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肺がん診断遅れで4000万円
2014年10月31日(金)
77歳の男性の肺がんの診断の遅れで開業医に4000万円の判決。
がんを放置せよ!という医者が法廷に立てば、どう反論するのか。
がんもどき理論に対して、時の司法はどのような判決を下すのか。
がんを放置せよ!という医者が法廷に立てば、どう反論するのか。
がんもどき理論に対して、時の司法はどのような判決を下すのか。
がん手遅れは開業医に責任 富山地裁、約4000万賠償命令
07/03/01
記事:共同通信社
提供:共同通信社
ID:500014
夫=当時(77)=が肺がんで死亡したのは、エックス線写真での診断を誤り、精密検査の指示を怠ったためなどとして、妻が富山市内の開業医に対し約5370万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁は28日、約4260万円の支払いを命じた。
判決理由で佐藤真弘(さとう・まさひろ)裁判長は「精密検査を行い、治療を始めていれば肺がんが手遅れとなるまで進行することはなく、救命が可能だった」と指摘した。
判決によると、夫は1995年12月、胸の痛みを訴えてこの開業医を受診し、エックス線検査を受けた。その後も複数回受診し、医師は肺炎を疑ったが、肺がんの疑いがあることを認識してなかった。また、肺がんの確定診断のための設備がある総合病院での精密検査を勧めるべき注意義務を怠った。
99年、別の病院で受診したところ肺がんと診断され、2001年2月、死亡した。
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この記事へのコメント
私は鍼灸師なので、レントゲン写真の見方は分かりません。時々病院に勤める鍼灸師の症例報告や、患者としての立場で、レントゲン写真の説明を受けるのですが、難しいです。
でも、富山という地方のお医者さんも、レントゲン写真で見落としがあったのですね。
患者さんの家族も裁判に訴えるのですね。裁判長もよく判決が出ましたね。誰か医学に詳しい裁判官か、法曹界の方がいらっしゃるのでしょうかね?
いずれにせよ、不幸な事件ですね。
Posted by 大谷佳子 at 2014年11月01日 02:50 | 返信
これは 山崎豊子さんの小説 「白い巨塔」 と同じ展開ですね
Posted by 薬剤師 井澤康夫 at 2014年11月01日 08:59 | 返信
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