「はやく結婚しろ」
「子供を生め」、などの問題発言。

この発言主を探すために声紋分析までやると新聞に書いていた。
そんなことがあるのだろうか。

私が驚いたのは、発言主が２回も「発言したのは僕ではない」とインタビューに応えていた点。
白昼堂々、そんな嘘をつける図太さが信じられないと思った。

きわめて小心者の自分には、到底、考えられない嘘。
そんな嘘が平気で言えるのが政治家なんだな、と思った。

そんな子供みたいなことを、と呆れられるかもしれない。
「嘘つきは政治家の始まり」だと誰かに習ったことを思い出した。

バレたならば、今度は謝ればそれで済むものだろうか。
どう考えても、そんなものではないと思う。

ヤジるのは、圧倒的多数の自民党員の驕りそのものだろう。
奢れるものは久しからず、という言葉を思い出した。

福島県人に対しての「金目だろう」発言の石原議員にも、驕りを感じた。
政治家、特に大臣の発言は重いのに、気が緩んだのだろう。

しかし、驕りだけなら、分らないわけではない。
２度も公式に白々しい嘘を述べたことは、議員として救いようがないのでは。

議員という職業は、言葉を売る商売。
だから彼の嘘は、医者が意図的に患者を殺したことに匹敵する程、罪深い。

あるいは、議員の威厳をおとしめた点が、最も罪深いと思った。
そしてそのようなひとを税金で支えている東京都民が可哀そう。

ヤジには百歩譲れても、ウソの連続は許されない。
両者は、１００倍重みが違うと感じた。

自民党の驕りが透けて見える、最近。
一方、野党のタルミも素人でも充分感じ取れる。

何をやっているんだ永田町、
と国民こそヤジりたくもなる。

不幸なのは、国民、都民。
でも、そんなアホな議員を選んだのも、国民、都民。

そんな中、朝日新聞で、映画監督の山本晋也氏の発言が目についた。
集団的自衛権の法案に強く反対する、あの監督さんがしっかり発信していた。

当院にも来て、ワイドスクランブルという番組の中で
「平穏死」をとりあげてくれた監督さんだ。→その映像はコチラ

個人的にもいろんな話をしたが、晋也監督の言葉には嘘が無い。
一方、政治家の発言はまさに嘘だらけ。

「一強多弱」が、勝者の驕りと敗者の退廃を生んでいる。
そこにつけこまれないように、国民はしっかり監視しないと大変なことになる。

本当はこんなアホらしいニュースで騒いでいるような状況ではない。
もっと大切な議論を、みんなで重ねないといけない大事な時なのに・・・


ＰＳ）　こんな大事な時になんですが、みなさま、クリック、ありがとうございました！
　　　　２３時半まで仕事が続いて疲れて帰ってきたけど、とっても元気を頂きました。

　　　　「ブログの順位にこだわるなんて子供みたい」、とよく笑われますが、
　　　　精神年齢が５歳ぐらいで止まっている、子供なのです。

　　　　昨日の第１回目の食事は、１３時半。
　　　　今日は朝から１５時間、１分も休みみなく働いた。

　　　　でも、躁とちゃうねん、鬱でんねん。