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がんを放置した人、しなかった人
2014年10月21日(火)
いずれにせよ
「がんもどき仮説に基づくがん放置療法」という論理は間違いで
こうした極論で世間を惑わすことは、医師が行う仕事ではない!
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私は、3年前に健診において便潜血が陽性と判断され内視鏡で盲腸部におおきな腫瘍が見つかりました。近藤誠先生の著作物は何冊か読んでいて診断を受けてからも再読しましたが、放置しておくと「腸閉そく」になるので、迷わずに「開腹出術」をしてもらいました。入院も、点滴も生まれてはじめてで、貴重な体験をさせてもらったと思っています。生検の結果「ステージⅢb」と診断されて、術後の抗がん剤治療を受けました。UFT、TS-1からゼロックス療法も経験しました。ゼロックスでの副作用がきつかったので、主治医に相談したら「中止しましょうか」ということになり、化学療法は予定の60%ぐらいでリタイアしました。。私の「がん」は、すでにリンパ節や静脈に転移していたので近藤先生のいわれる「がんもどき」ではなく「本物」のそれだと思われます。最初の2年間は、定期検診のたびにビクビクしマーカーの変動に一喜一憂していましたが、3年目に入ると慣れ鈍感になったのかビクビクしないようになりました。来月で3年を迎えますが、現在のところ、マーカーも安定しており、CT画像でも異常は発見されていません。
今は、日々の生活の中で、できるだけ「再発」しにくいように、食事や運動などに気を付けているようなところです。それが、自分のできめ「抗がん」だと思っています。
近藤誠先生の書かれていることや発言内容は「がんもどき」とか「放置」とか素人にとって、わかりやすく、受入れやすいとは思います。でも、「がん」は、人が一人ひとり違うように、ひとつとして同じものはないと思います。白か黒かで二分できるものでぱないと思います。
私は「もし、再発したらどうするか」について、時々、考えることがありますが、主治医が「抗がん剤」を勧めてきたら、とりあえずは、比較的副作用の少ないUFTぐらいは、やってみてもいいかなぐらいで考えています。でも、その時になってみないと、どうするかは分からないと思います。自分の命は、自分だけのモノではありません。家族や、会社や、周りのことも考える必要があると思っています。何が最良の方法なのかを、自分で考えて判断するしかないと思います。
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私は、3年前に健診において便潜血が陽性と判断され内視鏡で盲腸部におおきな腫瘍が見つかりました。近藤誠先生の著作物は何冊か読んでいて診断を受けてからも再読しましたが、放置しておくと「腸閉そく」になるので、迷わずに「開腹出術」をしてもらいました。入院も、点滴も生まれてはじめてで、貴重な体験をさせてもらったと思っています。生検の結果「ステージⅢb」と診断されて、術後の抗がん剤治療を受けました。UFT、TS-1からゼロックス療法も経験しました。ゼロックスでの副作用がきつかったので、主治医に相談したら「中止しましょうか」ということになり、化学療法は予定の60%ぐらいでリタイアしました。。私の「がん」は、すでにリンパ節や静脈に転移していたので近藤先生のいわれる「がんもどき」ではなく「本物」のそれだと思われます。最初の2年間は、定期検診のたびにビクビクしマーカーの変動に一喜一憂していましたが、3年目に入ると慣れ鈍感になったのかビクビクしないようになりました。来月で3年を迎えますが、現在のところ、マーカーも安定しており、CT画像でも異常は発見されていません。
今は、日々の生活の中で、できるだけ「再発」しにくいように、食事や運動などに気を付けているようなところです。それが、自分のできめ「抗がん」だと思っています。
近藤誠先生の書かれていることや発言内容は「がんもどき」とか「放置」とか素人にとって、わかりやすく、受入れやすいとは思います。でも、「がん」は、人が一人ひとり違うように、ひとつとして同じものはないと思います。白か黒かで二分できるものでぱないと思います。
私は「もし、再発したらどうするか」について、時々、考えることがありますが、主治医が「抗がん剤」を勧めてきたら、とりあえずは、比較的副作用の少ないUFTぐらいは、やってみてもいいかなぐらいで考えています。でも、その時になってみないと、どうするかは分からないと思います。自分の命は、自分だけのモノではありません。家族や、会社や、周りのことも考える必要があると思っています。何が最良の方法なのかを、自分で考えて判断するしかないと思います。
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