台風の進路予想では、明日の昼には岡山県か姫路市に来るようだ。
私はその姫路市で13時から平穏死の講演をする予定になっている。

普通は、９９．９９％、中止でしょう。
誰も来れないし、来ても警報が出ているので来聴者の往復が危険だ。

しかし明日の主催者は、「何があっても絶対にやる！」と今も言っている。
今日は、わざわざ、それを言うだけのために姫路から伊丹まで2時間かけて来られた。

明日の朝一番から、鉄道も高速道路も不通になる可能性がとても高い。
尼崎から姫路まで行く手段が無くなる可能性が大。

主催者にそう言うと、「今夜これから、姫路まで来てホテルに泊まって下さい」と言う。
そして、「私の力で台風を避けさせます！」など、信じられないことを言う。

なんて強引で楽天的な主催者なんだろう。
そこまで私の講演に熱心な人は見たことがない。


私も、もうこの人の言うなりになることに決めた。
日ホスの打ち上げの後、家に帰らずに、姫路に向かうことにした。

急きょ、姫路のホテルにチェックインして、これを書いている。

NHKニュースによると、明日13時には、台風は、この姫路付近に来るそうだ。

つまり、明日は、台風の目のなかで本当に講演することになりそうだ。

しかしそもそも誰が講演に来ると言いうのか？
第一、落ちついて話を聞けないじゃないか。

果たしてどうなるのだろう？

９９．９９％諦めていたことに、明日、奇跡は起こるのかな？
正直、いくら念じても無理だと思う。

ドンピシャ、その時間に、講演会場を通過しそうなのだ。

果たして、結果は明日の夜に報告します。

台風の進路におられる方、くれぐれもご注意を。
とてもそんなことを言える身分ではありませんが。