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終末期の法律に関する日本医師会の見解
2014年09月04日(木)
7月某日、自民党本部で終末期医療に関する法律案のプロジェクトチームの
勉強会が開かれていた。
今年になってから数回目だったであろう。
勉強会が開かれていた。
今年になってから数回目だったであろう。
冒頭のみメデイアの撮影はOKだが、
議論が始まると、全部シャットアウトで完全クローズドの会議。
ひな壇の上には、2人の男性が並べられていた。
日本医師会副会長と日本尊厳死協会副理事長。
偶然だが、自分は2人ともよく知っていた。
日本医師会副会長は、28年前の私の上司(当時は病棟主任)だった。
彼は、このPTの席で、冒頭、こう発言した。
「僕は尊厳死には賛成かだが、尊厳死法には反対だ」
会が始まるまえには、私に気を使ってか、こうも言ってくれた。
「長尾先生が言っていうことはよく分るよ」
しかしPTの議員さんからろんな質問を受けて、一時、シドロモドロになっていた。
日本医師会という組織を背負っている以上個人的な見解は控える立場にあろう。
その日本医師会の現在の立場は以下のようである。
◇安楽死と尊厳死の法制化の現状
町野 朔(上智大学名誉教授) →こちら
私は2点、指摘しておきたい。
1 ガイドラインができて以降、訴訟が起きていないのでOKは大間違い。
多くの不平不満が起きて、医療否定のような極論が支持されている。
2 まるで人ごとのような立場、いや所詮、素人の人ごとなのだ。
当事者意識が無いと思える。こうした極限状況は病院で起きているのである。
なぜ、こんな少し昔の話を、今日書くのか。
1 塩崎さんが厚生労働大臣になったから。
1年前、議員会館の終末期の勉強会で彼は私の隣に座っていた。
私の「平穏死・10の条件」という本を、線を引きながら、懸命に読んでくれていたから。
国会議員さんで、私の本を熟読しているひとを始めてみた。
(蛇足だが、来週発売の週刊現代誌上での向井万起男先生との対談記事が載るが
彼は、私の私の本2冊を、海外で熟読してから私との対談に臨んでくれた。嬉しかった)
2 今日のアピタルには、大津市医師会にいて書いた。
明日は、高石市医師会について書く。
先週末に講演に呼んで頂いた2つの医師会は、死生観に正対していると感じた。
つまり、日本医師会と地区医師会は相当な温度差があるように感じたからだ。
議論が始まると、全部シャットアウトで完全クローズドの会議。
ひな壇の上には、2人の男性が並べられていた。
日本医師会副会長と日本尊厳死協会副理事長。
偶然だが、自分は2人ともよく知っていた。
日本医師会副会長は、28年前の私の上司(当時は病棟主任)だった。
彼は、このPTの席で、冒頭、こう発言した。
「僕は尊厳死には賛成かだが、尊厳死法には反対だ」
会が始まるまえには、私に気を使ってか、こうも言ってくれた。
「長尾先生が言っていうことはよく分るよ」
しかしPTの議員さんからろんな質問を受けて、一時、シドロモドロになっていた。
日本医師会という組織を背負っている以上個人的な見解は控える立場にあろう。
その日本医師会の現在の立場は以下のようである。
◇安楽死と尊厳死の法制化の現状
町野 朔(上智大学名誉教授) →こちら
私は2点、指摘しておきたい。
1 ガイドラインができて以降、訴訟が起きていないのでOKは大間違い。
多くの不平不満が起きて、医療否定のような極論が支持されている。
2 まるで人ごとのような立場、いや所詮、素人の人ごとなのだ。
当事者意識が無いと思える。こうした極限状況は病院で起きているのである。
なぜ、こんな少し昔の話を、今日書くのか。
1 塩崎さんが厚生労働大臣になったから。
1年前、議員会館の終末期の勉強会で彼は私の隣に座っていた。
私の「平穏死・10の条件」という本を、線を引きながら、懸命に読んでくれていたから。
国会議員さんで、私の本を熟読しているひとを始めてみた。
(蛇足だが、来週発売の週刊現代誌上での向井万起男先生との対談記事が載るが
彼は、私の私の本2冊を、海外で熟読してから私との対談に臨んでくれた。嬉しかった)
2 今日のアピタルには、大津市医師会にいて書いた。
明日は、高石市医師会について書く。
先週末に講演に呼んで頂いた2つの医師会は、死生観に正対していると感じた。
つまり、日本医師会と地区医師会は相当な温度差があるように感じたからだ。
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