が陽性なのか、陰性なのか、見るのでしょうか?
それとも、患者さんの血液を取り出して、試験管の中に、tMK検査薬を投与するのでしょうか?
直接患者の体に投与するのでは、負担が大きい様に、思われます。
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月03日 01:40 | 返信
血液を採取して抗tMK抗体(特許取得)でtMKの有無を確認するだけです。血液を採取して血糖値を測定するのと同じ方法です。原発巣と転移巣の組織抽出物を採取して検査もできます。tMKが検出されたら助かる見込みは全くありません。理由はtMK及びtMKが結合している受容体に対する分子標的薬が未だ創薬されていないからです。tMKが検出されない場合で死に至っているがん患者は現在までに確認されていません。がん患者が死に至っている90%が転移癌ですがこの90%の転移癌のすべてにtMKが陽性になっています。残りの10%は合併症によるものです。大変お気の毒ですがtMK陽性の患者さんはご先祖様への旅たちを準備されるべきと存じます。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月03日 11:59 | 返信
もう一つ、質問させてください。
もしtMK検査が陰性だった場合は、転移性癌ではないので、抗癌剤は投与しなくても、治癒するということでしょうか?
”tMK検査が陽性でも、抗癌剤は効かないから抗癌剤が不要である。tMK検査が陰性でも、抗癌剤は使わなくても、自然に治癒するから、抗癌剤は不要である。”
と言うことですね。
どっちみち、抗癌剤は不要であるということですね?
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月04日 03:00 | 返信
tMK検査が陽性及び陰性の場合に抗癌剤を投与するか否かは患者自身が決めることです。国内外の著名ながん学会論文ではtMKは進行性癌組織にのみ発現して非癌組織からは検出されたことがないということです。tMK陽性で抗癌剤を不要とするか?、tMK陰性で抗癌剤を投与しない?の判断は患者自身が決めることです。tMKはがん細胞の増殖・浸潤・転移の特性を規定する分子です。現在人類には1分子のみで増殖・浸潤・転移の特性を規定しているのはtMK以外に発見されていません。tMKに対する治療薬が開発されたなら全世界で死に至っているがん患者は壊滅的に激減するはずです。しかも非癌組織に発現していないので副作用皆無の可能性を秘めています。残念ながら未だtMKに対する治療薬は開発されていません。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月05日 09:25 | 返信
済みません。先日のコメントを探したのですけど、ちょっと見あたらばいのでけど「肺癌におけるtMK検査を実施するにあたり、一回だけ抗癌剤イレッサを投与したのち、tMk検査を実施した時に陽性であれば転移性癌であるから、抗癌剤を使用しても死の転帰をとる。進行性癌でないと気は、tMk検査が陰性になる」と、記憶しているのですけれど、肺癌の場合は、一回だけ抗癌剤を投与するのでしたでしょうか?
ご多忙のところ、質問しまして、済みません。
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月07日 01:33 | 返信
tMKは肺癌の進行性癌組織から検出されていますが非癌組織からは検出されたことがありません。
tMKが二量体化する受容体はイレッサが抑制作用する上皮成長因子受容体(EGFR)ではありません。
したがってイレッサの投与でtMK検査は何らの影響も受けません。ただしイレッサはがん細胞のみならず正常細胞のEGFRにも作用しますのでイレッサの投与によってtMKを発現する塩基置換変異を惹起することが判明しています。つまりイレッサの投与によって「ことごとく死に至っているtMK発現の進行癌を発症させていることが解明され学会発表されています。」
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月08日 09:29 | 返信
工藤先生、ありがとうございました。。
何とか、tMk検査薬の大規模な試験投与ができればよいですね。
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月09日 11:36 | 返信
tMKの検査を実施いたします。検査依頼が膨大になっているために保険適用申請はいたしません。
検査を実施する企業は1社のみです。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月09日 07:55 | 返信
工藤先生のtMk検査薬を使って検査して下さる企業があったのですね。良かったです。
私は何の役にも立ちませんでしたが、工藤先生と、工藤先生のtMk検査薬の増々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
Posted by 大谷佳子 at 2015年02月10日 11:19 | 返信
転移するガンだけを攻撃する抗体を作成いたしました(特許成立)。現在世界の何処の国でも創薬化されていません。理由は転移するがんだけに特徴的な分子の存在が知られていなかったからです。
がん患者を死に至らしめている転移の医学的根拠を学会発表いたしました、発表者は私です。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年02月24日 02:03 | 返信
がん細胞の定義が変更されています。変更以前とはいくつか阻害標的が異なっていますので医師は沈黙して教えてくれません。変更以前の治療において死に至っていることも判明しています。
Posted by 工藤憲雄 at 2015年05月05日 09:03 | 返信
「がんもどき」のエビデンスを証明する遺伝子が発見されました。がんもどき論争に終止付が打たれます。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年06月10日 04:39 | 返信
多くの癌遺伝子(原癌遺伝子変異)が確認されているが癌転移遺伝子は世界各国いずれにおいても一種類しか確認されていません。前癌転移遺伝子に1塩基置換変異が起こって癌転移遺伝子になります。前癌転移遺伝子は11p11.2に存在します。癌転移遺伝子に悪性転換することによって転移する癌(上皮性悪性腫瘍)が発症するのです。「転移しない癌」なるものは存在しません。癌転移遺伝子産物が陰性の癌など存在するわけがないのです。したがって癌転移遺伝子産物が検出された時点ではすでに他臓器に転移済になっています。転移するがんを「本物のがん」という医師もおりますが「がん」とは上皮性なのか?非上皮性なのか?よくわかりません。転移しないがんを「がんもどき」という医師がおりますがもしそうなら「がんもどき」には癌転移遺伝子産物が陰性ということでしょか?。誰か教えてください。
Posted by 工藤憲雄(日本分子腫瘍マーカー研究会会員) at 2015年06月20日 08:53 | 返信
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